個展のお祝いにお花を贈りたい!選び方から相場やマナーまで解説

個展の会場にお花があると、雰囲気が明るくなり喜ばれます。身近に個展を開く方がいると、お祝いにお花を贈りたいと思うこともあるでしょう。 ただし、親しい間柄だとしても、マナーを守って贈らなければ失礼にあたる場合があります。そこで今回は、個展のお祝いに贈るお花の選び方やお花を贈るときのマナーについて紹介します。


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個展のお祝いに贈るお花の選び方

個展のお祝いにお花を贈ると、喜ばれることが多いです。しかし、個展会場によっては制約があったり、設置を断られたりする場合もあります。ここでは、お祝いにお花を贈る際の選び方について解説します。

個展や贈る相手のイメージに合わせる

個展のお祝いにお花を贈るときは、個展のイメージに合わせたお花を選びましょう。花の種類や色に決まりがあるわけではないので、会場の雰囲気に合ったお花や、贈る相手のイメージにぴったりのお花が喜ばれるでしょう。

ただし、作品よりもお花の方が目立たないようにする配慮は必要です。また、展覧会にテーマがあるなら、テーマに合わせたお花もおすすめです。自分で選べないときはフローリストに相談すると、おすすめのお花を選んでくれます。

個展の規模に合わせる

お花を贈るときは、相手への気遣いも大切です。小さなギャラリーで開かれる個展の場合、花を置ける場所があまり設けられていないことがあります。

その場合、会場の雰囲気を壊さない配慮も含めて、横幅30~45センチ、高さ30~65センチ程度の小さめのお花を選ぶようにしましょう。

個展のお祝いに贈るお花の相場


贈呈するお花は、相手との関係性や、開催される個展の規模に合わせて選ぶのが良いですが、ある程度相場もあるので、予算をもとに選ぶ手もあります。

一般的に個展に贈るお花は1~3万円が相場とされています。法人として贈る場合は、3~5万円のお花が選ばれることが多いです。

大きな節目の個展の場合は20万円、30万円などの胡蝶蘭を贈られる方もいらっしゃいます。

個展のお祝いにお花を贈るタイミング

お祝いにお花を贈るときは、贈るタイミングに注意が必要です。一般的には、開催初日の午前中に贈るのがベストとされています。初日、もしくは前日にパーティーを催すこともあります。パーティーがある場合はこれよりもさらに前倒して届けるように手配しましょう。

個展が終わるタイミングでは失礼になるため、気を付けなければなりません。

個展のお祝いにお花を贈るときのマナー

お祝いの気持ちを込めてお花を贈呈しても、マナーを守れていないと逆効果になってしまうことがあります。相手を不快にさせないためにも、マナーについても確認しておきましょう。

花束は避ける

花束はプレゼントとして選ばれることが多いですが、個展向きではありません。というのも、花束を飾るには花瓶が必要になるため、受け取ってもすぐに飾れず困らせてしまうかもしれません。

たとえ花瓶を用意していても、花を生ける手間がかかります。個展の開催時期は、来客対応などでも忙しくなるものです。相手の負担にならないよう、置いただけで飾れるカゴ盛りなどを選ぶなどの心配りが大切です。

大きなギャラリーやデパートの場合は受取可否を確認する

大きなギャラリーやデパートの催事場などで開催される場合、会場によってはお花を贈れないケースもあるようです。

まずは、お花の受け取りが可能かどうかを確認する必要があります。

複数人による展覧会の場合は必ず立札を付ける

直接本人に花を渡せない場合は、立て札を付けたものを送りましょう。共同展やふたり展の場合も同様に立て札が必要です。

直接渡せないとなると、立て札がなければ誰から届いたのかがわかりません。複数人での個展なら、全員へ宛てたものなのか、もしくは個人に宛てたものなのか見分けがしづらくなります。

そうならないためにも、必ず立札を付けて、贈り先と自分の名前を記載するようにしましょう。ただし、立て札に誤字があると失礼にあたるため、気を付けてください。

また、長いメッセージを入れたい場合は、立て札とは別でメッセージカードを添えると良いでしょう。

華美で大きな花は贈らない

お祝いなので豪華なお花を贈りたいと思っていても、作品より主張するような派手なお花は控えた方が無難です。

お祝いのお花が作品よりも目立ってしまうと、個展の雰囲気を阻害してしまう場合があり、逆に失礼になってしまうため注意しましょう。

会場を汚すような花は避ける

個展会場は、室温が高いことが多くあります。室温の高さはお花が枯れやすい環境です。花弁が散らばってしまうお花や、花持ちが悪いお花を飾ると、会場を汚してしまうかもしれないので、このような特徴に当てはまるお花は避けるのが良いでしょう。

また、花粉が多い花や香りが強いお花も、個展会場の雰囲気を損なう可能性があるので、避けるようにしましょう。

花粉があると風が吹いたときに飛び散り、作品や衣類を汚すおそれもあります。お花を贈るときは、周りに及ぼす影響にも配慮が必要です。

個展のお祝いには胡蝶蘭がおすすめ

お祝い用のお花の種類は数多くありますが、個展のお祝いには胡蝶蘭がおすすめです。その理由について紹介します。

胡蝶蘭が個展のお祝いにおすすめな理由

個展に贈るお花には、胡蝶蘭や洋蘭、スタンド花やアレンジメントフラワーなどが用いられますが、なかでも胡蝶蘭がおすすめです。

胡蝶蘭の花言葉は「幸せを運んでくる」「純粋な愛」のため、お祝いに選ばれることが多いお花です。胡蝶蘭を置くことで、高級感や特別感を演出することもできます。

鉢に入っているのですぐに飾ることができて、手入れの手間がかかりません。鉢植えには、「幸せが根付く」との意味合いもあるため、お祝い向きといえるでしょう。

また、香りが弱く、長く綺麗な状態でお花を保つことができるので、個展のお祝いにもぴったりです。花粉が少ない特徴もあり、大切な作品を汚す心配もありません。

丈夫で花持ちが良いのも、胡蝶蘭の魅力のひとつです。胡蝶蘭は2~3万円のものが多いですが、1万円以下のお花が小ぶりなミニ胡蝶蘭などからも選べます。

店頭などに並ぶような大きな胡蝶蘭以外にも、選べる選択肢があるのもメリットのひとつです。

色も白だけではなく黄色や青、紫やピンクなどから選ぶことができるので、個展のイメージに合わせることが可能です。色によって、明るい印象や個性的な印象を与えることができます。

胡蝶蘭を贈るなら「京都花室 おむろ」にお任せ

胡蝶蘭は高価なのでなるべく安く調達したいと思う方もいるかもしれません。とはいえ、安い胡蝶蘭には理由があります。安価なものは早く枯れてしまうリスクがあり、傷や花びらの形のゆがみ、しみなどがあるランクの低いものである可能性があります。

京都花室 おむろは、世界遺産 仁和寺門前の御室で創業65年以上の歴史と実績のある老舗花屋です。

花き卸売市場や問屋などでは流通しないといわれている、特級や特Aなどの最高ランクで高品質の胡蝶蘭を取り揃えています。店主が日本全国の生産者に何度も足を運び、実際に目と手で確かめているからこそ、年中を通して高品質の胡蝶蘭をご用意できるのです。

もちろん、ラッピングや立札、送料も無料で手配できるため、立札マナーも安心です。長年の経験と実績より、お客様に最適な商品をお届けすることが可能です。お花の種類やマナーに迷った場合は、お電話やメールでも丁寧にご案内いたします。

どの胡蝶蘭を選んだら良いか悩んでいる、選ぶ時間が無いという方はぜひ京都花室 おむろまでお気軽にご相談ください。

お祝いなら胡蝶蘭通販の「京都花室おむろ」

まとめ

個展のお祝いにお花を贈るときには、気を付けるべきマナーがあります。個展を開く場所によっては適さないお花もあります。また、会場の制約により贈れないこともあるかもしれません。

お祝いにお花を贈りたいときは相手への配慮を忘れず、事前に確認してから贈りましょう。贈るときは、個展や贈る相手のイメージに合わせると喜んでもらえます。

花言葉でお祝いのお花を選ぶなら胡蝶蘭がおすすめです。お花選びにお困りなら、京都花室 おむろへぜひお問い合わせください。