上場祝いにおすすめの胡蝶蘭3選!贈る際のマナーや注意点も解説

お得意先や取引先が株式上場したときに、お祝いとして胡蝶蘭を贈る場面が多く見られます。企業の記念すべき日に胡蝶蘭を選ぶには、どのような点をチェックすると良いのでしょうか。今回は、上場祝いに胡蝶蘭を贈るときのマナーや選び方を解説します。


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上場祝いに胡蝶蘭は最適!その理由は?

上場祝いに胡蝶蘭が最適といわれるのには、どのような理由があるのでしょうか。胡蝶蘭の選び方を知る前に、贈る理由を理解しておきましょう。

「幸せを運んでくる」「根付く」という意味がある

胡蝶蘭には「幸福を運んでくる」という花言葉があります。胡蝶蘭の花びらが、蝶が羽を広げて休んでいる姿に似ており、蝶が幸せを運んでくるというイメージから花言葉がつけられたといわれています。

また、「根付く」という花言葉もあります。胡蝶蘭は鉢植えで贈られることが多いため、「社会に根付いて仕事をする」と意味を込められているのです。

これらの花言葉から、胡蝶蘭は上場祝いに最適の贈り物といわれています。

贈られた数で会社の威信が示せる

胡蝶蘭は、ビジネスシーンにおけるお祝いの場面で贈呈するのに最適な花です。胡蝶蘭を贈られることは会社のステータスともいわれ、贈られる数で会社の威信や信頼度を示せるため、先方に喜んでもらえることがほとんどです。

また、胡蝶蘭は見た目が華やかで豪華さもあり、上場祝いとして贈るのに適しています。

お世話に手間がかからない

上場祝いには、多くの企業から花が届きますが、花の手入れに手間がかかってしまうと、かえって取引先に迷惑をかけてしまいます。胡蝶蘭は、手間がほとんどかからないため、迷惑になりません。

水やりは週に1回程度行うだけで、1ヶ月から2ヶ月ほど長持ちします。切り花やアレンジメントに比べ、華やかな状態を長期間楽しめることも、胡蝶蘭の人気が高い理由です。

贈り主も宣伝できる

胡蝶蘭を贈る際には立札を添えるのが基本です。立札には贈り主の名前や社名が記載されます。

そのため、胡蝶蘭を贈れば、上場祝いの式典に訪れた関係者や取引先企業に、自社が上場企業と付き合いがあると宣伝するのに役立ちます。

上場祝いにはどんな胡蝶蘭を選ぶと良い?

上場祝いとして胡蝶蘭を贈るのが最適だとわかったところで、次はどのような点に着目して胡蝶蘭を選ぶと良いのかを見てみましょう。

上場祝いでの胡蝶蘭の相場

上場祝いで胡蝶蘭を贈るときの値段は、3万円から5万円程度が相場です。特に深いお付き合いがある取引先であれば、5万円以上の胡蝶蘭が良いでしょう。新規上場や東証一部指定などの上場パターンによっては、10万円程度を相場にするケースもありますので、種類に合った相場を確認するようにしましょう。

友人や家族へのお祝いは、1万円から2万円程度が相場です。胡蝶蘭の相場は、相手との関係性によっても変わってくるため、相手に合わせた胡蝶蘭を選ぶのがマナーです。

上場祝いでの胡蝶蘭の色

胡蝶蘭には、白、紅白、ピンク、黄色など多彩にありますが、上場祝いで贈る胡蝶蘭は白がおすすめです。白は、ビジネスシーンにおいて取引先に高級感・信頼感・清潔感などの好印象を与えられるため、上場祝いに最適です。

また、品種によって異なるものの、色のついた胡蝶蘭よりも白の胡蝶蘭はコストパフォーマンスに優れていることが多く、丈夫で長く楽しめる傾向があります。この点も、王道と呼ばれる白の胡蝶蘭が選ばれる理由です。

上場祝いでの胡蝶蘭の本数

上場祝いの胡蝶蘭の本数は、3本立もしくは5本立を選ぶのがおすすめです。予算を高くするのであれば、7本立を選ぶのも良いでしょう。

偶数立は縁起が悪いといわれていましたが、現在はニーズの変化により1本立や2本立も増えています。贈り先のスペースを考慮して本数を選びましょう。

本数に加え、豪華な見た目で大輪が付いているものを選ぶと、見栄えの良さから相手に喜んでもらえるでしょう。

大輪とは、12~14cmほどの大きさの花がついている胡蝶蘭です。ほかにも、7~8cmほどの花がついている中輪、5~6cmほどの花がついている小輪(ミディ)などがあります。

法人として贈る上場祝いなら大輪や中大輪の胡蝶蘭、個人で贈る上場祝いならミディやマイクロ胡蝶蘭などがおすすめです。

上場祝いで胡蝶蘭を贈る際のマナー

上場祝いで胡蝶蘭を贈るときには、気を付けるべきマナーがいくつか存在します。相手に失礼のないよう胡蝶蘭を贈り、喜んでもらうためには、どのような点に気をつけたら良いのでしょうか。

上場の種類を確認しておく

上場といっても、種類によってはお祝いを避けることもあるため、上場の種類を必ず確認しておきましょう。

上場には、「新規上場」「東証一部指定」「市場変更」「指定替え」の4種類があります。このうち、初めての上場を意味する「新規上場」はお祝いの度合いが最も高く、東証二部から東証一部へ上場市場が変わる「東証一部指定」が次に続きます。市場変更とは、上場市場がマザーズや名証などから東証二部などへ変わることを指します。

上記3つの上場に対して、「指定替え」は上場とはいえ、指定基準を満たせなくなることです。上場市場が、東証一部から東証二部へと変わり、ランクが落ちるため降格にあたります。したがって、お祝いはできませんので、注意しましょう。

贈るタイミングを確認しておく

上場日やパーティーの開催有無などを確認し、上場祝いの胡蝶蘭をどのタイミングで相手先に贈るかを見極めるのも重要です。

上場市場や上場予定日は、上場予定会社の主幹事証券会社が銘柄紹介として公式サイトで公表しています。サイトで確認するか、もしくは直接相手に確認しましょう。

上場の祝賀パーティーが開催される場合や、会社の株主総会に合わせて上場が発表される場合などは、パーティー当日に開場前の時間を指定して会場へ届くよう手配するのがベストです。

催し事が特に開催されない場合は、上場当日の午前中もしくは上場する日から一週間以内の縁起の良い日取りで、会社(本社)へ直接贈るようにしましょう。

立札を添える

胡蝶蘭を贈る際には、立札を必ず添え、贈り主が誰かわかるようにしましょう。

立札の種類は以下のとおりです。

・木札(木の板に印字した透明シールを貼る)
・木目調立札(厚紙の台紙に印字したものを貼る)
・紙札(はがきサイズ)
・メッセージカード(名刺サイズ)

お祝い文言は「祝上場」「祝御上場」など、すべて漢字で書く必要があります。

また、贈り先の名前や企業名などを間違えないように注意しなくてはいけません。特に気をつけたいのは、旧字体や贈り先の方の肩書きです。「高」と「髙」や、「代表取締役」と「代表取締役社長」など、事前にしっかり確認したうえで手配しましょう。

忌み言葉には気をつける

胡蝶蘭にメッセージカードを添えて贈る場合には、お祝い事にタブーといわれる忌み言葉を含まないよう気をつけましょう。

主な忌み言葉は以下のとおりです。

・終わる
・止まる
・落ちる
・傾く
・急落
・詰まる
・失う
・つぶれる
・倒れる
・閉まる

これらの言葉は経営不振や株価下落などを連想させるため、メッセージの作成後に必ず見直し、含まれていないか確認しましょう。

ラッピングはどうする?

華やかな見た目の胡蝶蘭ですが、その華やかさを引き立て、より豪華に見えるようにラッピングして贈るのが基本です。

ラッピングには、胡蝶蘭の花の色が引き立つ色を選びましょう。上場祝いで胡蝶蘭を贈る場合は、贈り先の雰囲気や企業カラーなどに合わせたラッピングも喜ばれます。

上場祝いに胡蝶蘭を贈る際に気をつけること

せっかく上場祝いに胡蝶蘭を購入するなら、絶対に失敗したくないでしょう。しかし、胡蝶蘭を購入するにあたり、何に気をつければ良いのかわからない人も多いのではないでしょうか。そこで、胡蝶蘭を購入する際に気をつけたいことを3つ紹介します。

胡蝶蘭に詳しい業者に依頼する

胡蝶蘭を購入するときには、胡蝶蘭に詳しい業者に依頼するようにしましょう。日頃胡蝶蘭を仕入れていない業者は、花き市場や胡蝶蘭の生産者とのつながりがないため、胡蝶蘭の品質やラッピングなどがいまいちなことがあるためです。

最近は新規参入の胡蝶蘭業者が増加しています。こうした業者は、胡蝶蘭が相場より安く購入できることも多いため、ついつい利用したくなるでしょう。

しかし、あっという間に枯れてしまうような、長持ちしない粗悪品や低品質の胡蝶蘭を販売していることが多いので注意が必要です。もし、品質の悪い胡蝶蘭を贈ったのなら、お祝いの気持ちもその程度、と贈り先に思われてしまいます。

京都花室 おむろ」では、質の高い胡蝶蘭を、自信をもって販売しています。「京都花室 おむろ」の胡蝶蘭をおすすめする理由について、下記の記事にて詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

胡蝶蘭を贈るなら専門店の【おむろ】がおすすめ!その理由と他社との違いとは?

配送トラブルに注意する

傷みやすい胡蝶蘭は、配送中に鮮度が落ちたり枯れてしまったりすることがあります。しかし、胡蝶蘭は大切なお祝いで贈ることが多いため、「配送中の傷みは仕方ない」では済まないでしょう。

胡蝶蘭を購入するなら、配送中にトラブルが起こったときに、しっかりと対応してくれるお店を選ぶことが重要です。

寒さを考慮する

胡蝶蘭はもともと熱帯地域で育っていた、寒さに弱い植物です。そのため、贈るときには寒さから守る必要があります。

冬季は胡蝶蘭の購入・配送不可としているお店もあるので、お祝いの時期が冬の場合は、あらかじめ胡蝶蘭の購入・配送が可能かどうかを確認するようにしましょう。

上場祝いには「京都花室 おむろ」の胡蝶蘭がおすすめ

京都花室 おむろ」の胡蝶蘭は、上場祝いの贈り物としても多くの企業様に選ばれております。店主が自ら産地へ出向き、直接目利きをして選んだ高品質の胡蝶蘭のみを提供しているため、安心して大切なお取引き先様にお贈りいただけます。

ここでは、「京都花室 おむろ」が取り扱う胡蝶蘭の中でも、上場祝いにおすすめの3種類を紹介します。

京都 はんなり胡蝶蘭 (白大輪) 特選升 (京都 北山杉使用) 5本立 松

胡蝶蘭の最上級品である「はんなり胡蝶蘭」を使用した、祝いの場に相応しい商品です。大振りかつ上品な佇まいは、上場祝いの会場やオフィスに飾っていただくのに適しています。

大輪直径も約14cmと、十分な存在感を放つサイズです。白胡蝶蘭の中でも目立ちすぎず、品格や華やかさのある花を使用しております。

最大の特徴は、京都の北山杉を使用した升の鉢でお届けすることです。升は「ますます繁盛」との意味があり、縁起の良い品として親しまれています。北山杉の爽やかな香りと優しい手触りを、花とともに楽しんでいただけます。

>>京都 はんなり胡蝶蘭 (白大輪)の詳細ページはこちら

京都 お誂えおむろ胡蝶蘭 (白大輪) 7本立

通常の胡蝶蘭よりも豪華で圧巻の佇まいが特徴の商品です。大輪直径も、約13cmと上品でありつつも存在感のある大きさです。

商品名の「お誂え(おあつらえ)」とは、ご希望どおりに胡蝶蘭を作ることを意味して名付けました。胡蝶蘭は、季節ごとに大きさや高さなどが変化します。花の特性を熟知した職人がすべて手作業で仕上げることで、一年を通して高品質を維持しております。

「他社よりも豪華な胡蝶蘭を贈りたい」「他社との違いが一目で分かるような、喜んでもらえる胡蝶蘭を贈りたい」という方におすすめです。

>>京都 お誂えおむろ胡蝶蘭の詳細ページはこちら

京都 手染め胡蝶蘭 (白大輪) 5本立

通常の胡蝶蘭とは異なり、専門の職人がご希望にそって花びらに模様や色を乗せる商品です。ほかにはない演出ができるため、大切なお取引先様への贈り物に適しています。オリジナルデザインの模様も受け付けておりますので、企業ロゴやブランドロゴもぜひご相談ください。

存在感があるので、大きな会場にも飾っていただきやすい大きさです。大輪の直径も約15cmあり、遠目からでも美しい姿を楽しんでいただけます。

通常の胡蝶蘭と同等の品質と花もちを保証しつつ、オリジナルデザインの胡蝶蘭に仕上げる技術は、特許を取得済みです。プロの手で丁寧に仕上げており、どのようなシーンでも華やかで目立つ一鉢となります。

>>京都 手染め胡蝶蘭 (白大輪)の詳細ページはこちら

まとめ

上場祝いは、会社のお祝いの中でも重要なお祝いのひとつです。本記事で紹介した内容を参考に、相手に失礼がないよう胡蝶蘭を選びましょう。大切なお取引先へ上場祝いの気持ちを伝えるために、ぜひ京都花室 おむろの胡蝶蘭を選んでみてはいかがでしょうか。