ミニ盆栽(京紅葉)のお手入れ・管理方法について!初心者でも簡単な育て方のしおり

春は青紅葉、秋は赤く色づく紅葉など、京都の四季の移ろいを気軽にお部屋で楽しめる、おむろの京都小鉢シリーズ(ミニ盆栽)の京紅葉。お手入れも簡単で育てやすく、毎年人気の盆栽です。 綺麗な葉の色づきを毎年楽しむためには、どのようなお手入れをすればよいのでしょうか。


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京都の秋の観光名所をイメージした、数量限定の京紅葉盆栽

京都花室 おむろの取り扱う京都小鉢シリーズ(ミニ盆栽)の中でも人気の高い京紅葉シリーズ

世界遺産 仁和寺や嵐山、高雄などで有名な京都の紅葉をイメージして、おむろの専属契約の生産者と作り上げた、期間・数量限定のオリジナル商品です。

紅葉は古くから日本で親しまれてきた落葉高木で、春の新緑から初夏の青紅葉、秋の紅葉、冬の落葉まで四季折々の美しい姿を見せてくれます。

おむろの京紅葉シリーズなら、初心者の方でも簡単なお手入れで何年にもわたってご自宅で楽しむことが出来ます。

今回は、京紅葉シリーズのお手入れで注意すべきポイントについてお伝えしていきます。

水やり・置き場所について

一般的な盆栽よりも、難しい手入れは一切不要の京都小鉢シリーズ。基本的には水やりと数回の肥料だけで、毎年紅葉をお楽しみいただけます。

ここでは特に重要な水やり・置き場所・管理方法についてお伝えします。

水のあげ方

・土の表面が白く乾いたら、鉢の底穴から流れるくらいたっぷりとお水を与えてください。苔がある場合は、苔を持ち上げて土の状態をご確認ください。

・水を好むため、表面が乾くたびにたっぷりと与えましょう。

・お水やりの際は、根元だけでなく葉にもお水がかかるように与えてください。(※葉水)

 

置き場所について

京紅葉シリーズは、例年5月の新緑~11月頃の紅葉までお楽しみいただけます。

・基本的に屋外での栽培がおすすめです。必ず戸外の日当たりと風通しの良い場所で育ててください。

・室内でのご鑑賞は、冷暖房の風が直接あたらないようにしてください。

・夏場は葉焼けを防ぐために、直射日光のあたる場所は避けてください。(※夏は日差しが強いため、半日陰の場所がベストです)

 

秋の紅葉を楽しむために

秋の紅葉の色づきを楽しむためには、昼夜の寒暖差が必要です。紅葉時期は環境により変動しますが、一般的には最低気温が8℃になると紅葉が始まり、5~6℃以下になると色づきが進むと言われます。そのため、必ず秋は戸外の霜や寒さに当てるようにしてください

なるべく自然環境に近い環境で管理すると良いでしょう。

剪定・肥料・植え替えについて

美しい紅葉を楽しむためには、こまめな剪定・肥料などのお手入れも必要になります。

ここでは、次に大切なこれらのお手入れ方法についてお伝えします。

樹形の整え方

・まず、左写真の通り、紅葉の葉は対になって生えています。枝元から最初の葉の対までを1節と数えます。長く伸びた不要な枝は、新しい枝が伸びるたびに1~2節を残して丁寧に切り落としてください。

・切り落とす位置は、右写真のようになるべく葉の対のすぐ近くで切るようにしましょう

・こまめに細かい枝を整えることによって新芽がきれいに出て、葉の大きさが同じくらいに揃い、見栄えも良くなります。

 

肥料について

肥料(玉肥など)は春の新緑と秋の時期に与えてください。有機性の固形肥料がおすすめです。

 

植え替え時期ついて

地植えや別鉢への植え替えなどは、2月頃に行ってください。

▼詳しい植え替え方法についてはこちらの記事をご覧ください。

ミニ盆栽の植え替えに挑戦!方法や時期、最適な土の種類などについて解説

 

万が一、葉が枯れてどうしようもない時は?

せっかく綺麗についた葉がもし枯れてしまった場合について、対処法をお伝えいたします。

あまりおすすめの方法ではありませんが、どうしても葉の状態が気になる場合は一度ついている葉を全て取ってください※全刈り)。数週間ほどで新しい新芽がでてきます。

しかし、タイミングによっては新芽が出ない場合があるので注意が必要です。

※全刈りの適切なタイミングについては、お気軽に店舗までお問い合わせください。

京都小鉢シリーズ(ミニ盆栽)なら「京都花室 おむろ」

病気・病害虫対策について

綺麗な状態で紅葉盆栽を育てていきたい場合、かかりやすい病気や害虫についても知っておく必要があります。

ここでは、主な病気・害虫とその対処法についてお伝えします。

病気

うどんこ病

うどん粉病は主に梅雨頃に発生しやすく、葉の表面にうどん粉を振りかけたように白い斑点が付く症状です。紅葉の色づきを妨げ、変色させてしまいます。

また、何度も葉を刈ることで葉が弱り、うどん粉病にかかりやすくなる恐れがあります。

・対処法

日頃から日当たりと風通しの良い環境下で管理します。また、まんべんなく葉全体に日光が行き届くように、葉の量を調節するなどこまめに通気性にも気を付けると良いでしょう。

 

すす病

成熟した葉に発生しやすい病気で、葉の表面に黒いすすを被ったような症状が現れます。

・対処法

こちらも、日頃から日あたりと風通しの良い環境下での管理により防ぐことができます。

 

病害虫

アブラムシ・テッポウムシなど

新芽や若い葉にアブラムシが発生したり、幹をテッポウムシ(カミキリムシ)が食害することがあります。幹に穴が空いているのを見つけた場合は、穴の周りに木くずのような虫糞があるかを確認します。もしある場合は、穴の中にテッポウムシがいる可能性が高いです。

・対処法

混合剤(殺虫殺菌剤)などの薬剤を散布することで病気も防ぐことが出来ます。

また、幹に穴が空いている場合は、穴が浸水するまで盆栽を水に浸け置きし、中の幼虫を溺死させて駆除します。

お部屋で四季の移ろいを楽しみたいなら、「京都花室 おむろ」のミニ盆栽

ご自宅やオフィスなどで気軽に京都の四季の移ろいを感じていただける、「京都花室 おむろ」の京紅葉シリーズ

初夏の新緑・秋の紅葉とシーズン毎のお花見が年間を通してお楽しみいただけます。

創業65年以上の歴史をもつ老舗ならではのネットワークを活かし、契約した専門技術を持つ生産者と長年の歳月をかけて作り上げた実現した完全オリジナル商品です。

経験豊富な専門職人が数年の歳月をかけて丹精に育てているため、生産数量は限定されており、毎年、数量限定での先着順での販売になっています。

おむろの京都小鉢シリーズ(ミニ盆栽)は、従来の盆栽のイメージとは異なり、樹形の剪定など難しい手入れは一切不要です。園芸初心者の方でも、簡単なお手入れだけで四季折々の風景をお楽しみいただけます。

京都の四季を彩る代表的な植木をピックアップし、ご家庭でも楽しんでいただけるミニチュアサイズの小さな鉢植えにしてお届けします。

シーズンになると観光などでご覧になられるように春には新芽を、初夏には新緑を、秋には紅葉し冬には寒樹をと、室内でも京都の四季を感じていただけます。

また、鉢のサイズを調整することで、お望みのサイズまで育てることができます。

1955年からの創業の実績と経験をもつ店主が、専属契約している京都の生産者や日本全国の生産者のもとに何度も足を運び、目と手で確認したもののみをご用意しています。そのため、年間を通して季節に合った高品質のミニ盆栽をお届けできます。

弊社では、メッセージカードを無料でお付けしています。大切な方への贈り物に一言添えることで、気持ちをより伝えることが出来ます。

大切な人にお花を贈るなら、四季を楽しむ京都花室 おむろの京都小鉢シリーズ(ミニ盆栽)がおすすめです。

お祝いなら胡蝶蘭通販の「京都花室 おむろ」

まとめ

京都小鉢シリーズの中でも人気の京紅葉シリーズ。手ごろなサイズ感でお土産やギフトにもおすすめです。

育て方などご不明な点がございましたら、お気軽に当店までお問い合わせください。

 

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