楽屋見舞いの差し入れ定番4選!贈る際に気をつけたいマナー

出演者から公演や発表会に招かれたときは、楽屋見舞いを贈るのが一般的です。贈る相手の緊張感や疲れを癒やす一品で、応援する気持ちを示しましょう。とはいえ、具体的になにを贈れば喜んでもらえるのかわからず、悩む方は多いのではないでしょうか。 今回は、楽屋見舞いの定番や贈り物の選び方、マナーについてご紹介します。


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楽屋見舞いに定番の贈り物4選

楽屋見舞いとは、発表会や舞台などに出演する方をねぎらい、応援するための贈り物です。必須ではないものの、招待に対する感謝の気持ちも込めて、差し入れを用意しておきたいです。

まずは、楽屋見舞いの定番の品物をみていきましょう。

お菓子

楽屋祝いの定番は、お菓子です。甘い食べ物は公演の疲れを癒やすのにぴったりです。とくに、個包装のお菓子ならほかの出演者の方とも分けあえるので、喜ばれるでしょう。

とはいえ、冷蔵庫や冷凍する必要があるお菓子は、相手に負担をかけます。常温で日持ちするものや、手を汚さずに気軽につまめるものを選ぶと良いでしょう。

ご祝儀

有料の公演に無料で招待をしてもらったときは、ご祝儀を贈ることもあります。この場合は、「楽屋見舞」や「御部屋見舞」として贈りましょう。公演の内容や流派によって表書きが変わるので、事前に調べて確認しましょう。

包む金額は、チケット代と同額程度が目安です。周年祝いをかねる大規模な公演や相手の方との関係によっては、より大きい金額を包むケースもあります。

胡蝶蘭

胡蝶蘭の鉢植えも、楽屋見舞いに贈る品物の定番です。胡蝶蘭は「幸せを運んでくる」という花言葉をもつ、縁起が良い花です。鉢植えから「幸せが根付く」という意味合いも込めらているれるため、公演の成功を願う気持ちがしっかり伝わります。

また、胡蝶蘭の花には、香りや花粉がほとんどありません。アレルギーの心配をせずに飾れて、楽屋を華やかに演出します。簡単なお手入れで長く美しい姿を楽しめる花なので、胡蝶蘭は長期公演の楽屋見舞いにもおすすめです。

胡蝶蘭には大輪、中輪、小輪(ミニ、ミディ)といった種類があり、バリエーションも豊富です。楽屋に置き場所や飾るスペースがあまりない場合は、本数を抑えて、コンパクトな鉢を選びましょう。相場とのバランスが取れないなら、陶器製の高級感のある鉢を選ぶ工夫もできます。

フラワーアレンジメント

楽屋見舞いには、フラワーアレンジメントもよく選ばれています。初日などに出向けない場合は、メッセージカードを添えて楽屋に贈っても良いでしょう。

生花は長持ちしないものの、コンパクトなフラワーアレンジメントなら狭い楽屋でも飾りやすく、水やりの手間がかかりません。贈られた方は自宅に持ち帰って、プライベートでもゆっくり楽しんでもらえます。

フラワーアレンジメントには、さまざまな色や種類の花が使われています。予算にあわせてオーダーもでき、公演や出演者のイメージにあうものを作りやすいでしょう。

しかし、使われる花によっては、花粉やアレルギーへの配慮が必要です。贈る方にアレルギーがなくても、楽屋にはたくさんの方が招かれるため油断はできません。花粉が気になる場合は、プリザーブドフラワーを選ぶのも選択肢のひとつです。

【贈る相手別】楽屋見舞いの予算と選び方

楽屋見舞いは、贈る相手にあわせて選び方や予算を変える必要があります。相手の方に失礼になったり、気をつかわせてしまったりしないよう、気をつけたいです。

ここからは相手別に、楽屋見舞いの予算と選び方のポイントをみていきましょう。

プロや芸能人に贈る場合

贈る相手の方がプロや芸能人の場合は、予算が大きく異なります。一般的に、ご祝儀の予算はチケット代と同程度でも問題ありませんとはいえ、公演の規模や相手との関係性によっては数10万円のお見舞い金を包むことがあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

お菓子をはじめとする食べ物を楽屋見舞いに差し入れる場合は、個包装で数が多いものを選ぶのがおすすめです。贈られた方が楽屋でほかの出演者に配れるので、喜ばれます。

アマチュアの方に贈る場合

アマチュアの公演や趣味の発表会では、相手の方に気を遣わせない程度の予算で検討する必要があります。手土産として気軽に受け取ってもらえるものがベストと考えましょう。

有料の公演では、チケット代と同額程度の金額が予算の目安です。無料の公演に招いてもらった場合は、2,000~5,000円程度で検討してはいかがでしょうか。

楽屋見舞いを贈る際のマナー

引き続き、楽屋見舞いを贈るときのマナーをみていきましょう。

親しい間柄の方へ贈るものでも、マナーや礼儀は大切です。公演の成功を願う気持ちを、心よく受け取ってもらいましょう。

時期によって贈るものを考える

同じ楽屋見舞いでも、贈る時期によって喜ばれるものをそうでないものがあります。

たとえば、公演の初日から中日の場合は、日持ちするお菓子か、期間中に楽屋に飾って楽しめる胡蝶蘭がおすすめです。お菓子なら公演の合間に素早くエネルギーを補給できるため、出演者全員に喜んでもらえるでしょう。

対して、公演最後の千秋楽や1日だけのイベントでは、かさばらないものを選ぶ必要があります。

最終日は荷物を持ち帰ったり、そのまま打ち上げに出かけたりする方が多く、楽屋見舞いが邪魔になる可能性があるからです。打ち上げ用にお酒を贈りたい場合はビール券に変えるなど、贈られる方の身になって柔軟に考えましょう。

渡し方は相手のことを考慮する

楽屋見舞いの渡し方には、「直接手渡し」と「配送」の2種類があります。相手の方に配慮した贈り方を心掛けましょう。

公演を観覧する際に激励をかねて手渡しするときは、タイミングを選ぶ必要があります。公演前は相手の方が準備で忙しいので、手短に済ませましょう。

配送する場合は、公演前か公演終了後のタイミングで届けるのが良いでしょう。プロの方や芸能人に楽屋見舞いを贈る場合は、配送先が会場受付けかファンクラブ事務局かも、事前に確認してください。

のしを忘れずつける

楽屋見舞いでお菓子や品物を贈るときは、必ずのしをつけましょう。のし紙は、縁起物につきものです。楽屋見舞いにかけるのしの水引は、紅白の蝶結び(花結び)です。結び直せる形なので、繰り返し公演が成功する願いが伝わります。

のしの表書きは、「楽屋御見舞い」「御部屋見舞」「御祝」と記載します。千秋楽に贈る場合は、「千秋楽御祝」に変えましょう。

楽屋見舞いに胡蝶蘭を贈るなら「京都花室 おむろ」へ

京都花室 おむろ」は、世界遺産である京都の仁和寺門前の御室で店を構えて創業65年以上の歴史と実績をもつ、老舗の花屋です。花き卸売市場や問屋などではなかなか流通しない、特級、特Aランクの胡蝶蘭のみを取り扱っています。

専属契約をしている京都の生産者や日本全国の生産者に何度も足を運び、店主が実際に手と目で確認しています。最高品質の胡蝶蘭は、数ヶ月経っても花落ちがほとんどありません。公演期間中、美しい姿で楽屋を華やかに演出するでしょう。

京都花室 おむろ」では高品質の胡蝶蘭を、安定的に365日ご用意しています。一般的に有料とされる和紙ラッピングをはじめ、立札、送料、写真報告サービスも無料で対応しています。

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まとめ

出演する方に贈る楽屋見舞いには、さまざまな種類があります。大切な方の成功を祝う気持ちを込めて、お祝いやシーンにふさわしいものを厳選しましょう。

お見舞いの渡し方によっては、相手の方に負担をかけてしまう可能性もあります。渡し方のマナーを守って、気持ちよく受け取ってもらうのを第一に心掛けましょう。