米寿のお祝いの色とは?おすすめのプレゼントや贈る際の注意点も解説

「普段お世話になっている祖父母に、米寿祝いで感謝の気持ちを伝えたい」という方は多いのではないでしょうか。長寿のお祝いにはそれぞれテーマカラーがあるため、米寿にちなんだ色の贈り物をすると、よりお祝いの気持ちを込められます。今回は、米寿祝いの色やその由来、おすすめの贈り物について解説します。相手の思い出に残るようなプレゼントがしたい方は、ぜひ参考にしてください。


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米寿のお祝いの色とは?

まずは、米寿のお祝いの色や、その由来について解説します。

米寿祝いには金色や黄色のものを贈る

米寿のテーマカラーは「金色」「金茶色」「黄色」で、米寿祝いには3色いずれかの色がついたプレゼントを贈ります。

金色は豊かさや高級感を表し、高価・豪華・プレミアム・成功などを連想させる色で、金茶色は和の趣や落ち着いた雰囲気を感じさせる色です。

黄色は有彩色のなかで最も明るいカラーで、活発・ユーモア・好奇心・向上心などを連想させます。

米寿祝いの色の由来

米寿祝いの色の由来は、日本の米文化と深く関わっています。米寿の「米」を構成する漢字を分解すると「八、十、八」になることから、88歳を「米寿」としてお祝いするようになりました。

黄金に光り輝く稲穂が「米」の文字から連想されるため、米寿のお祝いには「金色」や「金茶色」、「黄色」のものが贈られるようになったといわれています。

米寿祝いにおすすめのプレゼント

ここからは、米寿祝いにおすすめのプレゼントを6種類紹介します。

胡蝶蘭

胡蝶蘭は、その花の姿から空を舞う蝶々を連想させるため、「幸せを運んでくる」という花言葉を持ちます。

また「ともにする喜び」という花言葉もあり、贈る側と贈られる側双方の幸せや発展を願うという意味合いが込められているのです。

大切な方へのお祝いの気持ち、愛情や感謝の気持ちを伝えることに適しており、贈答用として人気があります。

ひまわり

ひまわりには、「崇拝」「憧れ」「あなただけを見つめる」といった花言葉があります。

花が太陽に向かってのびのびと咲く様子に由来しており、「情熱を忘れず憧れの存在のように生きてほしい」という意味合いが込められています。

また、花びらがレモン色やオレンジ、赤に近い色、中央部分まで黄色のもの、八重咲きなど、さまざまな品種があるのも特徴です。

黄色いバラ

黄色いバラの花言葉には、「幸福」「思いやり」「温かさ」などがあります。

大切な方へプレゼントする際に、「幸福になってほしい」「思いやりをこめて」などのメッセージを込めたいときにぴったりです。

黄色いバラの品種には、鮮やかな黄色の花が咲く「インカ」や、ふんわりとした色味の「恋きらら」などがあります。同じ黄色でもさまざまな色味があるため、贈りたい方のイメージに合わせて選びましょう。

黄色いちゃんちゃんこ

長寿のお祝いの際にちゃんちゃんこを贈るのは、還暦が始まりとされています。

還暦では、新たなスタートを切るという意味を込めて、赤いちゃんちゃんこを贈る習慣が生まれました。その後、米寿を含め長寿のお祝いには、この伝統が引き継がれるようになったのです。

黄色いちゃんちゃんこには、幸せと健康を祈る気持ちが込められており、日本の長寿祝いにおける伝統を象徴するアイテムといえます。

生活雑貨

生活雑貨を贈る場合は、落ち着いた色合いのものや、差し色にテーマカラーを使用したものがおすすめです。

湯呑みやお箸など、普段使いできるものであれば実用性が高く、お祝いしたときの記憶をいつでも思い返せます。

また、お祝いをする時期に合わせて扇子やうちわ、ブランケットなどを贈ると、日常でも使用しやすいため喜ばれるでしょう。

食品ギフト

食品ギフトであれば地方の特産品や、お取り寄せしないと食べられない珍しい食品を選ぶと、贈り物にふさわしい特別感を演出できます。

また、米寿には「米」の文字がつくことから、お米をプレゼントすることも多いようです。「米」の漢字に使用される「八」には、「末広がりに運が開けていく」という意味が込められており、古くから縁起物であると考えられています。

「いつまでも健康で長生きしてほしい」という意味合いを込めて、喜ばれる食品ギフトを選びましょう。

米寿祝いを贈る際の注意点

ここからは、米寿祝いを贈る際の注意点を解説します。

お祝いごとに避けるべき花や色を選ばない

フラワーアレンジメントを贈る際は、お祝いごとに避けるべき色や花を選ばないよう注意しましょう。

例えば、紫と白、青と白など、不祝儀で使用されるカラーを主体としたフラワーアレンジメントは避けるのが無難です。

また、花首が落ちることから縁起が悪いとされる「椿」、仏花として使用される「小菊」や「輪菊」などの祝事に不相応とされる花は避けましょう。

贈るタイミングに気を付ける

米寿祝いは基本的にいつ行っても問題ありませんが、長寿祝いの開催日で最も多いのは誕生日です。プレゼントを贈る際は、祝宴の席に持参するか、自宅に贈ることが一般的です。

自宅に贈る場合は、相手の都合が良い日時に届くようにしましょう。なるべく誕生日の前日か、当日の午前中までに届けることがマナーとされています。

米寿祝いには「京都花室 おむろ」の胡蝶蘭がおすすめ

米寿祝いの贈り物には、創業1955年の老舗花屋「京都花室 おむろ」が扱う胡蝶蘭をご検討ください。

花き卸売市場や問屋などでは流通しないといわれている、特級や特Aランクの胡蝶蘭を取り扱っております。迫力ある立体的なボリュームで、360度どの角度から見ても華やかさを楽しめるのが特徴です。

米寿のテーマカラーに合わせた黄色の色付き胡蝶蘭もお取り扱いしており、2本立・3本立・5本立のラインナップを取りそろえております。職人が丁寧に内側から染め上げた、上質な胡蝶蘭です。

米寿祝いのプレゼントに迷っている方は、「京都花室 おむろ」の胡蝶蘭をぜひご検討ください。

まとめ

米寿祝いのテーマカラーは、「金色」「金茶色」「黄色」です。フラワーギフトや金色のちゃんちゃんこなどさまざまなギフトがありますが、相手の好みに合わせて喜ばれるようなものを選びましょう。

大切な方への贈り物として、「京都花室 おむろ」の胡蝶蘭をご検討ください。