【就任祝い】会長と社長が同時就任する場合の胡蝶蘭の贈り方は?

取引先の就任祝いに贈られることが多い胡蝶蘭ですが、同時に会長と社長が就任するといった場面だと、贈り方に迷うのではないでしょうか。 会社全体としてひとつで良いのか、それとも個別に贈るべきか、予算はどのくらいかなど、迷うポイントも複数あります。 この記事では、会長・社長が同時就任する際の贈り方について、マナーや注意点など詳しく解説します。


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会長と社長が同時に就任する場合の胡蝶蘭の贈り方

まずは、会長・社長が同時就任する際にどのようにして胡蝶蘭を贈るべきなのか、その方法についてご説明します。

一人ずつ個別に贈る

複数の方が同時に役職に就任する場合、同じ会社であったとしても、一人ずつ個別に贈りましょう。

連名にしてひとつのお祝いを贈ることは、省略している、あるいはまとめられていることを意味し、相手にとって失礼にあたります。お祝いの気持ちを十分に伝えるためには、それぞれにお花を手配することが大切です。

もし予算に限りがあってそれぞれに贈ることが難しい場合は、「祝 御就任」のお祝いとして、個別ではなく会社全体宛てに贈ると良いでしょう。

予算は同じ価格帯でも問題ない

会長と社長という役職の違いに合わせて、予算も変えなければならないと考えている方もいるかもしれません。

予算に余裕があるのであれば多少の価格差をつけても、もちろんかまいません。しかし一般的には、特に金額に差はつけず、会長と社長は同じ価格にすることも多いです。

同じ価格帯のお花を選んだ上で、花の色やラッピングの色などで変化をつけると、個性が出るのでおすすめです。

お付き合いに差がある場合は片方だけに贈っても良い

同時就任の場合、両方にお祝いを贈らなければならないと思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

もちろん、両方とお付き合いがあるなら、それぞれにきちんと贈った方が良いでしょう。しかし新会長は以前から付き合いがあるけれど、新社長とはまだ面識がないなど、お付き合いに差がある場合は、片方だけに贈っても問題はありません。

お祝いは気持ちを贈るものですので、お付き合いの深さで贈る・贈らないを決めても良いのです。

就任祝いに胡蝶蘭を贈るときの一般的なマナーは?

ここからは、予算や立札など、就任祝いに胡蝶蘭を贈る際のマナーについて詳しく解説します。

予算の相場

就任祝いに贈られる胡蝶蘭の相場は、一般的には1~10万円程度ですが、お付き合いの深さや関係性によって金額は変わります。

友人や知人といった関係であれば1~3万円前後、身内や取引先なら3~5万円以上が目安になります。

立札や名札の書き方

立札や名札には、「就任御祝」「祝 御就任」などと書くようにします。贈り先の「会社名」や「新役職名」、「名前」を記載することが多く、それをスタンダードとするお店もあります。

就任祝いの際は、多くのお花が届くことが考えられます。さらに同時就任となると、どなた様宛てのお花なのか分かりにくくなってしまうので、できるだけ記載しておくことをおすすめします。

ただし、必ずしもすべて書かなければならないわけではありません。全体の文字数のバランスなどを見ながら、必要に応じて検討すると良いでしょう。

贈り主側は、「会社名」「(代表者)肩書」「名前」を記載しておきます。

贈る場所やタイミング

新役職の方の就任式が行われる場合は、開催会場に直接届けます。前日もしくは当日の午前中に届くように手配しましょう。

就任式が行われない場合は、先方の会社宛に届けます。就任日は一日付であることが多いですが、正式な就任日を確認し、当日の午前中に届くように発注しておきます。会社へ贈る際は、前日にならないように注意が必要です。

万が一遅れたとしても、就任日から1週間程度は失礼にあたらないので、慌てずに手配をしてください。

メッセージカードの書き方

メッセージカードを添える場合は、カードにも役職名と名前を入れておき、贈り先が分かるようにしましょう。

文面には、「再び」「終わる」「繰り返す」などの忌み言葉や否定表現は、マイナスなことを想起させるので避けるよう注意してください。4、9などの縁起が悪いとされる数字も入れないように気を付けましょう。

また親しい間柄だったとしても、あまりにくだけ過ぎた言葉遣いは適していません。お祝いのシーンで贈る文章ですので、読んだ相手が不快にならないよう配慮が必要です。

会長と社長同時就任の場合は、それぞれに内容を変えて贈るのも良いでしょう。

会長や社長の就任祝いに胡蝶蘭を贈るときの注意点!

ここまで一般的な胡蝶蘭の贈り方やマナーについて説明してきました。

これらに加えて、就任祝いを贈る際は気を付けておきたいポイントがあります。先方に失礼にあたることがないよう、これから解説する注意点も念頭に置いた上で手配するようにしましょう。

早めに注文する

会長や社長など役職就任のお知らせは、事前に取引先へ連絡することが多いです。お知らせを確認したら、お祝いは早めに注文するようにしましょう。

一般的に役職就任は一日付けになることが多く、特に新年度の4月1日付けでの就任は、年間を通しても多いです。そのため、3月末から4月上旬は胡蝶蘭の注文が殺到します。さらに就任祝いの時期は移転祝いとも重なるため、胡蝶蘭の需要が高くなるのです。

直前に注文すると、あり物の胡蝶蘭を贈ることになりかねません。品質の低いものが届いてしまう可能性もあり、避けたほうが無難です。良いお花を確保するためにも、早めの注文がおすすめです。

前任者に配慮する

就任祝いを贈る際は、前任者への配慮が必要です。前任者がいる期間中は、新任者へのお祝いは贈らないようにしましょう。

就任日に間に合うように届けたいからと、前日に届くよう手配することはNGです。就任式の会場であれば問題はありませんが、会社に直接届いてしまうと、まだ前任者がいる時期なので失礼にあたります。

たとえば、4月1日が就任日であれば、3月31日にお祝いが届いてはなりません。そうした事態が起こらないよう、必ず就任日当日に届くよう手配する必要があります。

場合によっては、前任者が亡くなられたために役職に就任する、ということもあります。その場合、会社は喪中になるため、お祝いの品自体を贈らないようにしましょう。

会長・社長の就任祝いには「京都花室 おむろ」の胡蝶蘭がおすすめ

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弊社では、一般的に有料とされる和紙ラッピングが無料です。立札・送料をはじめ、写真報告サービスも無料で提供しています。

写真報告サービスは、お贈りするお花を立札つきの状態で、発送前にお写真で報告するサービスです。「なかなか贈り先にお花の状態をお伺いに行けない…」という場合でも、状態を確認できるので、安心して贈ることができます。

万が一ご満足いただけなかった場合は、全額返金を保証する「枯れ保証 -全額返金制度-」もついています。大切な方へのお祝いに、ぜひ「京都花室 おむろ」をご利用ください。

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まとめ

華やかな胡蝶蘭は、就任祝いの贈り物に最適なお花です。予算を考慮することはもちろん、質の良いものを選ぶと、お祝いの気持ちも伝わりやすくなるでしょう。当日に間に合うよう、余裕を持って発注することが大切です。

就任祝いの場合は、贈るタイミングや立札の内容などにも注意が必要です。胡蝶蘭を発注する際は、今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。