受賞のお祝いの金額相場は?受章との違いやマナーに合う贈り方

「受賞のお祝い金額の相場はいくらだろう」「贈り物は何を選べば良いだろう」など、受賞のお祝いにどのような物を贈ればいいか、分からないことがある人も多いでしょう。受賞のお祝い金額には相場があり、定番の贈り物もあります。 贈る相手に失礼のないよう、受賞祝いの相場やマナーを知っておきましょう。この記事では、受賞祝いの金額相場を紹介します。受章との違いや贈る際のマナー、定番の贈り物についても解説するため、ぜひ参考にしてみてください。


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受賞・受章の違いを知っておこう

「受賞」「受章」のどちらも、優秀な功績を残した人に贈られるものですが、意味合いが異なるため注意しましょう。ここでは「受賞」の意味と、「受章」との違いについて解説します。

受賞とは

スポーツや文化、芸術などにおいて、優れた功績に対して賞を受けることを「受賞」といいます。受賞した個人の功績を称えるもので、展覧会やコンクールのような日常的な規模のものから、ノーベル賞のような世界的な規模のものまでさまざまです。

受章との違い

「受章」も功績を讃えるものですが、対象となるのは社会や国に対して功績を残した人です。「叙勲」ともいいます。受賞と違うのは、授与するのが国である点です。日本では4月29日と11月3日に叙勲が行われます。

叙勲の種類としては、主に以下のようになっています。

種類・読み方 授与対象
大勲位菊花賞(だいくんいきっかしょう) 旭日大綬章や瑞宝大綬章を授与されるべき功労より、さらに優れた功績を残した人
桐花大綬章(とうかだいじゅしょう)
旭日章(きょくじつしょう) 功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた人
瑞宝章(ずいほうしょう) 公務等に長年にわたり従事し、成績を残した人
文化勲章(ぶんかくんしょう) 文化の発達において、顕著な功績を残した人

国からの受章には「褒章(ほうしょう)」もあります。「褒章」は特定の社会的分野において、事蹟や徳行のすぐれた人に贈られるものです。

種類は色によって区分されます。

・藍綬(らんじゅ)

・黄綬(おうじゅ)

・紫綬(しじゅ)

・緑綬(りょくじゅ)

・紅綬(こうじゅ)

・紺綬(こんじゅ)

このように「受賞」「受章」では意味合いが異なるため、目的に合わせて文字を使い分けることが大切です。

受賞のお祝いに贈る一般的な金額の相場は?

受賞のお祝いに贈る金額の目安が気になる人も多いでしょう。相場よりも金額が少なければ、贈る相手に失礼な印象を与えてしまうおそれもあります。ここは、受賞祝いの金額の目安を紹介します。

持参して渡す場合:2~3万程度

受賞祝いの金額相場は2~3万円程度が一般的です。しかし、個人から贈る場合と部署や課といったグループで贈る場合では相場が若干異なります。個人間であれば1~1万5,000円程度、取引先は3~5万円程度が相場です。身内間では相場よりも多めに贈るのが一般的です。

受賞祝賀会に出席する場合:5,000円~1万程度

受賞した本人や周りの人が「受賞祝賀会」を開く場合があり、会費制の場合は会費がお祝い金になります。

受賞祝賀会に招待されている場合は5,000~1万円程度が相場です。会費がないときは事前に主催者側にお祝い金の目安を聞いておくと良いでしょう。

受賞のお祝いを渡すときの基本マナー

受賞のお祝いの渡し方にはマナーがあります。マナーを守らないと相手に失礼な印象を与えてしまいかねません。ここでは、受賞のお祝いを渡すときの基本マナーについて解説します。

現金の贈り方

現金を贈る際は祝儀袋に入れます。現金をそのまま手渡しするのはマナー違反になるため、気をつけましょう。

祝儀袋の選び方にも注意が必要です。水引は紅白の蝶結びにし、表書きは「御受賞御祝」と記載しましょう。のしの表書きは状況に応じて使い分けます。

表書き 対象
祝受賞・祝御入賞 コンクールや絵画展などで賞を受けた人
祝栄冠・祝初栄冠 コンクールやスポーツ大会などで受賞や優勝した人
祝優勝・祝優賞 スポーツやコンクールで優勝した人
祝御入選・祝入選 書道や絵画などで入選した人
褒賞 会社や団体などで個人の功績を讃えて贈る記念品や賞金
金一封 会社や団体で業績を評価して、表彰状とともに賞金を入れる金封
祝御当選・御当選御祝 選挙に当選した人

贈るタイミング

お祝いを贈るタイミングは、受賞の知らせを聞いたらすぐに電話やメールなどで祝意を伝えるのが良いでしょう。贈り物も受賞してから1週間以内を目安に贈るのがおすすめです。

対面で贈ることができない場合は、手紙を添えて郵送しましょう。

受賞のお祝いで定番の贈り物は?

「受賞のお祝いに何を贈ったら良いか分からない」という人も多いかもしれません。受賞のお祝いには定番の贈り物があります。ここでは受賞のお祝いに適した贈り物について解説します。

定番は縁起の良い贈り物

贈り物には縁起の良いものを贈るのが定番です。食品であれば日持ちのするお酒が良いでしょう。また「鯛」「伊勢海老」「鮑」などの海産物もおすすめです。

親しい間柄であれば、置時計や絵画などのインテリアを贈るのも良いでしょう。贈る相手の好みが分からない場合は、自分で好きなものを選べるカタログギフトもおすすめです。

花束やフラワーアレンジメントなども贈り物の定番ですが、お祝いの場にもふさわしいのは「胡蝶蘭」です。

縁起の良い鉢物である胡蝶蘭は受賞のお祝いに贈って喜ばれるお花です。胡蝶蘭は受賞という華やかな場にふさわしく、見栄えがするためおすすめです。

受賞のお祝いには「京都花室 おむろ」の胡蝶蘭を!

「どの胡蝶蘭を贈ったら良いか分からない」「規模に合わせて胡蝶蘭の種類を選びたい」といった場合は、ぜひ「京都花室 おむろ」の胡蝶蘭をご検討ください。

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受賞のお祝いにぴったりの胡蝶蘭を選ぶなら、ぜひ「京都花室 おむろ」へお問い合わせください。

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まとめ

受賞のお祝い金額の相場は、2~3万円程度が一般的です。しかし、個人から贈る場合と部署や課といったグループで贈る場合では、相場が若干異なるため注意しましょう。現金を贈る際はそのまま手渡しせず、祝儀袋に入れて渡しましょう。

贈り物としては日持ちのするお酒や縁起の良い海産物とされる「鯛」「伊勢海老」「鮑」などが定番です。またお祝いの場にふさわしいお花として、「胡蝶蘭」もおすすめです。

「京都花室 おむろ」では、受賞祝いにふさわしい最高品質の胡蝶蘭を取り揃えています。受賞祝いにぴったりの胡蝶蘭を贈るなら、ぜひ「京都花室 おむろ」までご相談ください。