盆栽のプレゼントの意味とは?おすすめのシーンや選び方について解説

親しい方のお祝いごとに、盆栽をプレゼントしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。力強さと繊細さを兼ね備えた盆栽は贈り物としても人気があり、さまざまな商品が展開されています。今回は、相手に喜ばれる盆栽の選び方について解説します。


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盆栽のプレゼントにはどんな意味がある?

盆栽の種類はさまざまですが、大きく分けると以下の4つです。

・松柏(しょうはく):黒松、五葉松など
・葉物(はもの):ケヤキ、紅葉(もみじ)など
・実物(みもの):ざくろ、姫林檎など
・花物(はなもの):桜、長寿梅など

プレゼントに盆栽を選ぶなら、仕立てた植物の花言葉に注目してみてください。

たとえば、松柏の代表格である五葉松は「不老長寿」「勇敢」などが花言葉です。そのほか、葉物の紅葉には「大切な思い出」といった意味があります。

実物のざくろには「成熟した美しさ」「結合」という花言葉があり、結婚のお祝いにもぴったりです。花物の桜には「優美な女性」や「精神美」、長寿梅には「上品」や「高潔」などの意味があり、凛とした美しさを表す意味合いが強いとされています。

盆栽のプレゼントが喜ばれる理由

近年は盆栽を贈るニーズが増えてきており、ギフトとして人気のカテゴリになりつつあります。ここでは、盆栽のプレゼントが喜ばれる理由について解説します。

新しい趣味が見つかる

盆栽をもらうことで、新しい趣味が見つかることも喜ばれる理由です。盆栽は気軽に始められる一方で、時間をかけてじっくり育てる楽しみもあります。

盆栽の楽しみ方は人それぞれで、小さな盆栽から気軽に始める方もいれば、本格的に立派な盆栽を育てる方もいます。その人に合わせて無理のない規模で楽しめるのも盆栽の大きな強みといえるでしょう。

自然や和の風情を楽しめる

盆栽は和の落ち着いた雰囲気が漂い、風情あふれる佇まいが人気です。

盆栽をプレゼントとして贈れば、お相手に季節の移り変わりや四季の美しさを日常のなかで再認識できる時間を贈ることにもつながります。

シニア層に人気がある

盆栽はシニア層の趣味としても人気が高いジャンルです。

とはいえ、自分でゼロから始めるにはハードルが高いと感じる人も多いため、プレゼントとして贈ると喜ばれやすいとされています。

盆栽のプレゼントが喜ばれるシーン

ここでは、盆栽のプレゼントが喜ばれそうな場面をご紹介します。

敬老の日

長寿と健康をお祝いする敬老の日は、盆栽をプレゼントするのにぴったりの機会です。敬老の日に贈るなら、五葉松や長寿梅といった「長寿」に関連した盆栽が最適といえます。

盆栽を鑑賞して触るだけでも脳の活性化にも効果的とされています。そのため、健康に気を配りたい世代へのプレゼントにおすすめです。

五葉松がギフトにおすすめである理由については、以下の記事でもご紹介しています。
五葉松の盆栽の魅力とは?ギフトにおすすめの理由と育て方ガイド

父の日

父の日に贈るなら、盆栽の王道である松がぴったりです。なかでも、五葉松には「不老長寿」「永遠の若さ」「向上心」という花言葉があり、まだまだ元気でいてほしいお父さんに贈りたい盆栽です。

松盆栽は初心者でも育てやすく、成長した枝葉は見ごたえもあります。盆栽初心者の方へも気軽に贈れるので、ぜひ検討してみてください。

母の日

母の日に盆栽を贈るなら、桜や梅など、花を咲かせる可愛らしい盆栽がおすすめです。

鉢に植えられた盆栽だけでなく、敷物や受け皿、添え物など加えると、より素敵なプレゼントになります。

桜盆栽の育て方については以下の記事でご紹介しています。
ミニ盆栽(京桜)のお手入れ・管理方法はどうすればいいの?育て方と記録について

定年退職祝い

お世話になった上司や両親の定年退職祝いに、新しい趣味として盆栽をプレゼントするのもおすすめです。お相手が初めて盆栽に触る方なら、贈った後も長く続けられるように盆栽道具が揃ったセットを選んでみてください。

贈る時期が3月頃であれば、満開の桜盆栽などを選んでも良いでしょう。季節感をイメージして盆栽を選べば、お祝いの気持ちがより詰まったプレゼントになります。

開業・開店祝い

開業や開店祝いの定番は胡蝶蘭ですが、あえて盆栽を選ぶのもおすすめです。特に、和の雰囲気を押し出したお店や、訪日外国人客が多い店舗へのプレゼントとして非常に喜ばれます。

春なら桜、秋なら紅葉、冬は松など、贈る時期に見頃の盆栽を選ぶと良いでしょう。

誕生日プレゼント

いつもと違った誕生日プレゼントを贈りたい場合にも盆栽が重宝します。盆栽のお手入れに慣れていない相手に贈るなら、松や紅葉など比較的育てやすい盆栽を選ぶのがおすすめです。

紅葉盆栽のお手入れ方法については、以下の記事でも解説しています。
ミニ盆栽(京紅葉)のお手入れ・管理方法について!初心者でも簡単な育て方のしおり

盆栽のプレゼントで失敗しない選び方

大切な方に贈るプレゼントなので、失敗しないようにきちんと準備したいと思う方も多いでしょう。ここでは、盆栽のプレゼントで失敗しない選び方について解説します。

植物や盆栽に興味があるか

盆栽を贈る際は、プレゼントするお相手が植物や盆栽に興味があるかどうか確認しておきましょう。

「まだ盆栽は育てたことがないけど興味がある」という方に贈るであれば、丈夫で枯れにくく、手軽に育てられる種類を選ぶのがおすすめです。

家を空けることが多くないか

お相手が家を空けることが多い方だと、盆栽のお手入れが十分にできない場合もあります。

特にミニ盆栽の場合は、毎日の水やりが必須です。仕事や趣味で自宅を空けがちな方だと、まめに水やりをすることが難しいケースがあるため、事前に確認しておきましょう。

盆栽を育てるスペースがあるか

盆栽は日当たりがよく、風通しの良い場所を好みます。そのため、屋外に盆栽を置く棚を設置するなど、鉢を置く場所を十分に確保できるかどうかを確認しましょう。

もし選び方に困れば、スペースをあまり取らないコンパクトな盆栽を選ぶと安心です。

盆栽をプレゼントするなら「京都花室 おむろ」がおすすめ

大切な人へ盆栽をプレゼントするなら、「京都花室 おむろ」がおすすめです。

京都花室 おむろ」では、初心者でも手軽に楽しめる京都小鉢(ミニ盆栽)シリーズを取り扱っています。専属の職人が長い歳月をかけて丹精込めて作り上げた、期間・数量限定のオリジナル商品です。世界文化遺産 仁和寺の御室桜や嵐山の紅葉、宇治 平等院の藤など、京都の神社仏閣の花をラインナップとして

京都花室 おむろの京都小鉢(ミニ盆栽)シリーズの特徴としては、以下のとおりです。

◆特徴1:すぐに飾れる
職人が仕立てた数千鉢以上の盆栽の中から、店主自らが目利きし、高品質な盆栽を選定してお届けするため、すぐに飾れます。

◆特徴2:お手入れが簡単
一般的な盆栽とは異なり、難しいお手入れは一切不要です。水やりと数回の肥料のみで簡単にお手入れができるので、初心者でも手軽に盆栽を育てられます。

信楽焼陶器や北山杉の特選升など器にもこだわっており、お祝いの気持ちを存分に伝えられるため、大切な人へのプレゼントとしてぜひご検討ください。

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まとめ

盆栽は植物とじっくり向き合う時間を作り出し、落ち着いた和の雰囲気を存分に堪能できるとして人気があります。

盆栽をプレゼントするときは、鉢を飾るスペースの確保や、お相手に確認してから贈ると安心です。お相手の事情に合った盆栽を選んで、心に残る贈り物を選んでみてください。