米寿とは?
米寿とは、日本の伝統的な長寿祝いのひとつで、数え年で88歳を祝うものです。「米」の漢字を分解すると「八」「十」「八」になることから、米寿と呼ばれるようになったと言われています。「米の祝い」「よねの祝い」「こめの字の祝い」と呼ぶ地域もあるようです。
日本では米文化が根付いており、米の字を含む米寿のお祝いは、他の長寿祝いよりも盛大に行われる傾向があります。末広がりの「八」の文字が2つ含まれることや、日本の平均寿命よりも高い88歳を迎えられたことなども、米寿のお祝いが重要視される要因だといわれています。
米寿のお祝いは、元旦に年を数える「数え年」で祝うのが一般的とされていますが、誕生日に年を数える「満年齢」で祝うケースも少なくありません。特に決まりはないので、お祝いをするメンバーが都合の良いタイミングで行うと良いでしょう。
米寿のお祝いでおすすめのプレゼント
米寿のお祝いにはどのようなプレゼントを選ぶと良いのでしょうか。ここでは、おすすめのプレゼントを2つ紹介します。
黄色や金色のプレゼント
米寿の由来である、米の稲穂の色から、黄色や金色のプレゼントを選ぶのがおすすめです。金色のちゃんちゃんこや座布団のほか、近年では、贈る相手の好みや趣味に合わせて、黄色の花や金色の小物などを贈る場合もあります。
また、贈り物ではなく、ラッピングやリボンに黄色や金色を含めるのも良いでしょう。相手が喜ぶ品物を贈りたいとの考え方から、このようなプレゼントの贈り方も人気があります。
記念に残るもの
米寿のお祝いに、記念に残る写真や似顔絵などを贈ると、いつでも家族を身近に感じられるほか、思い出を振り返ることができます。部屋に飾るための写真立てや花、日常使いができる食器やグラスなどの贈り物も喜ばれるでしょう。
米寿のお祝いで旅行や食事に出かけられる状況であれば、現地で贈り物を渡して記念撮影をし、写真を部屋に飾っておくと家族にとってもかけがえのない思い出になります。想いや気持ちのこもったプレゼントを贈ることが大切です。
米寿祝いの予算の相場
米寿のお祝いにかける予算相場は、1万円から3万円とされていますが、関係性によって相場は下記のように少しずつ異なります。
両親(義母・義父)・祖父母:1~3万円
親戚:5,000円~2万円
恩師:1~3万円
上記の相場は、これまでの付き合いの度合いによっても変わってくるため、あくまでも参考として考えましょう。親族同士で同じタイミングにプレゼントを用意する場合は、金額のバランスを合わせると良いでしょう。相手が気を遣ってしまうため、過度に高額のプレゼントを選ぶ必要はありません。
米寿をお祝いする際の注意点
米寿のお祝いをする際には、どのような点に注意したら良いのでしょうか。ここで、特に重要な注意点を2つ紹介します。
体調や健康状態を考慮してお祝いする
米寿のお祝いは、相手の体調や健康状態を考慮して行うことが大切です。88歳という年齢上、日によって体調に波があったり、健康上の問題を抱えていたりする方も少なくありません。必ず体調を気遣った上でお祝いする内容や日程を決めましょう。
お祝いの日程を決めるには、相手と相談して決める必要があるほか、旅行などへ出かける場合は、場所や日程は慎重に検討しなければなりません。相手の負担にならないよう、十分配慮しながら計画を立てましょう。
タブーとされている贈り物を避ける
米寿の記念に贈り物を選ぶ際は、タブーとされている品物を把握しておく必要があります。仏事や葬儀を連想させる日本茶・菊の花・白い花・白いハンカチや、「4(死)」と「9(苦)」を連想させるシクラメンや櫛は贈り物には不向きです。
また、補聴器・老眼鏡・杖など実用品と思われる贈り物であっても、相手が老いを感じてしまうため、米寿の贈り物には適していません。これらの点を考慮しながら、相手が喜ぶ贈り物を選びましょう。
まとめ
米寿のお祝いのプレゼントには、「京都花室 おむろ」の胡蝶蘭がおすすめです。「京都花室 おむろ」で取り扱っている胡蝶蘭は、花き卸売市場や問屋などでは流通しないと言われる特級や特Aランクの商品です。数か月は花落ちしないため、長期間美しい状態で観賞できます。
米寿のテーマカラーに合わせた黄色の色付き胡蝶蘭も取り扱っております。これらの胡蝶蘭は、職人が内側から丁寧に染め上げた上質なものです。2本立・3本立・5本立のラインナップをご用意していますので、予算に合わせてお選びください。米寿の贈り物には、「京都花室 おむろ」の胡蝶蘭をぜひご検討ください。