女性への昇進祝いを選ぶ際に4つのポイント
一般的に昇進祝いを贈る機会は一生のなかで何度も経験するものではありません。そのため、初めて昇進祝いを贈る人も多いのではないでしょうか。どのような点に気をつけて選べば良いのか、ここで紹介する4つのポイントを参考にしてみましょう。
相手の好みや趣味に合うものを選ぶ
昇進祝いに限りませんが、プレゼントは相手の好みや趣味に合わせるのが基本です。親しい間柄であれば、事前に欲しいものはないか聞いておくと良いでしょう。同僚や友人など、周りの人から聞いてもらうのもおすすめです。
サプライズで渡すのであれば、贈る相手が身につけているものや言動などを注意深く観察して、どのようなアイテムが欲しいのか想像してみると良いでしょう。
基本的にはどのようなプレゼントであっても、真剣に考えて選んでくれたものであれば喜ばれるものです。
実用性が高いものを選ぶ
仕事とプライベートの両方で活用できる実用性の高いアイテムも喜ばれます。特に昇進祝いは仕事に関するお祝いであるため、手帳やボールペンといったビジネスシーンで使えるアイテムは人気です。
実用性が高いものを選ぶ際は、機能面だけでなくデザインや色にも気を配って選びましょう。
お祝いらしい華やかなものを選ぶ
昇進祝いは特別なお祝いであるため、華やかで高級感がある贈り物も良いでしょう。女性に贈るならフラワーギフトやファッションアイテム、ワインなど、華やかなアイテムが人気です。華やかな贈り物はお祝いの気持ちも伝わりやすく、喜ばれるでしょう。
昇進祝いにふさわしくないものを避ける
昇進祝いに贈る物とし、以下はふさわしくないといわれています。
・時計や文具:「精進してください」と捉えられる
・ベルト:「気を引き締めて」と捉えられる
・靴や靴下:「相手を踏みつける」「相手を見下す」と捉えられる
・金品:「お金に困っている」と捉えられる
特に目上の人や取引先の人への昇進祝いは、失礼にならないよう配慮が必要です。
女性への昇進祝いにおすすめのギフト5選
実際に昇進祝いを贈るとなると、どのようなものを選んだら良いのか迷ってしまうのではないでしょうか。ここでは、女性の昇進祝いにおすすめのギフトを5つピックアップして紹介します。
フラワーギフト
女性の昇進祝いでは華やかなフラワーギフトが人気です。フラワーギフトにもさまざまな種類がありますが、花の種類は季節や相手の好みに合わせて選ぶと良いでしょう。
定番の花束のほか、お世話の手間がかからないプリザーブドフラワーや胡蝶蘭などを選ぶのもおすすめです。
昇進祝いで胡蝶蘭を贈る際は「京都花室 おむろ」をご利用ください。大輪~ミディサイズまで用意しています。ミディでも信楽焼陶器入りの商品を選べば、高級感がありビジネスシーンでの贈り物にも最適です。
色も白・ピンク・紅白・黄色など豊富に取り揃えているため、贈る相手の好きな色を選べます。
ビジネスグッズ
昇進祝いはビジネスシーンで使えるアイテムも喜ばれます。ビジネスグッズといえば、名刺入れや手帳、万年筆などが定番です。ブランドものの名刺入れや手帳を選べば高級感を演出できますし、上質で耐久性もあるため長く愛用できるでしょう。
万年筆は一般的なボールペンとは違う書き心地の良さを体感できます。昇進して気持ちを改めて仕事をするのにぴったりです。
ビジネスグッズを贈る際は、相手の働き方に合わせたものを選ぶのがポイントです。
「営業職の人には名刺入れ」「在宅ワークをしている人であればブランケット」といったように、相手の仕事内容と働き方も把握したうえで、何がふさわしいか検討してみると良いでしょう。
リラックス・スキンケアアイテム
仕事の疲れを癒せるリラックスアイテムや、美容への関心が高い女性にスキンケアアイテムを贈るのもおすすめです。スキンケアアイテムとしては、ブランドのハンドクリームやボディークリームなどが挙げられます。普段使いできるアイテムを選ぶと良いでしょう。
リラックスアイテムは入浴剤やルームシューズ、リフレッシュミストなどが挙げられます。疲れた身体と心を癒すようなアイテムを選んでみてください。
スイーツ・グルメ
グルメが好きな女性には、お祝いにふさわしく、見た目が可愛いスイーツを選ぶと喜ばれるでしょう。お菓子は受け取る側の負担になりにくいため、贈り物に迷ったときはおすすめです。
スイーツやグルメは家庭内でも楽しめるため、家族と暮らしている人にもぴったりです。とはいえ食べ物には好き嫌いがあるため、贈る相手の好みについて事前に調べておくと良いでしょう。
もし食の好みが分からなければ、カタログギフトを贈って相手に選んでもらうのもおすすめです。
お酒
お酒が好きな人であれば、「祝い酒」としてお酒を贈るのも良いでしょう。祝い酒の定番である日本酒には縁起の良い名前がある銘柄が多く売られています。日本酒のほか、ワインやシャンパンを選ぶのもおすすめです。
ボトルに名前やメッセージを入れる「名入れ」ができるものもあるため、世界にひとつだけの特別なプレゼントを贈りたい場合は名入れをしてみましょう。
ただ、飲めないお酒を相手に贈ると失礼にあたるため注意してください。事前に相手の好きなお酒を調べておくことが大切です。
女性に昇進祝いを贈る際の一般的なマナー
昇進祝いにはマナーがあります。女性に昇進祝いを贈る際は、ここで紹介するマナーに注意しましょう。
予算に気をつける
昇進祝いは贈る相手との関係性に見合った金額のものを選ぶようにしましょう。あまりにも値段が高いものを贈ると相手に負担をかけてしまいます。かといって値段が安いものを上司や目上の人に贈れば失礼にあたるおそれもあります。
昇進祝いの相場は以下のとおりです。
・職場の上司や同僚:3,000円〜10,000円
・親しい友人:5,000円前後
・複数人と連名:合計して10,000円〜30,000円
・家族:10,000円〜30,000円
社内の人や友人と複数人で数千円ずつ集めて贈るケースもあります。その際は贈り物の値段を相談して決めると良いでしょう。
昇進祝い用の熨斗(のし)を掛ける
お祝いの贈り物には熨斗を付けるのがマナーです。水引は紅白か金銀の蝶結び、本数は3・5・7の奇数がふさわしいとされています。蝶結びは「何度繰り返しても良い」という意味合いがあります。
表書きには「御昇進御祝」または「祝御昇進」と記載しましょう。表書きの下部は、個人で贈る場合は自分の氏名を記載します。複数人で贈る場合は右から目上の人順に記載しましょう。4人以上の場合は全員の名前を記載せず、「〇〇部 一同」などと記載します。
昇進の正式な発表後に贈る
家族や友人、同僚の昇進を知った際に、すぐにお祝いしたくなる人もいるでしょう。しかし、昇進の正式な発表前に贈り物をするのはマナー違反とされています。公示されてから1週間〜10日前後までに贈るのが目安です。
昇進祝いを贈るタイミングや内容は、周囲の人に相談するのも良いでしょう。社内のルールで「派手に祝わない」「お祝いは全員で贈る」などと決められている場合もあります。
また、周囲には昇進できずに悔しい思いをしている人もいるかもしれません。昇進祝いは周りに配慮して贈るようにしましょう。
まとめ
女性に贈る昇進祝いは、フラワーギフトやビジネスグッズ、リラックス・スキンケアアイテムなどが人気です。お祝いらしい華やかなもの、実用性が高いものを選ぶと喜ばれるでしょう。
昇進祝いは正式な発表があってから1週間〜10日前後で贈るようにし、早まらないように気をつけてください。また社内ルールを確認するほか、周りにも配慮しましょう。