祝賀会とは?一連の流れ・服装・ご祝儀などの基礎知識を解説!

祝賀会とは? 祝賀会について、具体的なことがよく分からない人も多いでしょう。まずは、そもそも祝賀会とは何なのか説明していきます。 祝賀会とは喜ばしいことを祝う会 祝賀会は喜ばしいことがあったときに、大勢の人を招待して祝う …


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祝賀会とは?


祝賀会について、具体的なことがよく分からない人も多いでしょう。まずは、そもそも祝賀会とは何なのか説明していきます。

祝賀会とは喜ばしいことを祝う会

祝賀会は喜ばしいことがあったときに、大勢の人を招待して祝うための会のことです。叙勲や受章のほか、誕生日や卒業などの節に開催されることもあります。

広い会場などを借りて開催するのが一般的です。

祝勝会との違い

祝賀会とよく似ているものとして、祝勝会があります。祝勝会は、相手に勝ったことを祝うための集まりのことです。スポーツ関連では、大きな試合に勝ったときや大会で優勝したときに、祝勝会がよく開催されます。

喜ばしいことを祝うという点では共通していますが、祝勝会はお祝いの対象が「勝利すること」と限定的です。

祝賀会の一連の流れ

祝賀会の一般的な流れについて見ていきましょう。

開会宣言

開会宣言は、これから祝賀会を開催することを司会者が宣言することです。何を祝うための祝賀会なのか、来場者全員に伝えます。

もちろん、会場にいる人たちは祝賀会の趣旨を理解した上で参加しているため、形式的なものです。

祝辞

祝辞はお祝いの言葉のことです。開会宣言を済ませた後に、出席者の中でもっとも地位の高い人や年長者が代表して行います。祝辞を述べる人は、幹事から事前に依頼されているのが一般的です。

祝辞では、忌み言葉は使用禁止です。忌み言葉とは、「終わる」・「消える」・「流れる」のような縁起の悪い言い回しを指します。

祝辞を述べる立場になった場合は、文章中に忌み言葉が含まれていないか念入りにチェックする必要があります。

乾杯

乾杯は、出席者の中で3番目に地位の高い人や年長の人が指揮を執るのが一般的です。ただし、出席者の人数が少ない場合は、祝辞を述べた人がそのまま続けて乾杯も行います。

3番目の人が行う理由は、もっとも地位の高い人には祝辞を依頼し、2番目の人には閉会の挨拶をお願いするためとされています。

食事・歓談

乾杯の後は、食事をしながら歓談を楽しみます。祝賀会の中でもっともメインとなる部分です。時間は30分~1時間以上と長めに取られることが多いです。

出席者の多い祝賀会だと、主賓と離れた席になることもあるかもしれません。その場合も、タイミングを伺って主賓のもとに行き、お祝いの言葉を伝えましょう。

余興

余興は食事・歓談の途中に行われることが多いです。主賓へのお祝いの言葉を述べたり、サプライズプレゼントなどを行ったりします。出席者全員で楽しめるゲームを企画するケースもあります。

余興が終わったら、食事・歓談の続きを行います。

閉会の挨拶

閉会の挨拶は、出席者の中で2番目に地位の高い人や年長者が行うのが一般的です。該当する人は、事前に幹事から依頼されます。

閉会の挨拶では、改めて主賓に対するお祝いの言葉が述べられますが、ここでも忌み言葉を使用してはいけません。依頼された場合は、気づかないうちに使ってしまわないように、念入りに確認しましょう。

閉会宣言

閉会の挨拶が済むと、司会者が閉会宣言を行い、祝賀会が終了します。閉会宣言は簡素な内容で終わることが多いです。二次会が開催される場合は、場所や時間などの情報もあわせて伝えられます。

招待されたら何を着て行く?祝賀会にふさわしい服装とは

祝賀会に招待されて参加する際には、どんな服装で行けば良いのか迷う人も多いでしょう。祝賀会によっては、あらかじめドレスコードを指定していることもあります。その場合には、ドレスコードに従った服装で参加すれば問題ありません。

ただ、「平服で」と指定されることもあるかもしれません。ドレスコードにおける平服は、略礼服と同じ意味です。通常のスーツを着ていけば問題ありません。

また、ドレスコードの指定がない場合は、会場や規模などに合わせましょう。数百人程度入れる大規模な会場なら、正礼装か準礼装が無難です。数十人程度の会場なら、準礼装か略礼装で問題ないでしょう。

祝賀会に招待されたらご祝儀は用意すべき?

祝賀会の祝儀は、会費の有無によって扱いが異なります。

会費制の祝賀会の場合

出席者が会費を支払うようになっている祝賀会の場合は、会費の中にご祝儀も含まれていると解釈されます。そのため、会費とは別にご祝儀を用意しなくても問題ありません。祝儀袋に入れる必要もありませんが、できるだけきれいな新札をお渡しするほうが印象が良いでしょう。

会費がない祝賀会の場合

会費を支払わずに参加できる祝賀会の場合は、ご祝儀を用意して行かなければなりません。もちろん、ご祝儀袋も必要です。

ご祝儀袋として使用する封筒は、紅白・金銀・赤金のどれかを組み合わせた水引が付いているものを選びましょう。

また、ご祝儀とあわせてギフトを贈るのもおすすめです。祝福の気持ちを示せます。

場が華やかに!祝賀会で定番のフラワーギフトとは

祝賀会でギフトを贈るなら、フラワーギフトがおすすめです。主に、次のようなフラワーギフトが定番です。

胡蝶蘭

胡蝶蘭は、パーティー会場やホール内に設置できます。会場によっては、胡蝶蘭専用のテーブルが用意されていることもあるでしょう。

また、胡蝶蘭は、「幸福が飛んでくる」という花言葉があり、ビジネスでのお祝いで贈るギフトの定番とされています。フラワーギフトの種類で迷ったら、最初に候補に挙がるでしょう。

スタンド花

スタンド花というのは、路面に面した入口やホールの廊下などに設置できるスタンド付きのお花のことです。パーティー会場の前などでよく見かけるでしょう。人の背丈より高いものも多く、豪華に見えるのが特徴です。

フラワーアレンジメント

フラワーアレンジメントは、籠に複数種類のお花を盛ったものです。スタンド花ほど大きくはありませんが、カウンターやテーブルなどに設置できます。

適度な大きさのため、会場ではなく主賓の自宅にお花を贈る場合にもおすすめです。

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胡蝶蘭の花は、美しさに加えて、迫力のあるボリューム感にもこだわっています。お祝いごとで贈るのにぴったりでしょう。360度どの角度から見ても華やかな胡蝶蘭を楽しめるため、祝賀会の会場に設置した場合も見ごたえがあります。

また、用意されたお花の写真を確認できる 「写真送付サービス」も無料でご提供しております。初めて利用する方でも、どんなお花が届けられるのか確認ができて安心できます。

お祝いの気持ちを伝える贈り物なら、ぜひ「京都花室 おむろ」をご利用ください

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まとめ

祝賀会は喜ばしいできごとを祝うために開催される格式高い儀式のようなものです。開会宣言をしてから、祝辞と乾杯を行い、食事・歓談の時間を過ごすのが一般的な流れです。歓談をするときに、ちょうど良いタイミングを見計らって主賓に挨拶をするようにしましょう。

また、服装は基本的にドレスコードに従います。指定がない場合は、スーツを着て行くのが無難です。祝儀は会費がない場合のみ用意します。

ギフトを用意すると、祝福の気持ちをより伝えることができます。贈る品物は、胡蝶蘭やスタンド花、フラワーアレンジメントがおすすめです。