専属契約の生産者と作り上げた、樹齢10年以上の京藤盆栽
京都花室 おむろの取り扱う京都小鉢シリーズ(ミニ盆栽)の中でも人気の高い京藤シリーズ。
世界文化遺産 平等院等で有名な京都の藤をイメージして、おむろの専属契約の接師(つぎし)が 10年以上の月日をかけて作り上げた、期間・数量限定のオリジナル商品です。
初心者の方でも簡単なお手入れで、何年にもわたって綺麗な紫色の花と優美な香りをご自宅で楽しむことが出来ます。
今回は京藤をどのようにお手入れすれば良いのか、おむろの社員が実際に育てた記録とともに、ポイントをお伝えしていきます。
主なお手入れについて
一般的な盆栽よりも、難しい手入れは一切不要の京都小鉢シリーズ。毎年美しいお花をご家庭で楽しむためには、水やりは必要不可欠です。
ここでは水やり・置き場所についてお伝えします。
水のあげ方
・土の表面が白く乾いたら、鉢の底穴から流れるくらいたっぷりとお水を与えてください。苔がある場合は、苔を持ち上げて土の状態をご確認ください。
・お水は、お花の上からシャワーのようにかけるのではなく、根元・土にたっぷりとあげると良いです。
※藤は水を好む植物のため、必ず水は切らさないようにしてください。特に開花中と夏場は水切れを起こさないよう注意しましょう。
置き場所について
京藤シリーズの開花時期は、例年4月中旬~5月頃です。
・開花時は、室内でご鑑賞いただくと、お花をより長くお楽しみいただけます。つぼみから開花する頃は、冷暖房の風などの乾燥に特に注意して下さい。
・開花時以外は、必ず戸外の日当たりと風通しの良い場所で育ててください。
実際の成長過程
今年の京藤の開花は早く、4月の中旬頃には満開を迎えていました。撮影用に使用したため、京藤盆栽をいただいた時にはすでに一部が見頃を過ぎ始めていました。
今年は気温上昇が早かったため、5月の連休時期には枯れてしまいましたが、満開~全てのお花が終わるまで1週間程お楽しみ頂けます。
藤の花は上から徐々にしおれていき、最後に先端部分が残ります。お花が終わるにつれ、葉の数が増えていき、最後は青々とした葉とつるが残る形になります。
お花が咲き終わったら…
お花を楽しんだ後、来年も綺麗な状態で咲かせるためにはどのようにお手入れをすればよいのでしょうか。
花が終わったら花がらを摘み、つるを切る
・お花が全て咲き終わったら、花がら摘みをします。上記写真の通り、花房の根元に新しい葉が生えています。そのすぐ根元にある小さな花芽から約1㎝ほど上のところでカットしてください。
※花房をそのままにしておくと、実ができて養分が取られてしまいます。必ず切り取りましょう。
・お花が終わった5~6月頃に、葉が出てくる箇所を残してつるを切ってください。(芽摘み)
・お花の後は青々と柳のようにしだれる葉を鑑賞しましょう。
・葉がのびて長くなってきたら、根元からではなく必ず根元から2~3節残した部分でカットするようにしましょう。
置き場所・新芽について
・お花が終わった後は、必ず戸外の日当たりと風通しの良い場所で育ててください。
・葉だけの状態になっても、夏の時期も必ずお水を切らさず、たっぷりと与えましょう。
・新芽の伸びすぎは、伸びが止まりかけた頃に1~3節残して切ってください。
・夏の間に来年の花芽を作りますので、夏頃に中央で枝が混み合っている場合は茶色い花芽を残して間引きしてください。
その他のお手入れについて
・肥料(玉肥など固形肥料)は、4月・5月・9月と3回程度与えてください。
・地植えや植え替えをする場合は、芽が動く前の3月頃に行ってください。
・病害虫対策(アブラムシ)の薬は、4月~10月に月1回散布してください。
・寒くなると落葉しますが、冬の間も忘れずに水は切らさないようにしましょう。
・暖かくなると新芽が出てきて、5月頃に再び開花します。
気軽にお部屋で藤の花を楽しむなら、「京都花室おむろ」のミニ盆栽
藤の花といえば外でしか楽しめないイメージがありますが、「京都花室 おむろ」の京藤シリーズならお手入れ簡単に、気軽にいつでもお部屋で藤の花と香りを楽しむことが出来ます。
創業65年以上の歴史をもつ老舗ならではのネットワークを活かし、契約した専門技術を持つ生産者と長年の歳月をかけて作り上げた実現した完全オリジナル商品です。
10年以上の歳月をかけて専門接師が丹精に育てているため、生産数量は限定されており、毎年、数量限定での先着順での販売になっています。
おむろの京都小鉢シリーズ(ミニ盆栽)は、従来の盆栽のイメージとは異なり、樹形の剪定など難しい手入れは一切不要です。園芸初心者の方でも、簡単なお手入れだけで何年にも渡って花を咲かせます。
京都の四季を彩る代表的な植木をピックアップし、ご家庭でも季節の移ろいを楽しんでいただけるミニチュアサイズの小さな鉢植えにしてお届けします。店主こだわりの信楽焼の陶器鉢入りもございます。
また、鉢のサイズを調整することで、お望みのサイズまで育てることができます。初心者の方でも安心のお手入れのしおり付きでお届けいたします。
1955年からの創業の実績と経験をもつ店主が、専属契約している京都の生産者や日本全国の生産者のもとに何度も足を運び、目と手で確認したもののみをご用意しています。そのため、年間を通して季節に合った高品質のミニ盆栽をお届けできます。
メッセージカードも無料でお付けしていますので、気持ちを添えてプレゼントにもおすすめです。
是非、京都花室 おむろの京都小鉢シリーズ(ミニ盆栽)で京都の四季折々の景色をお楽しみください。
まとめ
今回は、春の京都を思わせる京都小鉢シリーズの京藤をご紹介しました。
育て方などご不明な点がございましたら、当店までお気軽にお問い合わせください。
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