胡蝶蘭が結婚式で選ばれる理由
お祝いごとで用いられる胡蝶蘭は、結婚式を彩る花としても定番化しています。胡蝶蘭は熱帯地方を原産とする丈夫な植物で花もちが良く、1度咲くと1~2か月は美しい姿を楽しめるためです。
格式高く縁起が良い花といわれており、香りや花粉が少ないので会場や自宅に飾りやすいという理由もあります。それ以外にも、胡蝶蘭が結婚式で選ばれる理由を下記で紹介します。
花言葉が結婚式に向いている
胡蝶蘭の花言葉は「幸せを運んでくる」であるため、結婚式に最適です。また、白の胡蝶蘭は「清純・純粋」、ピンクの胡蝶蘭は「あなたを愛します」などの花言葉ももつため、結婚式にふさわしいといわれています。
カラーバリエーションが豊富
胡蝶蘭といえば白をイメージする方が多いと思いますが、実はピンクや赤、オレンジ、黄色といった明るいカラーから青や紫の落ち着いたカラーまで、バリエーションが豊富です。
花芯に色がついていたり、花びらがグラデーションになっていたりするものまであり、会場の雰囲気や好みに合ったものを選べます。
また、胡蝶蘭は鉢植えで飾られることが多いですが、新婦のブーケにも使用可能です。胡蝶蘭の上品な佇まいは新婦のこだわりを邪魔せず、全体の雰囲気に馴染みます。
季節に左右されない
生花は気候に左右されがちで、結婚式の時期によっては希望の花が入手できないこともあります。
しかし、さまざまなお祝いごとで選ばれる胡蝶蘭は温室で栽培されており、季節に関わらず安定供給されているのでいつでも入手できます。
また、香りや花粉が少なく参列者に不快感を与えにくいため、結婚式の定番の花として選ばれているのです。
結婚式での胡蝶蘭の取り入れ方
胡蝶蘭は、結婚式でブーケとしても、会場装花としても活用されています。どのように取り入れられているのか、具体例を紹介します。
ブーケ
胡蝶蘭のもっともスタンダードな取り入れ方は、新婦のブーケです。特にキャスケードブーケやティアドロップブーケは、胡蝶蘭を取り入れるのに向いています。
キャスケードブーケとは、上が丸く、下に向かって花が細く流れていくような逆三角形のブーケです。ボリュームがあるブーケなので大きめの花を使うことが多く、胡蝶蘭を使えば豪華さや華やかさがアップします。
ティアドロップブーケとは、さまざまなドレスに合わせやすい丸っこい雫型のブーケです。キャスケードブーケよりも短めなので、花輪が小さいミディ胡蝶蘭を使うとすっきりまとまります。
会場装花
会場装花にも胡蝶蘭を取り入れられます。例えば、胡蝶蘭は特徴的で存在感があるので、一輪挿しを使ったグルーピング装花にぴったりです。
また、高砂(たかさご)席の装花として、長めの茎にたくさんの花がついた大輪胡蝶蘭を飾ると豪華さを演出できます。可愛らしいミディ胡蝶蘭は、ゲストテーブルに置くのがおすすめです。
結婚式で胡蝶蘭のブーケを用意する方法
とても華やかで美しい胡蝶蘭を使ったブーケですが、どうやって用意すれば良いのでしょうか。ここでは、結婚式で胡蝶蘭のブーケを用意する方法を紹介します。
ブーケを自分で作る
花を集めて束ねたようなクラッチブーケやアームブーケは、ナチュラルな雰囲気が魅力なので新婦や友人の手で作ることも可能です。
胡蝶蘭とそのほかの花や植物を20本ほど束ね、緑色のフローラルテープで固定しましょう。そして太めのリボンを結べば完成します。
プロに依頼する
ティアドロップやラウンド型のブーケを作るのは、アレンジのセンスとスキルが必要です。素人が作るのは難しいので、式場の生花担当者などのプロに依頼しましょう。
なお結婚式場によっては、外部の生花店でオーダーしたブーケを持ち込めます。お気に入りの生花店でブーケを作ってもらいたい場合は、ブーケの持ち込みがOKかどうかも確認してみてください。
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まとめ
結婚式向けの花言葉をもち、見た目も上品で華やかな胡蝶蘭は結婚式の定番の花として用いられています。新婦のブーケはもちろん会場装花としても取り入れられるので、結婚式を彩る花に胡蝶蘭を選んでみてはいかがでしょうか。