白い胡蝶蘭の花言葉とは?贈り物に最適のシーンもご紹介

華やかで清潔感と気品あふれる白の胡蝶蘭は、贈り物として喜ばれるお花です。胡蝶蘭にもさまざまな色があるため、白い胡蝶蘭を贈るのは定番すぎる?と悩む人もいるでしょう。そこで今回は、白い胡蝶蘭の花言葉をはじめ、白い胡蝶蘭を贈るのにおすすめのシーンについてご紹介します。


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白い胡蝶蘭の花言葉に込められた意味


胡蝶蘭は色によっても花言葉が異なります。花言葉を知れば、気持ちを伝える手段としても役立つでしょう。胡蝶蘭の花言葉についてご紹介します。

胡蝶蘭の花言葉

胡蝶蘭には、「幸せを運んでくる」という、花言葉を持ちます。これは、胡蝶蘭の名前にも関係するように、蝶が舞っているような姿を連想させたことが由来とされています。また、鉢植えで贈られることが一般的なので、鉢植えに根を張ることから「幸せが根付く」という意味も持ち合わせています。

白い胡蝶蘭の花言葉

白い胡蝶蘭の花言葉は「清純」や「純粋」です。胡蝶蘭の花弁は肉厚で背景を透過させないため、真っ白の花の色がより一層際立ちます。

その真っ白さから、汚れのない純白さが込められた花言葉です。白い胡蝶蘭は、オーソドックスなので幅広いお祝いごとに贈られますが、花言葉の持つ意味から結婚祝いに贈られることもあります。

白い胡蝶蘭の価格相場

白い胡蝶蘭の価格は、本数によっても前後します。花のランクや花の大きさ、輪数も関係する部分ですが、3本立なら2万円程度、5本立なら3~5万円程度を基準に覚えておくと良いでしょう。また、贈るシーンによっても価格相場が異なります。以下に、シーン別の価格相場をまとめました。

個人から取引先に贈る 20,000円~50,000円
取引先企業のお祝いごと 30,000円~80,000円
開店祝いや開業祝い 10,000円~100,0000円
大手企業へのお祝いごと 30,000円~100,0000円
昇進や就任のお祝い 10,000円~100,0000円
親しい友人や恋人の誕生祝いなど 5,000円~100,0000円
母の日や家族のお祝い 5,000円~100,0000円
小さなクリニックの開院祝い 30,000円~100,0000円
大きな総合病院の開院祝い 30,000円~300,000円

これ以外にも、周年祝いや大きな節目のお祝いでは、20~30万円といった豪華な胡蝶蘭を贈るケースもあります。

白い胡蝶蘭を贈るのに適したシーン

清潔感があり気品ある白い胡蝶蘭は、さまざまなシーンの贈り物に最適です。よりふさわしいとされるシーンや、贈る際に意識しておいたことをあわせてご紹介します。

ビジネスシーンでのお祝い

ビジネスでは、贈り物をする機会が数多くあります。そのなかでも、白の胡蝶蘭は就任祝いや昇進祝い、開業祝いに最適です。

一般的にビジネスシーンでは、白い大輪の胡蝶蘭を贈ります。白は、フォーマルな色合いで「堅実」や「誠実」といったイメージを持たれやすいのが特徴です。

ビジネスシーンで胡蝶蘭を贈ると、オフィスや店舗に置くことになります。その際にも、花粉や香りが少ない胡蝶蘭は最適です。

とくに、開業や移転の際に胡蝶蘭を贈る場合は、贈り先の店舗やオフィスの雰囲気がわからないため、胡蝶蘭の色選びに苦戦します。白色の胡蝶蘭なら、どんな雰囲気であっても悪目立ちせず圧迫感もないのでおすすめです。

結婚祝い

白い花は、人生の節目の贈り物として最適といわれています。さらに、白い胡蝶蘭の花言葉である「清純」は、結婚というシーンにマッチしているため、贈り物だけでなく新婦の髪飾りやブーケにも使用されることがあります。

新築祝い

自宅の新築は、人生の新しい門出ともいえる大切な節目で、新しい環境で再スタートすることになります。

新築祝いで胡蝶蘭を贈れば、部屋の中を華やかに彩ることができるため、喜ばれるでしょう。

当選祝い

選挙の当選祝いでは白い胡蝶蘭が定番で、テレビに映った胡蝶蘭を見たことがある人も多いのではないでしょうか。これは、花言葉である「清純」が当選祝いにふさわしいとされているからです。

また、政治の世界に入る方に向けて、「信念を忘れず正しい行いをするように」という思いを込めて白い胡蝶蘭を贈る人もいます。

当選祝いを贈る際には、法令遵守のため必ず個人名で贈るようにしましょう。

誕生日祝い

胡蝶蘭は誕生日のプレゼントにもおすすめです。花持ちが良いため長い期間花を楽しめるほか、水やりは秋・冬は1週間に1回、春・夏は1週間に2回で十分であることなど、手入れも簡単です。

個人的な誕生日プレゼントであれば、小ぶりなサイズのものを選ぶと良いでしょう。値段が比較的リーズナブルで、インテリアにも良く馴染みます。

お供え・お悔み

白い胡蝶蘭は、お祝いごとだけでなくお供えやお悔やみの席にも贈られます。たくさんの花が贈られるお供えやお悔やみのシーンでも、白い胡蝶蘭はひときわ存在感を放ちます。

また、一般的に四十九日法要までは、白い花を贈るのがマナーとされています。白い花は数多くありますが、白の胡蝶蘭は花持ちが良く四十九日の長期間飾っておける点でもおすすめです。

お葬式終了後の後飾りは、スペースが限られているため小さなサイズの胡蝶蘭が適してます。

【色別】胡蝶蘭を贈るのに適したシーン

胡蝶蘭は、白以外にもさまざまな色があります。贈る場合の色に関するマナーはとくにありませんが、色別に適したシーンを知っておくと安心です。

ピンクの胡蝶蘭は、母の日にカーネションの代わりに贈るのがおすすめです。また、女性に好まれやすく「愛」という意味合いを持つ色であることから、愛情を伝えたい相手に贈ると良いとされています。

黄の胡蝶蘭は、明るく元気な印象を与えます。幸運や金運、商売繁盛のイメージもあるため、開店祝いのようなビジネスシーンの新しい門出を祝うときに最適です。

紫の胡蝶蘭は、尊敬の意味を込めて贈りたいときのおすすめです。紫は古代から、西洋問わず高貴な色と認識されています。

古希や喜寿、卒寿などの長寿祝いでも敬意を表すために紫のものを贈るのが習わしとなっています。敬老の日や長寿のお祝いでは紫を選ぶと良いでしょう。

このようにさまざまな色があり、それぞれのイメージもありますが、色選びで迷ったら定番の白色を選ぶことをおすすめします。白い胡蝶蘭は、贈り物の王道と呼ばれており、どんなシーンでも喜ばれる色です。

赤リップの紅白カラーも人気

白い花びらの胡蝶蘭で真ん中だけが赤くなっているものを赤リップといいます。中心の赤がパッと目を惹き、上品で華やかな印象です。値段や日持ちなどは白い胡蝶蘭と変わりません。

赤リップの白い胡蝶蘭は、紅白カラーで縁起が良いとされており、おめでたいシーンに贈る胡蝶蘭として人気があります。還暦などの長寿祝いや開店祝いなどのお祝いに最適なカラーといえます。

白い胡蝶蘭の品種

胡蝶蘭で最も定番の色である白い胡蝶蘭ですが、白い胡蝶蘭のなかでも品種によって違いがあります。細かな色合いの違いや花弁の形、シーンごとにどの品種が最適か知っておくと良いでしょう。ここでは代表的な品種を2つご紹介します。

ヴィーナスポット

花びら全体は白く、真ん中に向かってほんのりとピンク色に色づいているのがヴィーナスポットの特徴です。そのかわいらしい見た目から、結婚式のブーケで使用されることも多くあります。記念日の贈り物にも適しています。

中輪サイズで場所を取らず、それでいて華やかなのが魅力です。

アマビリス

アマビリスは胡蝶蘭の原種として知られている品種です。原種の花弁はさまざまな形があり、現在販売されているアマビリスは原種を掛け合わせて作られています。全体が真っ白で、どんなシーンにも最適なオーソドックスな胡蝶蘭です。

胡蝶蘭のなかでもアマビリスは特に乾燥に強く丈夫なため、美しい花を長期間楽しむことができます。胡蝶蘭を初めて育てるという方にもおすすめの品種です。

大きさは一般的に中輪で、ビジネスシーンだけでなく母の日や誕生日などの個人でも贈りやすいサイズです。

白い胡蝶蘭を贈りたいなら「京都花室 おむろ」がおすすめ

白い胡蝶蘭を贈りたいと考えているなら「京都花室 おむろ」にお任せください。「京都花室 おむろ」は、世界遺産 仁和寺門前の御室で創業65年以上の歴史と実績のある老舗花屋で、胡蝶蘭を数多く取り扱っております。

「京都花室 おむろ」の胡蝶蘭は花持ちが良く、長期間美しい姿を鑑賞できるため、お祝いの気持ちが贈り先にも十分に伝わるでしょう。

また、通常の花屋で有料とされている和紙ラッピング・立札・送料も「京都花室 おむろ」では無料で承っております。お贈りする前に写真で確認していただけるので、安心してご依頼ください。

弊社で扱っている白い胡蝶蘭として、以下の3つが挙げられます。

京都 定番胡蝶蘭 白大輪

1955年創業以来、長持ちの良さと高品質の保証をキープしてきた定番の胡蝶蘭。

京都 おむろ胡蝶蘭

一般的な胡蝶蘭と比べて奥ゆかしく、優しい印象をもつ胡蝶蘭。花びらの表目に縮緬(ちりめん)のような質感があり、凛とした存在感を放っています。

京都 はんなり胡蝶蘭 白大輪

上品で華やかな印象があり、花弁が非常に大きいのが特徴。一般的な生花店ではほとんど手に入らない、最上級胡蝶蘭です。

そのほかにも、白以外のピンクや紅白、黄の胡蝶蘭やミニサイズのものも取り揃えていますので、お客様の目的や予算に合わせて最適な胡蝶蘭をご提案いたします。

まとめ

白い胡蝶蘭は、さまざまな色がある胡蝶蘭のなかでも、プライベートやビジネスシーンを問わず贈りやすい定番カラーです。

色以外にも花の贈り物をする際に重要なのは、品質です。品質が良い胡蝶蘭は、花持ちが良く長期間美しい姿を維持できるほか、見た目も豪華で品があり、贈り主の気持ちを存分に伝えることに適しています。

「京都花室 おむろ」では、贈るシーンや予算に合わせて胡蝶蘭をご提案できるため、はじめて胡蝶蘭を贈る場合もお気軽にご相談ください。