男性へ昇進祝いを贈るときの3つのポイント
昇進祝いを初めて贈る人も多いのではないでしょうか。ここでは昇進祝いを贈るときに知っておくべきポイントを3つ紹介します。
関係性によって予算相場が異なる
贈る相手との関係性によって、昇進祝いの値段相場が異なります。相場を超えたものを贈ると、相手に負担をかけてしまうおそれがあるため注意しましょう。昇進祝いの相場は以下のとおりです。
・上司:10,000円〜20,000円
・同僚や友人:5,000円〜10,000円
・家族や恋人:10,000円〜30,000円
あくまでも上記は関係性ごとの相場であるため、贈る相手とどのくらい親しいかによっても適正な金額は異なります。また家族や恋人のような親密な関係性であれば、相場はそれほど気にする必要はないでしょう。
贈るタイミングに気をつける
家族や友人が昇進することを知り「すぐに昇進祝いを贈らなくては」と考える人もいるでしょう。しかし、正式な発表前に昇進祝いを贈るのは失礼にあたります。
昇進祝いは昇進することが公示された後、発表されてから1週間から10日程度までに贈るのがベストです。また職場の慣習があれば、それに従って昇進祝いを贈りましょう。
目上の男性には選ばない方が良いものがある
昇進祝いの贈り物には適していないものがあります。特に目上の男性に贈る際には注意しましょう。マナー違反とされる贈り物には、以下のようなものが挙げられます。
・ベルト:「気を引き締めて」という戒めの意味として捉えられる
・靴や靴下:「相手を踏みつける」「相手を見下す」という意味として捉えられる
・時計や文具:「精進してください」という意味として捉えられる
ただし、本人から要望がある場合は贈っても問題ありません。とはいえ、目上の男性に贈る場合はこういったマナーがあることを知っておきましょう。
男性への昇進祝いに贈るならこれ!おすすめギフト5選
相手に喜ばれるギフトを贈るために、昇進祝いの定番アイテムを把握しておきましょう。ここでは、男性への昇進祝いでおすすめのギフトを5つピックアップして紹介します。
ビジネスファッションアイテム
会社の同僚や友人に贈るものとして、ビジネスシーンで使えるファッションアイテムがおすすめです。スーツを着ているならネクタイやネクタイピン、カフスなどの小物、名刺入れ、バッグ、財布などが挙げられます。
特に実用性の高いアイテムは喜ばれやすいため、相手が欲しがっているものを事前に調査して贈ると良いでしょう。
ただ、ビジネス系のアイテムを目上の人に贈る場合は気をつけなくてはいけません。同僚や友人であれば問題ありませんが、上述したように、物によっては上司に贈ると失礼にあたるおそれがあります。
ハンカチ
贈り物に迷ったときは、ギフトの定番である「ハンカチ」を贈ると良いでしょう。ハンカチはビジネス、プライベート問わず使え、実用性も高いため喜ばれます。
またブランド品を選んでも値段はそこまで高くないため、気兼ねなく受け取ってもらえやすいのもポイントです。男性は比較的シンプルなデザインを好む傾向にあるため、無地やワンポイントの柄を選ぶと良いでしょう。
実用性を重視するなら、素材は「リネン」がおすすめです。丈夫で長持ちしますし、吸水性や速乾性にも優れています。高級感を出したい場合は「シルク」がおすすめです。美しく光沢感があっておしゃれに見えます。
お酒
お祝い事のギフトによく選ばれているのが「お酒」です。お酒には日本酒やワイン、ウイスキーなどさまざまな種類があるため、相手の好みに合わせて選べるのが魅力です。相手の好きなお酒をリサーチして選ぶと良いでしょう。
迷ったときにおすすめなのは日本酒です。縁起の良い名前がついた銘柄もあるため、お祝い事にふさわしいといえます。またウイスキーやワインなども価格帯が幅広く、上質なものを選べば高級感やおしゃれさもあり、目上の人に贈る際にもぴったりです。
ボトルに名前やメッセージを入れると、世界にひとつだけのプレゼントになります。
グルメ
昇進祝いの相手が家族と暮らしている場合は、グルメやお菓子などもおすすめです。家庭内でも楽しめますし、恐縮せずに受けってもらいやすい点も魅力です。
グルメは相手の好みに合わせたものを贈るのがベストですが、分からない場合は「カタログギフト」を贈ると良いでしょう。カタログギフトであれば自分で好きなものを選べますし、家族でカタログギフトを見ながら商品を選ぶ楽しみもあります。
名入れグッズ
昇進祝いを特別なものにしたいときは名入れギフトがおすすめです。贈る相手の名前やメッセージを入れることで、この世にひとつしかない特別な贈り物になります。これまで紹介してきたビジネスファッションアイテムやハンカチ、お酒なども名入れが可能です。
名入れグッズのプレゼントで注意したいのが、相手の名前や昇進後の役職名などを間違えないことです。名入れで間違いがあると失礼にあたるため気をつけましょう。
男性に昇進祝いを贈るときのマナー
昇進祝いの贈り物にはマナーがあります。昇進祝いで相手に失礼のないよう、ここで紹介するマナーをきちんと押さえておきましょう。
会社のルールと周りへの配慮を忘れない
会社によっては、社内のお祝い事に関する決まりが存在する場合があります。「お祝いを贈るなら全員で」「あまり派手に祝わない」といったようなケースもあるため、まずは社内のルールやマナーを確認しておきましょう。
また社内には昇進できて喜んでいる人もいれば、昇進できずに悔しい思いをしている人もいるかもしれません。そのため、周りへの配慮も忘れないことが大切です。贈り物は職場内で渡すのではなく、社外で個人的に渡すか、郵送で自宅へ贈ると良いでしょう。
熨斗(のし)を掛ける
お祝い事で贈るギフトには熨斗を掛けるのがマナーです。昇進祝いは紅白か金銀の蝶結びで、本数は「3・5・7」といったように奇数にしましょう。蝶結びには「何度あっても嬉しいこと」という意味合いがあります。
表書きは「御昇進御祝」「祝 御昇進」「御祝」と記載しましょう。表書きの下部に贈り主の名前を記載します。複数人で贈る場合には、連名で全員の名前を記載しましょう。右から目上の人順に記載します。
手紙やお花を添える
昇進祝いは贈り物と一緒にお祝いの手紙やお花 を添えるのが一般的です。手紙は相手との関係性にあわせて、オリジナルの文章を考えましょう。お花も豪華なものを選ぶことで一層華やかにお祝いができます。
昇進祝いの花は胡蝶蘭がおすすめです。「京都花室 おむろ」ではミニサイズで高級感のある信楽焼陶器に植わっている商品も扱っており、 昇進祝いにぴったりです。ミニであれば持ち帰りやすいサイズで、部屋にも飾りやすく喜ばれます。
「京都花室 おむろ」は世界遺産 仁和寺門前の御室で創業65年以上の歴史と実績のある老舗花屋です。立札や贈り物などのマナーにも詳しいため、気になることがあればぜひご相談ください。
まとめ
男性の昇進祝いではビジネスファッションアイテムやハンカチ、お酒などが贈り物として定番です。贈るタイミングは、昇進することが公示されてから1週間から10日程度までに贈るのが良いとされています。職場のルールや周りへの配慮にも忘れないように気をつけましょう。