開業祝いに胡蝶蘭をおすすめする5つの理由
胡蝶蘭はお誕生日や結婚祝いなど個人のお祝い事からビジネスシーンまで幅広く選ばれる贈り物の定番です。そのなかでも、特に開業祝いの贈り物として胡蝶蘭をおすすめする5つの理由をご紹介します。
理由1.「根を張る」ことから事業が根付くという意味合いがある
開業とは、新しく事業や商売などを始めることです。鉢に植えられている胡蝶蘭は「根を張る」という意味でもあり、新しくスタートした事業が根付くイメージから縁起が良いとされています。
また、胡蝶蘭には「幸せを運んでくる」という花言葉があります。ビジネスの成功、お店の繁盛として縁起が良い贈り物といえるでしょう。
理由2.店内を華やかにしてくれる
胡蝶蘭は数あるお花のなかでも高級感や上品さを持ったお花です。鮮やかな花色や優雅な形状は、お店の雰囲気を引き立て、訪れるお客様に癒しを与えてくれます。
特にレセプションデスクやエントランスに配置すると、お客様を温かく迎えられます。色やサイズも選べるため、贈り先に合った胡蝶蘭を選べます。
理由3.香りや花粉が少ない
一般的に飲食店は香りや花粉が食事の妨げになることから、お花の贈り物は避けられる傾向にあります。病院も同様に、アレルギーを持つ患者様のために花粉のあるお花を贈るのは控えるべきとされています。
胡蝶蘭であれば香りや花粉が少ないため、飲食店や病院などの贈り物にもぴったりです。
理由4.枯れにくい
胡蝶蘭は枯れにくく育てやすい花として有名です。花の寿命は1ヶ月以上、株の寿命は50年ほどといわれており、適切に育てれば毎年美しい花が咲きます。長い間美しいお花を鑑賞できるのが魅力です。
理由5.季節に関係なく贈れる
胡蝶蘭は1年中販売されているため、季節に関係なく贈れます。本来、胡蝶蘭は4〜7月の春から夏にかけて咲く花ですが、全国の生産者が調節して育てられるため、1年中販売できるようになっているのです。
いつでも、どのようなシーンでも贈れることから、胡蝶蘭は定番の贈り物とされています。
ただし、胡蝶蘭は亜熱帯地域の花であり、冬場は生産量が少なくなるため、冬の寒い時期に贈る際には注意が必要です。
開業祝いに胡蝶蘭を贈るタイミング
胡蝶蘭を贈るタイミングは重要です。最適なタイミングで贈ることで、より気持ちが伝わりやすくなります。
ここでは、胡蝶蘭を贈るタイミングと贈りそびれてしまった場合の対応について解説します。
開業の1週間前~前日までがベスト
開業に合わせて胡蝶蘭などの花が店先に飾られるため、前日から当日の午前中までに贈るのが最適なタイミングです。天候不順で当日に間に合わないこともあるため、前日までに届けるのが安心です。
ただし、開業前は慌ただしい時期なので、先方に贈ることを伝えて確実に受け取れるように贈ることが大切です。
また、届ける日は「大安」「友引」「先勝」などの縁起の良い日がおすすめです。とはいえ、開業祝いを贈るタイミングが「仏滅」など、縁起の悪い日と重なってしまう場合もあるかもしれません。事前にわかっているのであれば、お届け先様と相談し、日程を調整するようにしましょう。
開業日を過ぎている場合は早めに
開業日を過ぎてしまっている場合でも、「折御発展」として贈ることができます。もし、大幅に開業日から遅れている場合は、日常でも飾りやすいコンパクトな花や観葉植物を選ぶと良いでしょう。
贈るタイミングが開業日を過ぎているときは、受け取る方の業務に支障がないよう配慮が必要です。また、大安や縁起の良い日、時間帯を選ばず早めに贈ることも大切です。
開業祝いに贈る胡蝶蘭の金額相場
胡蝶蘭は、鉢植えに植えられている苗の本数によって金額が異なります。3~5本立ての1~10万円の鉢植えが一般的ですが、大企業に贈る場合は3~10万円のものがよく選ばれています。お祝いごとに贈るため、ある程度の大きさのものを選ぶと見栄えが良くておすすめです。
開業祝いにベストな胡蝶蘭の選び方
開業祝いにおすすめの胡蝶蘭の選び方について解説します。
胡蝶蘭の本数
胡蝶蘭の本数によって見た目の華やかさが変わります。贈る場所の規模に応じて本数を選択すると良いでしょう。
これまでは奇数の方が縁起が良いとされていましたが、今日ではあまり関係なくなってきています。偶数立ても取り扱っているお店もあるので、目的に合わせて選択してみてください。
昔から花業界の商習慣として、胡蝶蘭は3本、5本しかなかったのですが、現代社会のニーズの多様化により、1本、2本立も増えてきています。
胡蝶蘭の色
開業祝いには花言葉から白、紫、青の胡蝶蘭が選ばれることが多いです。「純潔」「清純」を示す白は、清潔な印象を与え、はじまりをイメージさせる色です。
「誠実」「尊敬」を示す青や紫は、ビジネスにおいて大切な「信頼」や「誠実さ」を印象づけることができます。
そのほかにも、花の中心部のリップが赤く特徴的な紅白色の胡蝶蘭もあります。紅白という名前の由来から、おめでたいことに贈られることも多いです。紅白色の胡蝶蘭は、各種法人のお祝いにも選ばれています。
また、金運が上がるイメージから、特別な花言葉の無い黄色の胡蝶蘭も開業祝いによく選ばれます。胡蝶蘭自体に「幸せを運んでくる」との花言葉があるため、さまざまなシーンで幅広く活用できるでしょう。
ラッピング
胡蝶蘭に華やかなラッピングがされていると特別感が増します。とはいえ、相手に失礼のないよう注意しなければなりません。
一般的にラッピングには不織布と和紙の2種類が使われます。置かれる場所の雰囲気に合わせた色やデザインを選ぶようにしましょう。
贈り先のコーポレートカラー(企業のイメージを印象付けるために使われる色)がある場合は、意識してその色を選ぶのもおすすめです。
お祝いの花にも企業のイメージカラーが添えられていると喜ばれるでしょう。ラッピングがわからない場合は、花の雰囲気に合わせるようにしてください。
立札
立札は、木札(木の板に印字した透明シールを貼る)、木目調立札(厚紙の台紙に印字したものを貼る)、紙札、メッセージカード(名刺サイズ)から選びます。
一般的に、紙札、メッセージカードは無料ですが、木札や木目調立札は、追加オプションで費用がかかる場合が多いようです。
立札は、お客様がお送りした会社の顔のため、非常に重要な役割があります。記載内容には決まりがあり、お祝い文言(祝、御祝、祝御開業)と贈り主(ご依頼主様)とするのがマナーです。お祝い文言は、すべて漢字で書く必要があるので注意しましょう。
お届け先様で置き場所がなく外に置かれる場合は、お届け先様名を記載することもあります。贈り先名や贈り主の名前に誤字がないか、贈る前によく確認しましょう。長いメッセージになりそうな場合は、立札とは別にメッセージカードを添えるとスマートです。
開業祝いで胡蝶蘭を贈る際の注意点
胡蝶蘭は開業祝いにぴったりの花ですが、贈る際には注意したい点があります。贈り先に迷惑がかからないよう、以下の注意点を押さえておきましょう。
設置スペースを考慮する
胡蝶蘭を贈る際は、飾るスペースがあるかどうかを考慮する必要があります。飾るスペースがないのに胡蝶蘭を贈っても迷惑がかかるでしょう。特に「大輪(12〜14cm)」と呼ばれる花輪のサイズが大きい胡蝶蘭を贈る際は、気をつける必要があります。
スペースが気になる場合は、「ミディ(5〜6cm)」と呼ばれる一番小さいサイズを選ぶと良いでしょう。また、事前に贈り先に確認すると安心です。
「小ぶりの胡蝶蘭だと物足りないのでは」といった場合は、陶器で作られた高級感のある鉢を選び、見た目を華やかにするとよいでしょう。
生花を贈っても問題がないか考慮する
贈り物を選ぶ際に大切なのは、相手が喜ぶかどうかです。贈り先によっては、生花がNGな場合もあります。特に安全面や衛生面の観点で病院や飲食店では生花の贈り物が迷惑になるケースも少なくありません。
また、生花は育てるという手間もあります。胡蝶蘭は枯れにくく育てやすい花ではありますが、それでも長く咲かせるためには水やりや温度管理などが重要です。受け取る人の状況や好み、迷惑ではないかなどを考慮して、開業祝いを贈りましょう。
開業祝いに胡蝶蘭を贈るなら「京都花室 おむろ」が最適
「幸せを運んでくる」という花言葉の胡蝶蘭は、開業祝いにぴったりの花です。しかし、花は生ものですので時間とともにしおれて枯れてしまいます。
なるべく長く楽しんでもらいたいという方は、世界遺産 仁和寺門前の御室で創業65年以上の歴史と実績のある老舗花屋「京都花室 おむろ」にお任せください。
京都花室 おむろでは、花き卸売市場や問屋などでは流通しないといわれている、特級や特Aなどの最高ランクで高品質の胡蝶蘭を取り揃えています。
専属契約をしている京都の生産者や日本全国の生産者に何度も足を運び、1955年創業からの実績と経験から、店主が目と手で確認をした胡蝶蘭のみをご用意しています。そのため、年間を通して、高品質の胡蝶蘭を安定的に365日ご用意することを可能としています。
自信があるからこそ、京都花室 おむろでは業界唯一、「枯れ保証 -全額返金制度-」を導入しております。
弊社では、一般的に有料とされる和紙ラッピングが無料です。立札・送料をはじめ、写真報告サービスも無料でご提供しています。
花の種類やマナーに迷った場合は、お電話やメールで丁寧にご案内いたしますので、安心してご活用ください。ここでは、開業祝いにおすすめの胡蝶蘭を紹介します。
京都 おむろ胡蝶蘭(白大輪)3本立L
京都 おむろ胡蝶蘭は、数十年以上の歳月をかけて作り上げた日本初の京都ブランド胡蝶蘭です。ほかの胡蝶蘭と比較して花もちが2倍以上長く、数か月程度、花落ちがない状態で鑑賞できます。
花びらの表面に縮緬のような独特のシボ感と淡い光沢があり、奥ゆかしい美しさがあるのも特徴です。ほかの胡蝶蘭と比較して品質が高いため、開業祝いの贈り物としておすすめです。
京都 はんなり胡蝶蘭(白大輪)特選升(京都 北山杉使用)3本立 梅
京都 はんなり胡蝶蘭 特選升は、京都府伝統工芸品に指定されている北山杉を加工して作った枡と、最上級品の胡蝶蘭がセットになった商品です。
枡はお祝いごとで使用されることが多く、「ますますお元気で、お幸せに」「ますます繁盛されますように」という意味が込められています。一般的な胡蝶蘭と比べ、花の向きがすべて前に向いているため、存在感があるのも特徴です。開業祝いにはぴったりの胡蝶蘭です。
>>京都 はんなり胡蝶蘭(白大輪)特選升(京都 北山杉使用)の詳細ページはこちら
京都 ミニ胡蝶蘭 紅白3本立
京都 ミニ胡蝶蘭は大輪の胡蝶蘭をコンパクト化した商品です。コンパクトなため置き場所に困らず、小さな店舗でも飾りやすいのが魅力です。
紅白のカラーにより縁起の良さを感じさせるため、開業祝いの贈り物にはぴったりです。持ち運びが簡単で、通常の胡蝶蘭と比べてお手入れが簡単な点も特徴です。1か月~2か月半ほど咲き続けるため、美しい姿を長期間鑑賞できます。
まとめ
胡蝶蘭の存在感が、新たな門出を華やかに彩ります。胡蝶蘭には「幸せを運んでくる」という花言葉もあり、開業祝いにもおすすめです。
花持ちが良く、長く楽しむことができるのも胡蝶蘭の魅力ですが、お祝いできるタイミングは限られています。せっかくのお祝いだからこそ、高品質な胡蝶蘭を選んで、開業する取引先や知人にお祝いの気持ちを伝えましょう。