黄色の胡蝶蘭にはどんな種類がある?
黄色の胡蝶蘭にはさまざまな種類があります。個性的な黄色から馴染みやすい黄色など、イメージに合わせて選べます。まずは、黄色の胡蝶蘭にはどのような種類があるのかみていきましょう。
フォーチュンザルツマン
フォーチュンザルツマンは、淡い緑がかった黄色にリップが赤色の美しい胡蝶蘭です。エレガントで豪華な印象を与えます。爽やかな色味で派手すぎず、ビジネスシーンでも人気の花です。
ビジネスシーン以外でも汎用性が高く、上品でありながら個性を出したいときにおすすめの胡蝶蘭といえるでしょう。中輪サイズで小ぶりの花びらをたくさんつけるのが特徴です。
レモンパイ
レモンパイは、黄色の胡蝶蘭の代表品種です。淡い黄色とリップ部分のオレンジ色の花びらが特徴です。レモンパイの花びらの根元から半分が白色、その先が黄色になっています。
白色と黄色のコントラストが美しく、珍しい品種のため人気があります。あまりお店で見かけない胡蝶蘭ですが、通販では比較的手に入れやすい品種です。
サンライズスター
サンライズスターは、中輪サイズでありながら花弁が大ぶりで華やかな印象を与えます。鮮やかな黄色の花びらに紫色のリップで、コントラストが美しい花です。
個性的な色合いの胡蝶蘭で存在感があり、場の雰囲気を華やかにすることができます。胡蝶蘭のなかでも珍しい品種であす。
ライムライト
ライムライトは、さわやかなライムイエローで、リップは白です。胡蝶蘭のなかでも背丈が高い品種です。
また、花の形が星形をしていて艶があり、可愛らしい花びらがまた違った印象を与えます。ライムライトの黄色と白色のコントラストは、落ち着いた雰囲気でありながら空間を華やかにします。
ゴールデンエイジ
「ゴールデンエイジ」は、胡蝶蘭の新しい品種で、その開発には10年以上もの歳月と交配の努力が費やされました。これまでの黄色い胡蝶蘭に比べて、花びらが大きく、鮮やかな色合いを持つ品種として開発されました。
黄色い花びらに赤いリップが入り、華やかさだけでなく上品さも兼ね備えた胡蝶蘭です。
ナオミゴールド
「ナオミゴールド」は、2018年に開催されたジャパンフラワーセレクションで最優秀賞を受賞した、非常に輝かしい経歴を持つ胡蝶蘭の品種です。
この品種は、くすみのない鮮やかなディープイエローの花びらに、赤オレンジ系のリップが入る特徴的な色合いを持ち、非常にインパクトのある美しい花です。また、花持ちが良く、3ヶ月以上も美しい姿を保つことができるのも「ナオミゴールド」の特徴のひとつです。
アポロン
「アポロン」は、2015年に開催された大規模な展覧会である「世界らん展」でトロフィー賞を受賞した胡蝶蘭の品種です。この品種は、非常に珍しいグリーンイエローの花びらに黄色いリップが特徴的で、その美しさがひときわ目を引きます。
黄色の胡蝶蘭では希少な大輪サイズで、大きな黄色の花が連なった華やかな印象では、まさに金色の滝です。
グリーンアース
「グリーンアース」は、黄色い胡蝶蘭を作り出すための特別な交配計画ではなく、むしろ白い胡蝶蘭同士の交配の過程で偶然誕生した珍しい品種です。そのため、他の黄色い胡蝶蘭品種に比べ、花びらの色が白に近く、やわらかな黄色を持っています。
大輪の花を持つ「グリーンアース」は、その上品な色合いと特別な起源から、ビジネスシーンの贈り物としても非常に喜ばれる品種です。その美しい外観は、贈り手の心温まる気持ちを表現するのにぴったりです。
黄色の胡蝶蘭に花言葉ってある?
花にはそれぞれ花言葉が存在します。胡蝶蘭も同様に花言葉がありますが、色による違いがあるのか気になる方もいるのではないでしょうか。
ここでは、黄色の胡蝶蘭に花言葉があるのか、イメージとともに解説します。
そもそも胡蝶蘭の花言葉は?
胡蝶蘭全体の花言葉には「幸せを運んでくる」という意味が込められています。
胡蝶蘭の名前は、独特な花の形が蝶のように見えることから名付けられました。その由来から、蝶が幸福を運んでくるようなイメージが連想されて、このような花言葉がつけられたとされています。
黄色の胡蝶蘭に花言葉はない
実は、黄色の胡蝶蘭には花言葉はありません。白い胡蝶蘭は「幸せを運んでくる」、ピンクの胡蝶蘭は「あなたを愛します」、青い胡蝶蘭は「尊敬」と、それぞれ愛情ややさしさ、信頼や感謝をイメージさせる花言葉があります。
このように、白やピンク、青の胡蝶蘭には特有の花言葉がありますが、黄色の胡蝶蘭に限った花言葉はつけられていないのです。黄色の胡蝶蘭は比較的新しい品種であり、花言葉がつけられていないため、色のもつイメージが重視されています。
黄色が与えるイメージは?
黄色には「元気」「明るい」というイメージがあり、贈り物としても良い印象をもってもらえます。
黄色の胡蝶蘭はどのシーンに贈るのがおすすめ?
黄色の胡蝶蘭は個性的であり、贈るシーンに迷われる方もいるでしょう。そんな方に向けて、黄色の胡蝶蘭に最適なシーンについてご紹介します。
開業・開店祝い
新たな門出を祝う開店祝いや開業祝いには、華やかな胡蝶蘭がぴったりです。定番の白やピンクの胡蝶蘭に比べて珍しい種類なので、注目を集めやすいでしょう。会社同士のお付き合いであれば、自社をアピールする場としても活用でき、ビジネスチャンスにもつながるかもしれません。
ポジティブなイメージの強い黄色は、見ているだけで元気になる方も多いのではないでしょうか。また、黄色は「金運」や「商売繁盛」にまつわる色のため、開店祝いや開業祝いにおすすめです。
米寿祝い
米寿祝いに黄色の胡蝶蘭を贈るのもおすすめです。日本では、60歳を過ぎると節目の年にお祝いをする風習があります。60歳の還暦は馴染み深いものですが、還暦以降も長寿祝いは続きます。それ以降、70歳の古希、77歳の喜寿、80歳の傘寿に続き、88歳で米寿を迎えるのです。
また、長寿祝いでは、それぞれの年ごとにテーマカラーが決められており、米寿のテーマカラーは黄色とされています。米寿の文字を分解すると、八十八になります。米寿に関わりの深い「米」が、収穫前の稲穂の黄色や金色を想起させることから、黄色のものが贈られるようになったといわれているのです。
見た目が美しく華やかな黄色の胡蝶蘭は、米寿のお祝いに最適な贈り物といえるでしょう。
誕生日祝い
胡蝶蘭には「幸せを運んでくる」という花言葉があるため、誕生日祝いに選ばれることも多いです。普段から黄色が好きと公言している人や黄色の服や小物を好んで持っている人に、黄色の胡蝶蘭を贈れば、より一層喜ばれるでしょう。
胡蝶蘭は、サイズによって値段が異なるため、予算に合ったものを選びやすいと点も、誕生日祝いに気持ちを伝える贈り物としておすすめできます。
新築祝い
黄色の胡蝶蘭は、明るくポジティブな印象持つ人が多いため新築祝いの贈り物としてもおすすめです。風水でも黄色は、金運アップの象徴とされているため、新築祝いに喜ばれるでしょう。
さらに、黄色は幸せを育む色ともいわれ、家庭運や社交運にも良いといわれています。風水的な効果だけでなく、上品で華やかな黄色の胡蝶蘭は、インテリアのアクセントカラーとしても優秀で、新居にふさわしい贈り物として大切に飾られるでしょう。
黄色の胡蝶蘭の相場はどのくらい?
白やピンクなどの胡蝶蘭は、取り扱い店舗も多く、比較的安価で手に入ります。しかし、黄色の胡蝶蘭は珍しい品種であるため、定番色よりも高めの価格です。相場では、3本立で20,000円前後、5本立で30,000円前後のものが多いようです。
胡蝶蘭は、花の大きさや輪数、品種の希少性などにより値段が変動するため、予算に応じて胡蝶蘭を探すと良いでしょう。
黄色い胡蝶蘭は明るいイメージの贈り物にぴったり
元気で明るいイメージのある黄色い胡蝶蘭は、ポジティブな印象を与えるため、贈り物として人気があります。黄色には、風水的に金運や商売繁盛などの意味も込められるため、先述のとおり開店祝いや開業祝いにおすすめです。そして、黄色の胡蝶蘭は黄色がテーマカラーである米寿のお祝いにも喜ばれます。
しかし、黄色の胡蝶蘭は珍しく、店頭に置いているお店は数少ないのが現状です。通販では比較的取り扱いがありますが、品質や希望どおりの本数のものがあるか心配になる方もいるかもしれません。
「京都花室 おむろ」なら、黄色の胡蝶蘭を2本立から10本立までお選びいただけます。また、高品質で花もちも良く、長く楽しんでいただける胡蝶蘭を取り扱っているため、大切な人に品質の良い胡蝶蘭を贈ることができます。価格は3本立で16,000円、5本立で23,000円となっております。
「京都花室 おむろ」は、65年以上にわたり花屋事業を営んできた老舗の花屋です。独自のネットワークを通じて、一般生花店では取り扱っていないお祝い花のお届けも可能です。
一般的に有料とされる和紙ラッピングや送料、立札も無料なので、予算内で高品質な胡蝶蘭を贈りたい方にぴったりです。珍しい黄色の胡蝶蘭をお求めの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
お祝い用の胡蝶蘭には、白やピンクのものが定番ですが、ありきたりではなくこだわりの胡蝶蘭を贈りたい方には、黄色の胡蝶蘭をおすすめします。黄色のポジティブなイメージがお祝い花として人気があります。
黄色の胡蝶蘭は珍しく、店頭での取り扱いは少ないため、通販を活用すると良いでしょう。新鮮で高品質な胡蝶蘭をお探しの方は、ぜひ「京都花室 おむろ」までお気軽にご相談ください。