【お祝いに最適な胡蝶蘭】花言葉や選び方についてご紹介

胡蝶蘭の花言葉とは？

フラワーギフトとして人気の高い胡蝶蘭には、「幸せを運んでくる」という花言葉があります。ふんわりと開く花弁は蝶によく似ており、幸せを運んでくるイメージにぴったりです。

さらに「純粋な愛」という花言葉のほか、西洋では「Love（愛情）」「Beauty（美）」「Refinement（優雅）」「Luxury（豪華さ）」など、さまざまな言葉がつけられています。

胡蝶蘭の学名は「Phalaenopsis aphrodite」であり、ギリシャ神話で語られている愛と美の女神「Aphrodite（アフロディーテ）」の名前が使われていることから、このような花言葉がつけられているという説があります。

さらに興味深いのは、胡蝶蘭は色によっても花言葉が変わることです。白い胡蝶蘭は「純潔」や「清純」、ピンクの胡蝶蘭には「あなたを愛しています」、青の胡蝶蘭には「愛」や「尊厳」という花言葉があります。黄色や紫の胡蝶蘭には、特に花言葉が決められていないようです。

また、胡蝶蘭は鉢植えで贈られることが多く、「幸せが根付く」という意味合いもあります。「幸せ」に関連する花言葉は汎用性が高いため、胡蝶蘭はさまざまなお祝いのシーンに活用されています。

胡蝶蘭が贈られるお祝いシーンをご紹介

それでは、胡蝶蘭を贈るのにふさわしいお祝いごとを、シーン別にみていきましょう。華やかな場面だけでなく、プライベートのお祝いにも贈れるので、ぜひ参考にしてください。

開業・開店・開院祝い

開業や開店祝いは、胡蝶蘭を贈る代表的なお祝いのシーンです。新規オープンの店舗や事務所の入口に、胡蝶蘭が並んでいるのを見たことがある方は多いでしょう。

胡蝶蘭は新規事業の成功をお祝いするのはもちろん、新たなスタートを祝うシーン全般に活用できます。また、真っ白な胡蝶蘭には清潔なイメージがあり、衛生面が重視される病院や飲食店にも人気があります。

新築祝い

胡蝶蘭は、マイホームの購入や新築のお祝いにもよく選ばれています。新築祝いは、人生の節目となる大きなイベント。インテリアにちなんだ品物を贈る方が多く、その点でも、家に飾って長く楽しめる胡蝶蘭がお祝いに適しているといえるでしょう。

縁起が良い胡蝶蘭なら、相手の方の幸せな生活を願う気持ちがしっかり伝わります。特に、白い胡蝶蘭はインテリアともあわせやすく、相手の好みがわからなくても贈りやすいでしょう。

昇進・就任祝い

新社長への就任祝い、管理職への昇進祝いの贈り物にも、胡蝶蘭がぴったりです。胡蝶蘭は華やかで縁起が良く、より高い役職で活躍する方への良いはなむけになるでしょう。

白い胡蝶蘭には清冽なイメージがあり、贈る相手の性別や年齢を選びません。

誕生日・記念日のお祝い

胡蝶蘭のフラワーギフトは、誕生日や母の日、敬老の日といったプライベートなお祝いのシーンにも喜ばれます。これからの人生により幸あれという願いをしっかり込めて贈れるでしょう。

胡蝶蘭の大きさには、大輪、中輪、小輪（ミニ、ミディ）と3つの種類があり、自宅の広さや置き場所にあわせて選べます。誕生日や記念日が過ぎても、長く飾って幸せを実感できるのでおすすめです。

結婚祝い

結婚式に招待されている場合は現金でお祝いするのが一般的ですが、家族婚などで式には招待されないけれど結婚の報告を受けたときは、お祝いに胡蝶蘭を贈るのがおすすめです。

特に白やピンクの胡蝶蘭には、「純潔」「清純」や「あなたを愛しています」という花言葉があり、結婚祝いの贈り物として適しています。

結婚祝いに胡蝶蘭を贈るときは、挙式が済んで落ち着いたタイミングに自宅に贈るのが良いでしょう。

胡蝶蘭には、メッセージカードを付けて贈ると、よりお祝いの気持ちが伝わりやすくなります。

花言葉以外にも胡蝶蘭をお祝いに選ぶ理由

お祝いの贈り物として人気が高い胡蝶蘭ですが、花言葉以外にも選ばれる理由があります。その理由についてご紹介します。

見た目が豪華で上品だから

大きく花びらが広がる胡蝶蘭は、豪華な見た目で特別感があります。お祝いの席に胡蝶蘭を飾るだけで、空間そのものが華やかになるでしょう。

花の色も白、紅白、ピンク、黄色と多彩で、贈る側としても花の色で個性を演出できます。お祝いごとの贈り物として定番の花なので、幸せを願う気持ちがしっかり伝わります。

花持ちが良いから

胡蝶蘭はほかの花と比べて花持ちが良い植物です。環境にもよるものの、約1～3ヶ月は花が落ちずに美しい状態を保てるため、お祝いのあとの幸せな余韻を長く楽しめます。

また、水やりは秋冬は1週間に1回、春夏は1週間に2回程度あげるだけなので、手間がかかりません。お手入れも簡単なことから、胡蝶蘭は贈り物として喜ばれるのです。

花粉・香りが少なく贈りやすいから

香りや花粉のある花をフラワーギフトにするときは、贈り先の環境に配慮が必要です。その点では、胡蝶蘭は香りや花粉が少ないため、汎用性が高いといえるでしょう。

花粉や香りがまわりに飛び散らないので、飲食店や病院といった衛生面に配慮が必要なお祝いごとにも、気兼ねなく贈れます。。

胡蝶蘭をお祝いで贈るときの相場について

お祝いで贈る胡蝶蘭の相場もみていきましょう。

一般的に、胡蝶蘭の価格は、花の本数、大きさ、輪数によって左右されます。胡蝶蘭には高級なイメージがあるものの、鉢によっては5,000円からでも注文できるため、お祝いにふさわしいものを選んでください。

胡蝶蘭のサイズはどれを選ぶ？

胡蝶蘭のサイズは、花の大きさとひとつの鉢に苗が何本入っているかで変わります。さまざまなパターンで販売されているので、選ぶときの参考にしてみてください。

花のサイズ

胡蝶蘭の花のサイズの基準は、12～14cmが大輪、7～8cmが中輪、5～6cmが小輪で分けられています。あくまでも花のサイズであり、高さは関係ありません。

また、花が大きいほど値段が高くなるのではなく、一般的には品種や花数の多さで値段が決まります。

ビジネスシーンには大輪、個人に贈るものは小輪という選び方の決まりはなく、贈り先のスペースの問題を考慮して選ぶのがおすすめです。そのため、ビジネス関係の贈り物でも贈り先のオフィスのスペースによっては、小輪を選ぶほうが喜ばれる場合もあります。

値段を基準に選ぶよりも、贈り先に受け取ってもらいやすいサイズと予算で選ぶことが大切です。

本数

販売されている胡蝶蘭には、3本立や5本立のように、ひとつの鉢に花がついている苗が何本入っているかが表記されています。

従来は、3本立と5本立しか販売されていませんでしたが、現在はニーズを踏まえたうえで、4や9など縁起の良くない本数を避け、1本立から10本立以上まで選べます。

本数が増えると、見ごたえのある贈り物にはなりますが、5本立以上の胡蝶蘭になると、花同士が重なり傷んでしまうケースもあるのです。そのため、5本立以上を取り扱う花屋は少ないといわれています。

お祝いの贈り物としては、3本立がもっとも選ばれていますが、贈り先のスペースや相手に気を使わせない予算感で選ぶようにしましょう。

胡蝶蘭をお祝いに贈るときの注意点

胡蝶蘭はお祝いにふさわしい花でも、贈り方によっては相手の方に負担をかけてしまうため注意が必要です。贈るときの注意点をみていきましょう。

マナーに気をつける

胡蝶蘭は相手の方が受け取りやすく、飾りやすい大きさで選ぶ必要があります。置くスペースが限られているときは、高級感のある陶器製の鉢と組み合わせるなど、見た目で工夫をすると良いでしょう。

また、大きさにこだわらず、相手に喜んで受け取ってもらえるような胡蝶蘭を選ぶことも大切です。

立札のお祝い文言は、マナーにのっとり、すべて漢字で記載します。ビジネスシーンで贈る場合は立札が会社の顔になるため、誤字・脱字には注意してください。間違えやすい「高」と「髙」などの旧文字、代表取締役社長と代表取締役といった役職については、何度も確認するようにしましょう。

贈るタイミングに気をつける

お祝いのイベントや開店日などが決まっている場合は、前日から当日の午前中までに届けるのがマナーです。当日は式典準備で忙しいため、事前に贈り先に受付期間や時間を確認しておくと安心です。

記念パーティーや式典が会社以外で開催される場合は、事前に会場で受け取りできるかどうか確認することが大事です。日程を忘れていてタイミングを逃してしまったときは、できるだけ早めに、大安などの縁起の良い日を選んで贈ると良いでしょう。

お祝いの胡蝶蘭なら「京都花室 おむろ」

相手に喜んでもらえる胡蝶蘭を贈るのであれば、「京都花室 おむろ」にお任せください。

「京都花室 おむろ」は世界遺産 仁和寺門前の御室で店を構えて、創業65年以上の歴史と実績のある老舗花屋です。花き卸売市場や問屋などでは手に入りにくい、特級、特Aランクの胡蝶蘭を幅広く取り揃えています。

店主自らが専属契約をしている京都の生産者や日本全国の生産者に足を運び、創業以来からの実績と経験をもと、店主の目と手で確認した胡蝶蘭を厳選しています。そのため姿が美しく、花持ちも良いので、お祝いする気持ちがしっかり伝わるでしょう。

「京都花室 おむろ」では、一般的に有料とされる和紙ラッピングや立札、送料が無料です。贈った花の状態を確認できる「写真報告サービス」も無料で対応しているので、お祝いの際にも安心してご利用いただけます。

まとめ

胡蝶蘭は「幸せを運んでくる」という花言葉をもつ、お祝いにふさわしい花です。お手入れがしやすく、花が長持ちするため、お祝いごとの贈り物として最適です。

胡蝶蘭にはいくつかの種類があり、色や大きさのバリエーションが豊富です。今回ご紹介した選び方などを参考に、お祝いのイメージにぴったりの胡蝶蘭を選んでください。