周年祝いをするのが遅れたときの対処法!贈る時のマナーや贈る品を紹介

取引先の大事な周年祝いにもかかわらず、「そろそろ祝い時期だろう」と思っていたら、実は数日前に過ぎていた、と焦ってしまう場面は少なくないでしょう。 当日に遅れてしまっても、周年祝いを贈る気持ちは伝わります。ここでは周年祝いが贈れた場合のマナーやおすすめの品について紹介します。


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遅れたかも?周年祝いを贈るタイミングとは

周年記念のお祝いは、一般的に1週間前から当日までに行うべきとされています。仮に10月10日が取引先の周年記念日であれば、10月3日ごろから贈っても良いです。

注意点は周年イベントが開催される際の贈り方です。一般的には当日に届くように贈っても問題ありませんが、イベント会場に直接配送してもらうのであれば前日までには届くよう手配しましょう。

また、会社や会場によっては運営の都合上、贈り物を受け付けていない可能性もあります。周年イベントに合わせて贈るときは、事前に会場へ直接配送しても問題ないか確認しておくと安心です。

周年祝いが遅れたときはどうすればいい?

一般的に、周年祝いは毎年贈るものではありません。1周年、3周年、10周年など節目となる年のみを祝います。そのため、うっかり贈る年を間違えてしまうことがあります。

周年祝いが遅れたときの対処法は、次のふたつです。

気づいたときに早めに贈る

お祝いは、多少の遅れなら失礼にならないケースもあります。遅れていたと気づいたときに早めに贈りましょう。

取引先によっては、事前に連絡を受けていたり、それとなく伝えられたりしている場合もあるのではないでしょうか。連絡があったにもかかわらず忘れてしまった場合や、大幅に遅れてしまった場合は、先に謝罪の連絡を入れることをおすすめします。

遅れたことに対して謝罪する

遅れたことに対して、誠心誠意の謝罪をすることが重要です。お詫びの言葉をメッセージに入れると関係悪化を防げます。

例1:お祝いが遅れてしまい、申し訳ございません。
例2:すぐにお祝いに伺うべきところを、このように遅れてしまい、お詫び申し上げます。
例3:すぐにお祝いに伺うべきところ、心ならずも遅れたことをお詫び申し上げます。

上記のように、お詫びのメッセージは正直かつシンプルに書きましょう。ネガティブな言葉や言い訳を述べるのではなく、申し訳ない気持ちが伝わりやすい内容を意識します。

大事な取引先に対しては、メッセージで済ませず、直接謝罪に行くことが重要です。まずは顔を見て謝罪を述べ、後日改めてお祝いの品を贈ると気持ちが伝わります。

周年祝いが遅れたときでも守るべきマナー

後日改めて贈る場合も一般的な周年祝いと同じマナーで贈ります。

ここでは周年祝いを贈るときに最低限守るべきマナーを3つ紹介します。

相場金額に合ったものを選ぶ

贈り物で押さえるべきポイントのひとつが予算です。相場金額よりも安すぎるものはマイナスの印象を与えかねません。反対に高すぎるものは、贈り先に気を遣わせてしまうおそれがあるため無難な金額に抑えましょう。

取引先への贈り物の相場は、1~3万円程度です。より親しい取引先の場合は、5万円程度の贈り物を用意することもあります。あくまでグループや会社として贈る場合です。

個人が取引先へ贈るのであれば、1万円程度が目安となります。

また、10周年や15周年など大きな節目となるタイミングでは、普段よりも高価な贈り物をすることもあります。

相応しい熨斗(のし)を付ける

ビジネスシーンでの贈り物は用途に合わせた熨斗も付けましょう。個人間であればラッピングのみでも問題ありませんが、ビジネスとしてのお付き合いであれば贈り物に熨斗を付けるのが相応のマナーです。

周年祝いに適した熨斗は、水引が紅白または金銀の蝶結びタイプです。結び切りや水引の色が黄白、黒白のものを選ばないように注意してください。

表書きには「お祝い」「祝〇周年」「御創立〇周年御祝」などを入れ、贈り主が分かるように社名や店名も入れます。胡蝶蘭など花を贈る場合は、熨斗の代わりに立札を使用しても構いません。

お祝いのメッセージを添える

贈り物には、お祝いのメッセージを添えることも重要です。周年を祝う言葉や、今後の発展を願う気持ちを込めたメッセージが好ましいです。

改めて、遅れたことに対するお詫びの一言も入れておくと、相手に気持ち良く受け取ってもらえるでしょう

周年祝いに贈る定番の品4選

周年祝いの贈り物に悩んでいる方は、定番アイテムも参考にしてはいかがでしょうか。ひねりのあるアイテムを贈りたいと多くの方が考えますが、贈り先のセンスやカラーと合わない場合、喜んでもらえるとは限りません。

外さないアイテムで喜んでもらうことも、ビジネス関係のお祝い事では重要です。ここでは周年祝いに適した定番の4品を紹介します。

店舗や事務所に飾れる「胡蝶蘭」

お祝いの定番として胡蝶蘭は外せません。周年祝いを華やかにするために、縁起の良い胡蝶蘭を贈る方も多くいます。

胡蝶蘭がビジネスシーンのお祝いで重宝される理由は、上品な佇まいに加えて、「幸せを運んでくる」という花言葉の縁起の良さです。

花言葉は、色ごとにこまかな違いがあります。一方で共通した「幸せを運んでくる」の花言葉なら、どのようなお祝い事にも最適です。

ほかにも、お祝いに用いられる花の中でも、胡蝶蘭は管理の手間が少なく、長期間美しい状態を楽しめるのが魅力です。胡蝶蘭の選び方については、ぜひ下記のページもご覧ください。

周年祝いに贈る胡蝶蘭!胡蝶蘭でも差をつけるためのポイント

ボトルが記念になる「お酒」

お酒好きな従業員が多い場合は、アルコール類の贈り物も喜ばれます。創立年の高級ワインを贈る方法も素敵ですが、より記念日を盛り上げるなら彫刻入りのお祝いボトルもおすすめです。

お酒の販売業者の中には、周年のお祝いメッセージや創立記念日、社名などを彫刻してくれるところもあります。箱入りやラッピング対応もしてもらえるため、周年パーティーの場でも目立ちます。

中身は皆に振る舞えるうえ、残ったボトルも記念として飾ってもらえるのがメリットです。ワインや日本酒、焼酎など、幅広いお酒が彫刻サービスの対象となっています。会食の場でよく出ていたお酒は何か思い出しながら、喜ばれる1本を選びましょう。

実用性のある「便利アイテム」

贈り物で万人に喜ばれるものを選ぶなら実用性は外せないポイントです。店舗や事務所内で活躍する便利アイテムなら重宝されます。

実用性を重視すると、空気清浄機、ディスペンサー、コーヒーメーカーなどがおすすめです。コーポレートカラーやオフィスの内装に合ったものを選ぶと、活用してもらいやすくなります。

一方で実用性を重視したアイテムは、業務スタイルやオフィスのイメージに合わない場合もあります。大きすぎるものやカートリッジが必要なものは、置き場所やランニングコストにも困るため、贈った後のことも考えて慎重に選びましょう。

実用性のあるものを贈りたいものの、何が良いのか決まらないときは、カタログギフトを候補に加えてはいかがでしょうか。取引先の方が欲しいもの自由に選べるため、気遣いを感じてもらえます。

気軽に受け取ってもらいやすい「お菓子」

お菓子はまとまった量を贈りやすいうえ、消えものなので受け取った側が用途や置き場に困る心配もありません。おすすめは個包装のお菓子です。個包装なら従業員で共有しやすく、気軽に受け取ってもらえます。

焼き菓子なら賞味期限も長く、従業員の出張が多いオフィスでも喜んでもらえます。

また、1周年や2周年など浅い周年にも贈りやすいこともお菓子の良さといえるでしょう。

まとめ

周年祝いが遅れたとしても、しっかり謝罪をしたうえで贈り物を届ければ、相手先にも誠意が伝わります。

周年祝いの贈り物で胡蝶蘭をお探しの方は「京都花室 おむろ」にご相談ください。京都花室 おむろは、65年以上にわたって生花を取り扱ってきた老舗です。全国の生産者のもとを店主が訪ね、高品質な胡蝶蘭のみを厳選しております。

定番の白はもちろん、黄色や紅白などの胡蝶蘭も豊富に取り揃えておりますので、贈る相手に最適な祝い花をご用意できます。

お祝いなら胡蝶蘭通販の「京都花室 おむろ」