胡蝶蘭の廃棄のタイミングや処分の方法|引取や買取という手段も

お祝いなどで胡蝶蘭を贈られることがあるでしょう。しかし、時間が経つと枯れてしまうことから、廃棄を検討してしまう人もいるかもしれません。 本記事では、胡蝶蘭の処分方法をはじめ、引取や買取の方法、再び胡蝶蘭を咲かせるコツについて紹介します。


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胡蝶蘭を廃棄するタイミングとは?

開店祝いなどの贈り物として胡蝶蘭をいただいた後は、「いつ廃棄するべきか」「廃棄しても問題ないのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。

胡蝶蘭の廃棄には、適切なタイミングがあります。ここでは廃棄を考えるタイミングや、胡蝶蘭の花の終わりを見分けるポイントについて紹介します。

胡蝶蘭の寿命

胡蝶蘭の魅力のひとつが、花の寿命が長いことです。専門的な知識がなくても、最低限のお世話で長く花を楽しめます。一般的に、胡蝶蘭の花の寿命は1か月~3か月程度です。ただし環境によっては、3ヶ月以上もつ場合もあります。

胡蝶蘭は、種ではなく株を栽培することで花を咲かせる植物です。株が生きている限り、何度でも花が咲きます。

株そのものの寿命は50年以上あるため、花が終わった後は捨てずに育て続ける選択肢もあります。

胡蝶蘭が枯れてしまったのか見分ける方法

花が終わった胡蝶蘭を育て続けるか廃棄するか判断する目安のひとつとして、「枯れているかどうか」があげられます。胡蝶蘭が枯れてしまった場合は、自治体のルールに従って適切な方法で廃棄しましょう。

胡蝶蘭が枯れているかどうか見分けるポイントは、葉と根の状態です。葉が一枚でも残っていれば、生きています。根を見るときは、黒くなっていたり干からびたりしていないかチェックしましょう。1本でも太い根が残っていれば、胡蝶蘭は生きています。

葉が1枚も残っていない場合や根が黒くなっていたり干からびたりしている場合は、枯れているため廃棄を検討しましょう。

胡蝶蘭の廃棄処分に困ったらどうする?4つの方法

胡蝶蘭は非常に高価な花で、育てるのに3~4年程度の歳月が費やされています。そのため、不要になったからといって、安易に廃棄するのはおすすめできません。

胡蝶蘭が不要になった場合には、できるだけ廃棄以外の方法を選ぶのが望ましいです。まずは、どの方法が最適か検討してみましょう。

1.廃棄する

どうしても廃棄せざるを得ない場合には、次のふたつの方法があります。

専門業者に廃棄を依頼する

胡蝶蘭を取り扱っている花屋の中には、販売するだけでなく、回収サービスも行っているところもあります。胡蝶蘭を廃棄したい場合には、そのような花屋に依頼するのも方法のひとつです。

また、花の販売をしておらず、胡蝶蘭の回収サービスを専門に行っている業者もあります。

いずれの場合も、基本的に有料です。料金は業者によって差がありますが、1鉢あたりの相場は2,000~3,000円程度と捉えておくと良いでしょう。

贈られてきた胡蝶蘭の鉢数が多い場合、自分で廃棄するのに手間がかかります。そのため、廃棄するなら、なるべく回収サービスを利用するのがおすすめです。

自分で分別して廃棄する

専門業者による回収サービスを利用せず、自分で胡蝶蘭を廃棄する方法もあります。分別作業が必要になるため、やや手間がかかりますが、鉢数が少なければ自分で廃棄するのもひとつの手です。

地域によってゴミの分別方法は異なりますが、胡蝶蘭本体部分と植え込み材は通常可燃ゴミとして出して問題ありません。

分別作業をするときには、最初に枯れてしまった胡蝶蘭の根を分けましょう。葉や苗なども分けて小さく切ってからゴミ袋に入れます。植え込み材は水分を含んでいることがあるため、ゴミ袋に入れる前に絞っておきましょう。

植木鉢・底石・支柱などはプラスチックや陶器など、素材がさまざまです。複数の素材を使用しているものもあるでしょう。そのため、自分の住んでいる地域でどのような扱いになっているのか確認する必要があります。

2.買い取ってもらう

お祝いなどで贈られた胡蝶蘭をそろそろ片付けようとしている場合でも、まだ花が咲いていることもあるでしょう。枯れていないのに廃棄するのは忍びないと感じる人も多いかもしれません。

そのようなときには、買取してもらえる可能性もあります。胡蝶蘭の数や状態によって査定額に差が出ますが、綺麗な状態なら廃棄する前に買取依頼を検討してみましょう。

胡蝶蘭を買取してもらえれば、たとえ査定額が安かったとしても、費用をかけずに処分できるのが大きなメリットです。買取された胡蝶蘭はどこかで再び販売されるため、無駄にしてしまうこともありません。

また、買取依頼は、自ら買取業者の店舗に持ち込む方法だけではありません。出張買取に対応している業者もあります。そのため、鉢数が多い場合や胡蝶蘭が大きい場合などでも利用可能です。

3.引き取ってもらう

胡蝶蘭を処分するのには、時間と手間がかかります。あまり手間をかけずに胡蝶蘭を処分したいなら、引き取りの方法を利用するのがおすすめです。引き取りなら買取が難しい状態の胡蝶蘭でも利用できます。

オーキッドリユースは、胡蝶蘭の再利用に積極的に取り組んでいます。
具体的な再利用の方法は、主に養護施設や児童施設などへのプレゼントです。やや状態が悪くなっている胡蝶蘭でも、再び開花させてから利用しています。

また、「京都花室 おむろ」で購入した胡蝶蘭なら無料でリユース可能です。不要になった胡蝶蘭を引き取ってもらいたい場合には、ぜひオーキッドリユースをご利用ください。

4.もう一度育てる

花がすべて落ちてしまった胡蝶蘭でも病気で枯れているのでなければ、自分でお手入れをして再び育てることも可能です。切り戻しをすれば、新しい花芽がでてきて、2回目の花が咲くこともあります。

根が元気な状態で適切に管理すれば、再び育って大輪の花を咲かせることもあるでしょう。ただし、切り戻しをした後の管理や植え替えなどには、専門的な知識が必要です。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【おむろ】の胡蝶蘭はお花が終わっても咲かせられる?再びお花を楽しむために

また、胡蝶蘭の適切な育て方については以下の記事で紹介しております。
【胡蝶蘭の育て方】お手入れ方法や置き場所などの注意点を解説

胡蝶蘭の老舗「京都花室 おむろ」はお届けだけでなく胡蝶蘭のSDGsにも取り組んでいます

花が終わった胡蝶蘭は廃棄する手間や費用がかかります。そして、胡蝶蘭の99%は、まだ枯れていないうちに廃棄されているのが実情です。

そのような中で、胡蝶蘭の通販専門店「京都花室 おむろ」では胡蝶蘭を販売して終わりではなく、販売後のことも考えた対応を行っています。

胡蝶蘭回収サービスの「オーキッドリユース」を提供しており、胡蝶蘭を処分することになった場合にも困ることはありません。

そして、1955年創業からの実績と経験を活かし、専属契約の京都の生産者などから入手した高品質の胡蝶蘭のみを扱っているのが強みです。高品質の胡蝶蘭を安定的に365日いつでも用意できます。

業界で唯一の「枯れ保証- 全額返金制度-」を導入しており、万が一枯れている胡蝶蘭が届いても安心です。

お祝いで胡蝶蘭を贈るなら「京都花室 おむろ」をぜひご利用ください。

お祝いなら胡蝶蘭通販の「京都花室 おむろ」

まとめ

お祝いで贈られた胡蝶蘭も、日数が経過すると花が枯れてしまいます。廃棄しようと考える人もいますが、買取や引取で再利用したり、再び育てて2回目の花を咲かせたりすることも可能です。

胡蝶蘭は非常に高価な花で3~4年かけて育てられています。処分以外にも、別の選択肢で美しい胡蝶蘭のSDGsに取り組んでみてはいかがでしょうか。