退任祝いを贈るときのマナーと注意点!相手に喜ばれるおすすめのギフトは?

社会人になると、上司や知り合い、学生時代の恩師などに退任祝いを贈る機会もあるのではないでしょうか。何度もあるお祝いごとではないため、退任祝いのマナーについて不安を感じている人もいると思います。 今回は、退任祝いを贈るときの注意点やマナー、おすすめのギフトについてご紹介します。


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退任祝いとは?退職祝いとの違い


退任と似たニュアンスを持つ言葉に「退職」があります。退任と退職は何が違うのでしょうか。

退任とは、一般的に任務を退くことを指します。そのため、退任しても会社を去るとは限りません。退任には、自発的に任務を退く場合と、任期が終了した場合があります。

一方で、退職とは、会社を辞めることを指します。退職理由は定年退職や自己都合によるもの、会社都合によるものが多いです。

退任祝いの相場

退任祝いの贈り物は、10,000円〜30,000円が相場です。相手との関係性や相手の役職によって多少変動します。

現金を贈るのは失礼にあたるため、避けるのがベストです。お祝いの気持ちがこもった、喜ばれる品物を選びましょう。

退任祝いを贈るときのマナーとは

退任祝いを贈るときには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。ここでは、退任祝いを贈るときのマナーを紹介します。

水引と熨斗

まず、水引の色は紅白のものを選びましょう。形式は、蝶結びを選ぶのが一般的です、蝶結びの水引は「何度あっても良い」お祝いのときに使われます。また、熨斗をつけるのも忘れてはいけません。

熨斗の表書きは「祝御退任」や「御退任祝」とする人が多いです。少しほかの人と違う表現にしたい場合は、「御礼」や「感謝」、「謹呈」、「おはなむけ」などでも良いでしょう。

お祝いを贈るタイミング

お祝いを贈るタイミングは、時と場合によってさまざまですが、一般的には送別会で渡すことが多いです。送別会がない、参加できないなどの場合は、直接出向いて渡すことになります。

渡す時期は、正式に退職が決まるか、辞令が出てから1~2週間の間が良いでしょう。すぐに渡すのも待っていたようで気分を害されるかもしれませんし、退任の直前だとバタバタしている可能性があります。

退任して遠方に引っ越される場合は、荷物になってしまう可能性も考慮しましょう。

また、社外の方へのお祝いは、タイミングが難しいことも多いです。自宅に届けたり、お会いできそうな機会を伺ったりなど、できるだけお相手の都合にあわせて贈り方を決めましょう。

退任祝いを贈るときの注意点

退任祝いを贈るときは、いくつか気をつけるべきことがあります。ここでは、退任祝いを贈るときの注意点をご紹介します。

自分だけの判断でお祝いしない

任期中の辞任や解任の場合、お祝いごととするのは一般的ではありません。勇退ではない場合があるので、退任理由を把握しておきましょう。

お祝いごとではない退任の可能性がある場合は、自分だけで判断せず、会社の慣習に従うのがベストです。先輩や上司に相談して、失礼のないようにしましょう。

タブーアイテムを贈らない

贈り物の内容にも気をつけなければなりません。以下のアイテムはお祝いごとにはタブーとされているので、注意しましょう。

①櫛:「苦」と「死」を連想させるため。
②ハンカチ:手切れを連想させるため。
③靴、スリッパ、敷物:踏みつけるものは良しとされていないため。
④日本茶:香典返しなど弔辞に用いられることが多いため。
⑤下着:生活に困っている人に贈るイメージがあり、失礼に当たるため。

せっかくのお祝いで嫌な気持ちにさせないためにも、細心の注意を払って贈り物を選びましょう。

退任祝いにおすすめのギフト5選!

前項では、お祝いのタブーアイテムを紹介しました。基本的にはタブーを外せば何を贈っても問題ありません。ここでは、退任祝いとして特に喜ばれるおすすめのギフトを紹介します。

1.お酒

お酒は、ご当地のものや希少性が高いものなど種類が豊富で、プレゼントとして贈るのにちょうど良いアイテムです。お酒が好きな人には、自分では買わないような少し高価なお酒をプレゼントするのも喜ばれます。

日本酒、焼酎、ワイン、シャンパンなど、贈る相手が好きなものを選ぶと良いでしょう。桐箱や重厚感のある箱を選び、高級感を演出するのもおすすめです。

2.カタログギフト

カタログギフトは、贈った相手が好みのものを選べます。相手の好みがわからない場合も、カタログギフトなら失敗がないのでおすすめです。選ぶ楽しみがあり、喜ばれることも多いです。

3.グルメ

手元に残るものよりも、消費できるものが良いと考える人も多いです。お肉や海産物など高級感のあるグルメギフトも喜ばれます。本人だけでなく家族で楽しんでもらいやすいのもメリットです。

特産の高級品のほか、地元では手に入りにくいお取り寄せグルメなども良いでしょう。

4.旅行券・体験チケット

旅行券や体験チケットは、退任と同時に退職し、時間に余裕ができる人におすすめのギフトです。退任後にゆっくり温泉やリゾートなどを楽しんでもらえるので、「お疲れさまでした」との意味を込めて贈るのも良いでしょう。

贈るときは、旅行先や体験内容を自分で選べるものがベストです。これまでの労をねぎらい、ゆったりと過ごしてもらえるようなギフトを選びましょう。

5.お花

華やかなお花はお祝いごとにふさわしく、定番のギフトです。退任祝いのプレゼントとは別に、お花を添えて贈られることも多いのではないでしょうか。

特に、豪華なお花はもらって嬉しく、自宅に飾って楽しめるので喜ばれることが多いです。華やかに送り出したいときにもぴったりでしょう。

退任祝いに胡蝶蘭を贈って感謝と敬意の気持ちを伝えよう!

退任祝いにお花を贈るなら、「幸せを運んでくる」という花言葉の胡蝶蘭がぴったりです。胡蝶蘭は、開店祝いや昇進祝いなど、お祝いごとに幅広く使われています。

胡蝶蘭には高価で希少なお花というイメージがあるので、これまでのお礼や感謝を伝えるのに最適です。もらった方も、お手入れがしやすく、長くお花を楽しめるので手間がかかりません。

鉢植えを贈る場合は、豪華で大きいため、自宅に送ると良いでしょう。退任式がある場合は会場に送ることも可能です。

胡蝶蘭を贈るなら「京都花室 おむろ」をご利用ください。高品質のギフト胡蝶蘭やお祝い花を、できるだけ新鮮な状態で配送しています。特別な日のギフトにもぴったりです。

また、用意されたお花の写真を確認できる 「写真報告サービス」も無料でご利用いただけます。初めて利用する方でも、どんなお花が事前に確認ができるので安心です。予算に応じてお花の大きさを選べますので、ご予算も合わせてお知らせください。

胡蝶蘭の相場については、以下の記事でご紹介しております。
胡蝶蘭の相場はどのくらい?シーン別相場と金額の違い

まとめ

お世話になった方への退任祝いに、何を贈ろうかと頭を悩ませている人も多いと思います。好みを知っている親しい間柄の人なら、お酒やグルメなどもおすすめです。

どうしても決まらない、自分のチョイスに自信がないという人は、お花を贈ってはいかがでしょうか。胡蝶蘭なら、華やかでお世話も楽なので、喜ばれます。

胡蝶蘭を贈るなら「京都花室 おむろ」にお任せください。予算に応じてぴったりのお花をお選びいたします。ご用意したお花と立札は、お届け前に写真を送付しますので、初めての方でも安心してご利用いただけます。ぜひ一度ご利用ください。

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