相場はピンキリ!喜んでもらえる楽屋花を選ぶためのポイント!

コンサート公演などを行う方へ応援の気持ちを伝えるなら、楽屋花がおすすめです。都合がつかず自分は初日に参加できないという場合も、初日に合わせて手配すれば、期間中ずっと花を通して応援の気持ちが伝わります。 楽屋花選びを検討している方の中には、相場が分からず注文をためらっている方も多いでしょう。今回は楽屋花で失敗しないために知っておきたい、相場や選び方を紹介します。


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気になる楽屋花の相場は?

楽屋花は、楽屋見舞い花または舞台見舞い花とも呼ばれます。知り合いがコンサートや演劇、ミュージカルなどで舞台に立つ場合に応援の気持ちとして贈るものです。出演者の知り合いや企業だけではなく、ファンが共同で楽屋花を贈る「推し活・推し事」も一般化しており、積極的に受け付ける主催者も増えつつあります。

楽屋花を手配するうえで重視すべきポイントのひとつが、どの価格帯のものを贈るかです。一般的に、楽屋花は贈る対象や依頼主との関係性によって相場が決まっています。

贈り主の人数・規模

楽屋花の相場を考えるとき、第一に参考となるのが「誰が何名で贈るのか」です

個人ファンから芸能人などに贈る場合もあれば、有志を募ってグループとして贈ることもあります。また、主催者や出演者とビジネス上の付き合いがある場合は、法人間での贈り物となることも珍しくありません。

贈り主の規模を個人、グループ、法人の3パターンに分けると、楽屋花の相場は次のとおりです。

贈る対象

楽屋花の相場

個人

5,000円~20,000円程度

グループ

1名あたり3,000円~5,000円程度

法人

20,000円~50,000円程度

個人で贈る場合、無理のない5,000円~20,000円程度で予算を決めると良いでしょう。複数のファン合同で贈る場合はさらに予算を多めに決めて、より華やかな楽屋花を贈ることもできます。

個人で高価すぎるものを贈ると相手にかえって気を遣わせてしまう可能性もあるため、高すぎないものを選ぶことが大切です。

贈る対象との関係性

相場を決めるときのポイントが、贈る相手と自分との関係性です。たとえば芸能人やアーティストの舞台、コンサートでファンとして楽屋花を贈るときは、応援の気持ちを込めて高額なものを選んでも問題ありません。

一方で知人や友人の場合は気を遣わせてしまう可能性も考慮して、無難な価格帯に抑えることも検討したいところです。通常、楽屋花に対するお返しの必要はありませんが、高額の花を贈ると相手が「何かお礼の品を渡すべきだろうか」と考えてしまいます。

このように贈る対象との関係性を考えると、相場は次のとおりです。

贈る対象との関係性

楽屋花の相場

応援している芸能人やアーティスト

10,000~50,000円程度

知人や友人

5,000円~10,000円程度

会場のエントランスで飾ってもらうことを前提とすれば、スタンド花や胡蝶蘭などが候補に挙がるため、数万円程度の予算と見ておきましょう。

知人や友人にちょっとしたものを贈りたいときは、楽屋や受付で飾ってもらえる小振りのフラワーアレンジメントやミディ胡蝶蘭も視野に入れて、10,000円以下に抑えると無難です。

楽屋花はどんな花を贈ると良い?

楽屋花の予算がおおまかに決まったら、次はどのような花を贈るか決めます。楽屋花と一口にいっても、スタイルや花の種類はさまざまです。

ここでは楽屋花の主流として人気が高い、スタンドフラワーと胡蝶蘭について紹介します。

スタンドフラワー

スタンドフラワーは、専用のスタンドにフラワーアレンジメントを施したタイプです。スタンドを使用することで花が入場者の目の高さになり、注目を集めやすくなっています。

使用する花の種類や色に決まりはなく、複数の色を組み合わせて華やかな演出ができるのもスタンドフラワーの魅力です。贈る相手のイメージカラーや、公演内容に合わせたカラーチョイスでアレンジを贈る楽しみ方もあります。

色とりどりの花を使用したスタンドフラワーは、会場のエントランスに飾ると入場者の目も楽しませてくれます。

胡蝶蘭

祝い花としての需要も高く、贈る花の定番ともいえるのが胡蝶蘭です。高級感があり、艶やかな胡蝶蘭は縁起物として喜ばれます。花持ちが良く、会場スタッフにお手入れの手間をかける心配もありません。

胡蝶蘭が贈り物で選ばれることが多い理由のひとつが、縁起の良い花言葉です。「幸せを運んでくる」という花言葉が与えられているため、公演や開店・開業など贈る相手の成功を願う場にふさわしい花です。

また、胡蝶蘭は鉢植えの状態で贈られるため、「根が張る」ことからお芝居が「根付く」と考えられています。コンサートや演劇など、芸術的な活動を応援するには最適です。

楽屋花を贈る際の注意点!

楽屋花を贈るときは、多くの人の目に触れることを考えて、マナーをしっかりと守ることも大切です。注意すべきポイントとして、「立札の書き方」「贈るタイミング」のふたつが挙げられます。

立札の書き方

祝い花など贈り物のフラワーアレンジメントには、木製の立札をつけるのが一般的です。立札は贈り物の用途や贈り主を相手に伝えるためのもので、ケースバイケースで相手先も記入することがあります。

楽屋花の場合、出演祝いの贈り物であることが分かるように「祝」「御祝」「楽屋見舞」のいずれかを記入するのが一般的です。贈り主の個人名またはグループや法人名も入れておくと、誰から贈られたものか気付いてもらえます。

アイドルグループのコンサートなど、出演者が多数かつそのうちの1名に贈りたい場合は、相手先も記入しましょう。立札にはメッセージを記入するスペースはないため、メッセージを添えたい場合は別途カードなどを添えます。

贈るタイミング

公演の多くは、会場を一定期間借りて催されるものです。期間中以外に届けると会場スタッフを困らせてしまい、場合によっては公演時に飾ってもらえなくなります。必ず楽屋花を贈るタイミングは事前に確認しておきましょう

主催者によって受付期間は多少異なりますが、公演期間に間に合わせるためには、初日の開場前までに届くよう手配することが大切です。ロングラン公演や大規模会場など、公演の規模によっては初日だけではなく期間中や最終日に受け付けている場合もあります。

会場や情勢などの事情で楽屋花を禁止していたり、贈り物全般を受け付けていなかったりする公演もあるため、贈りたい公演ごとに事前確認してください。

楽屋花を贈るなら「京都花室 おむろ」の胡蝶蘭が最適!

楽屋花選びでお困りの方は、ぜひ「京都花室 おむろ」にお任せください。花き卸売市場や問屋では流通しないといわれる特級や特Aなど最高ランクの胡蝶蘭をご用意しております。

専属契約をしている京都や日本全国の生産者から入荷する胡蝶蘭は、店主が何度も現地に足を運び、自分の目で厳選したもののみです。1955年の創業以来、培ってきた実績と経験による目利きで、高品質の胡蝶蘭を季節問わず安定的にご用意可能です。

京都花室 おむろは、他店で一般的に有料とされている和紙ラッピングや立札、送料に加えて写真報告サービスも無料で提供しております。写真報告サービスとは、発送前に実物を写真撮影して、メールにて報告するものです。

商品を購入した後、初日に花の状態を会場まで確認に行けないという場合でも、あらかじめ写真で花や立札をご確認いただける安心感があります。大切な人や憧れの人を応援する気持ちを安心して託せる、高品質の美しい胡蝶蘭をご提供いたします。

お祝いなら胡蝶蘭通販の「京都花室おむろ」

まとめ

コンサートや演劇などで会場のエントランスを飾る楽屋花は、関係企業や知り合いだけではなく、ファンも気軽に贈ることができる応援アイテムです。ただし会場や公演内容によっては楽屋花をいっさい受け付けていない場合もあるため、事前にしっかりと届け先や期間、受付の可否を確認しておくことをおすすめします。

華やかで上品な楽屋花を贈りたいなら、胡蝶蘭が最適です。「京都花室 おむろ」は365日いつでも安定した品質で胡蝶蘭をご注文いただけますので、ぜひご相談ください。