【永久保存版】胡蝶蘭を受け取ったらやるべきこと!お手入れ方法や病気・処分などについて

お祝いなどで頂いた胡蝶蘭は、どうすれば良いのでしょうか。この記事では、受け取った後のお手入れ方法や二度咲きの方法、注意すべき点、さらに処分に困った時の方法まで解説いたします。


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胡蝶蘭を受け取ったら、まずは飾る準備を


お祝いなどで胡蝶蘭を受け取ったら、まずは以下の3つの項目を行ってください。

立札を正面から見えるようにセットする

まずはお店や会社のロビーなどのお花を飾りたい位置を決めます。次に、頂いた胡蝶蘭に付属している立札を、胡蝶蘭の株の根元に正面から見えるように差し込みます。

立札にはお祝いの言葉と贈り主の名前が書かれているため、お祝いごとをまわりにアピールするとともに、贈られる相手の方の交友関係やステータスを周囲に示すのにも役立ちます。

また、贈り主側にとっても周囲に自分の名前をアピールできるため、双方にメリットのある働きをもたらします。

背面で支柱を固定している紐を取り外す

胡蝶蘭の後ろをよく見ると、苗を支えている支柱と支柱の間に紐(テープ)が張られています。これは、輸送の際にお花の型崩れを起こさないようにするためのものです。

無事に胡蝶蘭が届いたら、この紐は取り外しても問題ありません。ただし、支柱は苗を固定している本体になるため、お花が終わるまで抜かずにそのままにしておきましょう。

水やりの際は必ず葉の根元(ポットの中)に与える

胡蝶蘭は水やりの頻度は毎日の必要はありません。頻度の目安は、だいたい1週間~10日に1回程度です。

胡蝶蘭は花の苗1本ずつがポットに植えられて鉢の中に入っています。

2本立の胡蝶蘭の場合、2つの株(ポット)が植わっています。 3本立の胡蝶蘭であれば3つの株が、5本立であれば5つの株が1つの鉢の中に入っています。

水をあげる際は、1株ごとにポットの中にきちんと入るようにあげて下さい。ポットがない場合は、株元にあげるようにしましょう。

※鉢には水を逃がすために底穴に穴があいており、そのまま水やりをすると床に水が漏れてしまいます。

※ラッピングをそのままにしておきたい場合は、水を逃がせるように底面の中央に穴をあけてください。

 

▼より詳しい水やりの回数・お手入れ方法などはこちらの記事をご覧ください。

【胡蝶蘭の育て方】お手入れ方法や置き場所などの注意点を解説

簡単なお手入れ方法について

胡蝶蘭は、正しい環境とお手入れ方法で管理すれば2~3ヶ月ほど美しいお花を楽しむことができます。

こちらでは、日々のお手入れ方法についてお伝えします。

置き場所

胡蝶蘭はエアコンの風が苦手です。花がしおれ、つぼみが落ちてしまう可能性があるためエアコンの風が直接あたる場所は避けましょう

また、排気ガスなどの当たる場所や、果物の近く(エチレンガスが花をしおれさせます)も避けましょう。

温度

18℃~25℃が理想です。亜熱帯原産の植物のため、最低で5℃、最高で30℃が限界です。胡蝶蘭が快適な環境=人間も快適と思う環境です。ご自身に置き換えて、心地よいと思う環境に保管してあげるのがベストです。

できるだけ一定の温度を保つようにしましょう。秋・冬は特に乾燥するため、加湿器などで湿度が下がりすぎないように調整してください。

日当たり

直射日光は厳禁です!室内のなるべく明るいところに置き、日光はレースのカーテン越しに当てるようにします。

明るい場所に置けば、花もちも大変よくなるため置き場所に工夫しましょう。

水やり

水やりの頻度はだいたい1週間~10日間に1回程度で十分です。冒頭でもお伝えした通り、胡蝶蘭が植えられている株元(ポットの中)に与えます。

ポットの根元を触り、奥まで乾燥していればお水をあげてください。湿っている場合は不要です。

肥料

お花が咲いている間は特に必要はありません。

 

▼その他注意すべき病気や対処法・詳しいお手入れ方法などはこちらの記事をご覧ください。

【胡蝶蘭の育て方】お手入れ方法や置き場所などの注意点を解説

二度咲きの方法について

胡蝶蘭は、何度でも花を咲かせることのできる生命力の強いお花です。お花が終わった後に二度咲きを楽しむにはどのようなお手入れをすればよいのでしょうか。

支柱を丁寧に取り外し、ポットから引き抜く

お花が終わったら、胡蝶蘭の苗を支えている支柱を丁寧に取り外し、ポットから引き抜きます。二度咲きからは支柱は不要になりますので、破棄します。

一番下から4つ目の節の少し上で切る

お花の苗の一番下の節から数えて4番目の節、または5番目の節の1.5cmほど上を斜めに切ります

必ずお花が数輪ついている状態でカットしましょう。お花が全て落ちてしまうと、養分不足で次のお花を咲かせない可能性があります。

葉も綺麗な状態のものだけを残し、黄色くなったものや腐ったものは切り取ってください。

同様にお手入れし、肥料を与える

置き場所・日光・水やりなど、お花が咲いていた時と同様にお手入れします。

肥料は月に1回程度、洋ラン専用(水で薄めるタイプ)の肥料を与えてください。寒さに大変弱いお花のため、冬の温度管理に気を付けてください。

 

▼詳しい二度咲きの方法・過程などは、弊社の京都 おむろ胡蝶蘭で挑戦したこちらの記事でも解説しています

おむろ】の胡蝶蘭で二度咲きを楽しもう!お花が終わってもまた咲かせられるポイントとは?

胡蝶蘭の処分に困ったら…

最後に、胡蝶蘭を楽しんだ後の方法についてお伝えします。やむを得ずお花を片づけたいと考える方もいることでしょう

廃棄・処分という手もありますが、こちらではリユースのサービスについてご案内します。

胡蝶蘭引き取りサービスを使う

胡蝶蘭をあまり手間をかけずに処分したい場合は、引き取りサービスを利用するのがおすすめです。買取が難しい状態の胡蝶蘭でも利用できます。

オーキッドリユース」は、胡蝶蘭の再利用に積極的に取り組んでいます。

具体的な再利用の方法は、主に養護施設や児童施設などへのプレゼントです。やや状態が悪くなっている胡蝶蘭でも、再び開花させてから利用しています。

また、「京都花室 おむろ」で購入した胡蝶蘭なら無料でリユース可能です。不要になった胡蝶蘭を引き取ってもらいたい場合には、ぜひオーキッドリユースをご利用ください。

 

▼その他、胡蝶蘭の引き取りや廃棄などについてはこちらの記事でも解説しています。

胡蝶蘭の処分はどうする?廃棄や引取、買取などの方法を紹介

綺麗で長持ちのする胡蝶蘭を贈るなら「京都花室 おむろ」がおすすめ!

立派で花つきのいい、長持ちする胡蝶蘭をお探しの方は是非京都花室 おむろをご利用ください。創業65年以上の歴史をもつ老舗であり、花き卸売市場や問屋では流通しないといわれる、特級や特Aなどの最高ランクで高品質の胡蝶蘭をご用意しているため、数ヶ月程度は花落ちがほとんどしない姿で鑑賞できます。贈り先に見劣りしないお花を贈ることが可能です。

胡蝶蘭は1955年からの創業の実績と経験をもつ店主が、専属契約している京都の生産者や日本全国の生産者のもとに何度も足を運び、目と手で確認したもののみをご用意しています。そのため、年間を通して高品質の胡蝶蘭を安定的に365日ご用意することが可能です。

京都花室 おむろでは、一般的に有料とされる和紙ラッピングが無料です。立札・送料をはじめ、お届け商品の写真報告サービスも無料で提供しています。

また、弊社では高価な胡蝶蘭が美しいまま廃棄されている現状を重く受け止め、胡蝶蘭を販売して終わりではなく、胡蝶蘭を販売して終わりではなく、販売後のことも考える胡蝶蘭回収サービスオーキッドリユース」を提供しています。

処分だけでなく、自然にも人にも優しい選択肢で胡蝶蘭のSDGsに積極的に取り組んでいます。

お困りの際は是非こちらも併せてご利用ください。

その他、お花の種類や立札の書き方、マナー等に迷った場合も、お電話やメールで丁寧にご案内いたします。

お祝いなら胡蝶蘭通販の「京都花室 おむろ」

胡蝶蘭の処分にお困りなら「オーキッドリユース」

まとめ

華やかでお花を長く楽しめるお祝いの定番花・胡蝶蘭。ただし、定番だからこそ他の方とは差をつけた高品質なものを贈りたいものです。

お花に自信のあるお店なら、ご提案からアフターフォローまでしっかりサポートしてくれます。大切な方へ美しい胡蝶蘭を贈って、お祝いの気持ちも長く楽しんでもらいましょう。