お祝いにはスタンド花と胡蝶蘭どっちが良い?特徴や相場をご紹介

開業祝いや開店祝いに花を届けたいと思っている方にとって、花選びは重要なポイントです。贈り物の花といえば、スタンド花や胡蝶蘭が一般的ですが、どちらにしようか迷っている方もいるのではないでしょうか。 今回は、スタンド花と胡蝶蘭のどちらを贈り物として選ぶべきか、それぞれの花の特徴とデメリットについてご紹介します。


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スタンド花と胡蝶蘭、どっちが贈り物としておすすめ?


スタンド花と胡蝶蘭のメリットを知り、お祝いにぴったりの花を選びましょう。スタンド花と胡蝶蘭でどっちにするか迷ったときに参考にしてみてください。

スタンド花のおすすめポイント

開業や開店のお祝いにスタンド花を贈ることで、宣伝効果が見込めます。スタンド花は背が高く、大きさもあるため華やかさがあります。

お店の前を通るお客さんの注目を集めることができるので、お祝い花としておすすめです。お店が1階だったり、入り口が広かったりする場合は、スタンド花が適しています。

お届け先のイメージに合った花を選ぶこともできるので、お店のカラーを選ぶと喜ばれるでしょう。花束を贈ると花瓶を用意する必要がありますが、スタンド花はそのまま設置できます。

スタンド花は、設置・回収をスタッフが行うことが多いため、お届け先様のわずらわしい作業がありません。運送時に暑さや寒さなどの温度変化や気候などの影響を受けにくいのもメリットといえるでしょう。

胡蝶蘭のおすすめポイント

胡蝶蘭には「幸せを運んでくる」という花言葉があります。胡蝶蘭の花が蝶が舞う姿に似ていることから、蝶が幸せを運んでくるという意味合いで花言葉が使われるようになったそうです。

また、鉢植えなので「根付く」という意味も込められており、「事業が繁栄する」という意味と重なることから、縁起の良い贈り物として知られています。

胡蝶蘭の色も定番の白以外に、ピンクや紅白、黄色などもあり、お店のイメージに合わせて選ぶことができます。

さらに、胡蝶蘭は贈るシーンを選びません。花言葉も開業・開店祝いにぴったりでお届け先にも喜ばれるでしょう。お祝い以外にも法要などの場面でも使用することができる花です。

胡蝶蘭は香りや花粉がほとんどないため、飲食店など、香りの強いものを好まない場所でも飾れるメリットがあります。衛生面への配慮もできる胡蝶蘭は、さまざまなシーンで活用されています。

胡蝶蘭は花持ちが良く、管理の手間もかかりません。胡蝶蘭は、1~2ヶ月程度もつといわれているので、長く花を楽しむことができます。お手入れも簡単なので、お届け先に負担をかけることもありません。

高級感があり上品な胡蝶蘭を贈ると、お届け先へ気持ちが伝わり、喜んでいただけるでしょう。胡蝶蘭は存在感があり、飾る際にインパクトを与えられます。

また、年間を通して栽培されているため、いつでも贈ることが可能です。季節を気にせず贈れるため、お届け先の都合に合わせて手配できます。

ただし、胡蝶蘭は亜熱帯地域の花で、冬場は生産量が少なくなるため、寒い時期に贈る際には注意が必要です。

スタンド花と胡蝶蘭のそれぞれのデメリットは?

スタンド花と胡蝶蘭にはそれぞれデメリットもあります。デメリットを把握しておくことで、お祝いの花を選びやすくなります。

贈ったときに喜んでもらえるように、多方面から検討してみましょう。

スタンド花のデメリット

スタンド花の花持ちは3~7日ほどで、花持ちが短いものが多いです。そのため、長期で飾るには不向きな花といえるでしょう。

スタンド花は生花を取り入れることが多く、水やりなどのお手入れが必要です。選ぶ花の種類によっては、香りや花粉が気になることもあるかもしれません。

また、お届け先様の店舗やオフィスの環境や広さの都合、景観などに問題があると、お祝いをお断りされるケースがまれにあります。

胡蝶蘭のデメリット

胡蝶蘭は頻繁な水やり、直射日光、寒さや猛烈な暑さ(温度)、乾燥しきった環境(湿度)で枯れてしまうことがあります。

胡蝶蘭は毎日水やりをしなくても花持ちしやすい植物です。土が湿っているのに水をあげてしまうと土の中の湿度が高まり、根腐れを起こしてしまう可能性があります。

屋外で育てる場合は管理する手間がかかるため、店内(屋内)に設置するスペースがなければ、避けた方が良いかもしれません。

また、直射日光が降り注ぐ環境下では、葉焼けを起こしてしまうことがあります。そのため、日当たりの良い窓際に置くなど、直射日光が当たらない場所を選ぶことが大切です。

胡蝶蘭は比較的暑さに強い植物ですが、猛暑のなかでは枯れてしまうリスクが高まります。寒さにも弱いため、温度管理に気をつける必要があります。

温度管理とともに、室内が乾燥していないかチェックしておくことも大事です。乾燥した環境は胡蝶蘭にとって良い環境とはいえません。エアコンの風が直接当たらないように、位置を調整することが大切です。

スタンド花と胡蝶蘭の値段はどれくらい?

スタンド花や胡蝶蘭を贈る場合、費用はどれくらいかかるのでしょうか。ここでは、スタンド花や胡蝶蘭の値段について解説します。

シーンごとのお祝いの相場

お祝いの相場は、シーンによって異なります。シーンごとの相場の例をみてみましょう。

・個人から取引先へのお祝い:2万~5万円程度
・取引先の企業へのお祝い:3万~8万円程度(相手先が大企業の場合は3万~10万円程度)
・開店祝い・開業祝い:1万~10万円程度
・開院祝い:3万~10万円程度(相手先が大病院は20万~30万円程度)
・昇進祝い・就任祝い:1万~10万円程度
・個展開催のお祝い:1万~3万円程度(法人の場合は3万~5万円程度)
・身内へのお祝い(親しい友人の誕生祝いや母の日など):5,000~10万円程度

周年祝いや節目の個展など、重要なお祝いの際には20万~30万円の胡蝶蘭を贈る方もいます。

スタンド花の値段

スタンド花の値段は、スタンド花のタイプによって異なります。

・生け込みタイプ:フローリストがデザイン性の高い花器にアレンジして作るスタンド花。値段は5,000~7万円程度
・1段タイプ:台座が1段のみの飾りやすいスタンド花。値段は1万~7万円程度
・2段タイプ:台座が2段ある豪華なスタンド花。値段は2万~7万円程度

胡蝶蘭の値段

胡蝶蘭は花の大きさで大輪・中輪・小輪に分類されますが、花の大きさではなく本数や希少性で値段が変わります。花の大きさ別の基本の相場は以下のとおりです。

・大輪:3本立で2万~4万5,000円程度・5本立で4万4,000~7万5,000円程度
・中輪:3本立で2万円~、5本立で4万円前後
・小輪(ミニ・ミディ):3本立で1万2,000円~、5本立で1万8,000円~

本数別の相場も見てみましょう。

・1本立:4,500~2万円程度
・2本立:7,500~4万7,000円程度
・3本立:1万2,000~6万円程度
・5本立:1万8,000~8万5,000円程度
・6本立以上:3万6,000~30万円以上

胡蝶蘭の値段は幅広いため、贈り先や予算を考慮して選びましょう。また、立札の価格や品質なども加味して選ぶことが重要です。

スタンド花と胡蝶蘭、やっぱり迷うときは?

スタンド花と胡蝶蘭のメリットとデメリットを把握したけれど、どっちを選べば良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。選択に困ったときは、総合的に考えて判断するのがおすすめです。なかなか選べないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

迷ったときは、胡蝶蘭

スタンド花と胡蝶蘭、どっちにするか迷ったときは、胡蝶蘭がおすすめです。胡蝶蘭は、花持ちが良く置き場所にも困りません。店内にも設置できるため、気軽に贈ることができます。胡蝶蘭であれば、飾る場所の問題などでお断りされるケースも少ないでしょう。

スタンド花は、選ぶ花によって香りが気になる場合もあるかもしれません。お店によっては、香りを気にすることもあるでしょう。胡蝶蘭であれば香りや花粉が気にならないので、場所を選ばず贈れます。

屋内にスタンド花を飾ることができない場合や、取引先への贈り物で予算の上限がない場合は、胡蝶蘭の方が適しているといえるでしょう。

胡蝶蘭を頼むなら「京都花室 おむろ」

スタンド花と胡蝶蘭に迷ったときは、胡蝶蘭がおすすめです。胡蝶蘭は長期間楽しめる花なので、お届け先が飾ったあともお客様などが目にする機会が多くなります。

高品質の胡蝶蘭を贈ることで、綺麗な状態の花を長く楽しんでいただくことができるからこそ、花選びにもこだわりたい方は多いでしょう。

京都花室 おむろ」では、花き卸売市場や問屋では流通しないといわれる、特級や特Aなどの最高ランクで高品質の胡蝶蘭をご用意しております。

数ヶ月程度は、花落ちがほとんどないので、綺麗な状態を長期間維持できます。長い間贈った状態の姿で鑑賞できるため、お届け先様へのお祝いの気持ちも伝わるでしょう。

高品質な胡蝶蘭をご用意できる理由は、専属契約している京都の生産者や日本全国の生産者に何度も足を運び、店主自ら目と手で確認した胡蝶蘭のみを取り扱っているからです。

1955年創業からの実績と経験があるからこそ、年間を通して、高品質の胡蝶蘭を安定的にご用意できるのです。

京都花室 おむろ」では、一般的に有料とされる和紙ラッピングや立礼、送料以外にも、写真報告サービスも無料で対応しております。ご用意した胡蝶蘭と立礼の写真をメールで送付するため、発送前に花をご確認いただけて安心してご利用いただけます。

お祝いなら胡蝶蘭通販の「京都花室おむろ」

まとめ

スタンド花と胡蝶蘭のメリットとデメリットを把握した上で、お届け先様に適したお祝い花を選びましょう。もし迷ってしまう場合は、胡蝶蘭がおすすめです。胡蝶蘭は、設置スペースがなくても飾ることができます。

華やかな印象もあり、花粉や香りの心配もいりません。「幸せを運んでくる」という縁起の良い花言葉もあるため、お祝いの気持ちも伝わりやすい花です。高品質の胡蝶蘭をお探しの方は、「京都花室 おむろ」までお気軽にお問い合わせください。