竣工式のお祝いに胡蝶蘭が選ばれる理由とは?
新しい社屋や建物の完成をお祝いする竣工式では、花の贈り物が欠かせません。お祝いの花は新しい建築物を華やかに飾り、集まる人の心をなごませてくれます。なかでも竣工式に好んで贈られるのは、胡蝶蘭です。
最初に、竣工式のフラワーギフトに胡蝶蘭が選ばれる理由を見ていきましょう。
豪華で見栄えがする
胡蝶蘭の花は大きく、独特の形状で人目を引きます。見た目にも高級感があり、飾ると豪華な雰囲気を醸し出すため、お祝いのフラワーギフトに最適とされています。
特に竣工式のお祝いでは、新しい建物に鮮やかな色を添えて、華やかに引き立てるでしょう。
縁起が良い
胡蝶蘭は蝶のような花の姿から、「幸せを運んでくる」という花言葉をもつ、縁起が良い花です。今後ますますの発展を願う気持ちに添えるのに、ふさわしい花といえるでしょう。
また、胡蝶蘭は鉢植えで贈られることが多いため「幸せが根付く」ともいわれています。これから地域に根ざした会社となるように、といった願いを込められ、お祝いにぴったりです。
お世話が楽で長持ちする
水やりや花を摘む手間がかからず、美しい姿が長持ちするのも魅力です。胡蝶蘭は頻繁な水やりの必要がなく、1~2ヶ月程度は花持ちします。贈り先に負担をかけずに、長期間まわりを華やかに演出できるでしょう。
また、胡蝶蘭は花粉や匂いが少ないのもポイントです。室内を汚さずに、新しい事務所や店舗に気兼ねなく飾っておけるので、竣工式のフラワーギフトにおすすめです。
季節関係なく贈ることができる
花には旬の時期があり、時期を逃すと入手できないこともあります。しかし、胡蝶蘭は1年通して温室で栽培されており、季節に関係なく贈ることが可能です。
ただし、もともと胡蝶蘭は亜熱帯地域の花であり、冬場は生産量が減少するので、冬の寒い時期に胡蝶蘭を贈る際には注意が必要です。
竣工式のお祝いに最適な胡蝶蘭の相場や種類
そもそも「竣工式」とは、企業が無事に完成した建物をお披露目し、建築に携わった方々に感謝するとともに、末永い繁栄を祈願する式典です。しっかりとお祝いする気持ちを伝えるためにも、式典にふさわしい胡蝶蘭を贈りたいですよね。
ここからは、竣工式のお祝いに最適な胡蝶蘭の相場や種類、選び方を紹介します。
竣工式のお祝いの相場
竣工式のお祝いには、相場を意識する必要があります。竣工式に贈る胡蝶蘭の予算は、相手企業との関係性を考慮して検討しましょう。
個人的なお付き合いがある方が関わる竣工式であれば、1~3万円程度の予算が相場です。よりお祝いの気持ちを伝えたい場合は、胡蝶蘭にプラスして、記念となるお祝いの品を贈る方法もあります。
贈る相手が身内の場合も同様で、1~3万円程度の胡蝶蘭を選ぶのが一般的です。一緒にメッセージカードや記念品などを贈ると喜ばれるでしょう。
ビジネスでのお付き合いがある取引先企業の竣工式の場合は、3~8万円程度の予算を確保するのが一般的です。深いお付き合いがある場合は、そのぶん高価なものを選べば、相手の方に良い印象を与えられるでしょう。
竣工式は、主催する企業にとって大きな行事です。胡蝶蘭選びの予算で迷ったら、少し高めのラインで選ぶと喜ばれるでしょう。相手の企業との良好な関係作りにも役立ちます。
竣工式に合う胡蝶蘭の種類
胡蝶蘭を選ぶときは、花の大きさや色に注目してください。竣工式は華やかなお祝いごとなので、花が大きい「大輪」が好んで選ばれます。大輪の胡蝶蘭は堂々とした風格で、非常に見応えがあります。
胡蝶蘭の花色は、白、ピンクや紅白、黄色などさまざまなカラーがあります。中でも、白はどんなお祝いごとにも使える万能な色で、清楚で品があるため華やかなお祝いに喜ばれます。ほかの花と差をつけたいのであれば、ピンクなどを選ぶのもおすすめです。
竣工式のお祝いで胡蝶蘭を贈るときのマナー
胡蝶蘭を贈るときにはその場にふさわしいものを選ぶだけなく、マナーを守る必要があります。竣工式のお祝いで胡蝶蘭を贈るときのマナーを見ていきましょう。
贈り先への確認をする
竣工式に胡蝶蘭を贈るときには、必ず贈り先に胡蝶蘭を贈っても良いかどうかを確認しましょう。企業によっては、祝花を一律で辞退していることがあるためです。
竣工式を行う企業側が祝花を一括で注文し、あとから出資会社に請求書を贈る方法を取っていることもあります。
このようなケースでは、贈り先が祝花のタイプをスタンド花や胡蝶蘭などに統一していることが多いため、いきなり胡蝶蘭を贈ってこられても困ってしまうでしょう。
贈り先に胡蝶蘭を置くスペースがないこともあります。このようなケースでは、小さめの胡蝶蘭であれば置けることもあるので、贈り先にどれくらいの大きさなら置けるかどうかを確認するのがおすすめです。
いずれにしても、せっかくのお祝いごとで相手を困らせないように、胡蝶蘭を注文する前に確認を取るようにしましょう。
贈るタイミングを確認しておく
まず、胡蝶蘭を贈るタイミングを確認しておきましょう。竣工式のフラワーギフトは、竣工式当日の午前中までに贈るのがマナーです。
当日はイベントであわただしく、受け取ったり飾ったりと相手の方に負担となる場合があるため、事前にお届けに都合の良い日時を伺っておきましょう。前日までに贈っておけば余裕をもって飾ることができ、出荷直後の一番きれいな状態でお祝いに花を添えられます。
胡蝶蘭を前もって贈る場合は、すでに移転済みで、新しい建物に配送しても受け取りができるか確認しておくと良いでしょう。大々的に竣工式が行われない場合は、建物が完成した日から1週間までに贈るのがマナーです。
立札も必ず添える
胡蝶蘭をお祝いで贈るときは、鉢に立札を添えるのがマナーです。花だけでは誰からの贈り物かわからなくなってしまうため、必ず立札を添えてください。
立札には、「祝 御竣工」と贈り主の名前を表書きするのが基本です。お祝いの理由をまわりにアピールすると、華やかになって喜ばれるでしょう。
立札には、いくつかの種類があります。
・木札(木の板に印字された透明シールを貼る)
・木目調立札(厚紙の台紙に印字された透明シールを貼る)
・紙札(はがきサイズ)
・メッセージカード(名刺サイズ)
一般的に、紙札やメッセージカードは無料で用意してもらえます。木札や木目調立札は追加オプションで費用がかかるところもあれば無料で用意できるところもあるので、注文の際に確認しておきましょう。
メッセージカードの内容に注意
立札には決まった内容しか記載できないため、贈る相手の方に祝う気持ちをたくさん伝えたいときは、メッセージカードを活用してください。
特に長いメッセージを入れたい場合は、立札とは別にメッセージカードで添えるのが良いでしょう。書く内容に決まりがないため、文章で伝えられます。
また、立札と違ってメッセージカードは保管しやすいので、贈られる方も管理しやすいメリットがあります。
とはいえ、メッセージカードに書く内容には注意が必要です。竣工式で祝意を伝えるときに、建物の倒壊や火を連想させる禁句を使うのはNGです。また、変化を連想させる言葉や忌み言葉、否定的表現は使わないのがマナーです。
竣工式の胡蝶蘭を贈るなら「京都花室 おむろ」
「京都花室 おむろ」は、世界遺産 仁和寺門前の御室で創業65年以上の歴史と実績のある老舗花屋です。
京都花室 おむろでは、花き卸売市場や問屋などでは流通しないといわれている、特級や特Aなどの最高ランクで高品質の胡蝶蘭を取り揃えています。
そのため、胡蝶蘭は花持ちがよく、竣工式が過ぎたあとも長期間お楽しみいただけます。手間がかからず、数ヶ月にわたって新鮮で美しい姿を保てるため、お祝いの気持ちもしっかり伝わるでしょう。
専属契約をしている京都の生産者や日本全国の生産者に何度も足を運び、1955年創業からの実績と経験により、店主が目と手で確認をした胡蝶蘭のみをご用意しています。そのため、年間を通して、高品質の胡蝶蘭を安定的に365日ご用意可能です。
その自信から、京都花室 おむろでは業界で唯一、「枯れ保証-全額返金制度-」を導入しています。
弊社では、一般的に有料とされる和紙ラッピングが無料です。送料、立札をはじめ、写真報告サービスも無料でご提供しています。写真報告サービスでは、お贈りする胡蝶蘭を配送前に立札つきで写真に撮影してご報告いたします。贈り先に伺えないときも安心です。
大切な取引先の竣工式に贈る品質の良い胡蝶蘭をお探しなら、どうぞお気軽に京都花室 おむろにご相談ください。
まとめ
胡蝶蘭は高級感があり、華やかなお祝いにふさわしいお花です。見た目も豪華で、新しい社屋や建物のステータスを高めるので、竣工のお祝いにぴったりだといえます。
同じ胡蝶蘭でも、取り扱う販売店によって品質が異なります。フラワーギフトには、品質の良い、長持ちする胡蝶蘭を選びましょう。
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