式典に花を添える意味
式典に飾る花には、会場全体を華やかに演出し、出席する来賓や関係者をもてなす役割があります。また、式典に招待された場合、お祝いの気持ちを示すために花を贈る方も多いのではないでしょうか。
葬儀に花を飾る場合は、故人へ弔いの気持ちを込めているほか、花は仏教で再生を意味しているため、葬儀で花を飾るようになったとの説もあります。
花が欠かせない式典には、結婚式・入社式・創立記念パーティー・講演会・竣工式(落成式)入学式・卒業式などがあります。どの式典においても、花は場の雰囲気を盛り上げたり気持ちを伝えたりするのに欠かせません。
式典花の代表的な種類
式典で多く使われる花のうち、代表的なものは3種類あります。各種類の特徴について紹介しますので、会場に合った花を選ぶようにしましょう。
演台や壇上を彩る「つぼ花 」
つぼ花とは、文字通り壺に生けたフラワーアレンジメントであり、ステージの側や演台の横に飾られることが一般的です。壺の高さや大きさは、会場の気分によって大きく異なり、全体のイメージも変わってきます。
つぼ花で生けるのは、季節の花や枝物が多く、スタンド花とは異なる華やかさや魅力が特徴です。ステージ上に飾るケースが多いことで招待客の目に留まり、式典によっては写真撮影が行われる場合もあるため、テーマを象徴する豪華な花を選ぶのがおすすめです。
大型アレンジメントが目を惹く「スタンド花」
スタンド花は、パーティー会場の入り口・ロビー・壁などに並んでいるタイプの花で、スタンドを用いて生ける大型アレンジメントです。さまざまな種類や色の花を入れることができ、会場を華やかに演出します。スタンド花には1段タイプと2段タイプがあり、1段タイプはシンプルでスタイリッシュ・2段タイプは豪華でボリューミーな印象を与えます。
さらに大型のアレンジメントの場合は、業者が会場で花を生ける「生け込み」の方法を用いる場合もありますが、通常のスタンド花に比べ料金は高くなる傾向が見られます。
お祝いの席に欠かせない「胡蝶蘭」
胡蝶蘭は見栄えが良く高級感もあり、縁起も良いことから、ビジネスシーンやお祝いの席で定番の花として選ばれています。鉢植えで贈るケースが多く、1~2か月ほど花が長持ちするため、式典後も長く楽しんでもらえる点が大きな特徴です。
胡蝶蘭の相場は3万~8万円程度ですが、周年祝いなど大切なお祝いの席では、20万~30万円などの胡蝶蘭を選ばれるお客様もいらっしゃいます。
式典花を手配する際に気を付けたいこと
相手先に喜ばれる式典花を手配するには、どのような点に気を付けると良いのでしょうか。ここでは、式典花を美しく見せるためのマナーや注意点を3点解説します。
TPOに合わせて花を選ぶ
式典花は、式典の内容や季節などTPOに合わせて選ぶことが大切です。卒業式や入学式なら春の花を選んだり、子供のイメージにあった明るい色味の花を選んだりすると良いでしょう。企業の式典では、落ち着きのある色味の花がおすすめです。葬儀会場であれば、菊の花を多めに入れるとお悔やみの気持ちを伝えられます。
花を届けるタイミングに注意する
式典花を贈るには、花を届けるタイミングにも配慮が必要です。式典当日は、会場は最終の準備や来賓の対応などで慌ただしい場合も多いため、会場が受け入れ可能であれば前日に花を届けられるよう手配すると良いでしょう。
一般的な式典では、前日から受け入れているケースが多いですが、搬入できる時間を事前に主催者もしくは会場へ確認しておくと安心です。
立札をつける
誰から贈られたものであるかがわかるよう、式典花には立札をつけることがマナーです。これにより、贈り主と主催者との関係性や友好関係をアピールできるほか、花を贈る目的を明確にできます。
立札には、「御祝」などの頭書きと贈り主の名前を記すのが一般的であり、木製や紙製などさまざまなタイプがあるため、式典花に合った立札を選ぶことが大切です。
まとめ
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